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dimanche 30 avril 2006

アマレーナと紅茶の王子様

 今日はお休み。あの毒々しい抗生剤はよく効くようで、のどの痛みがぐっと改善した。そこで思い立ってふらりと芦屋へ。

 イタリア菓子の店、アマレーナ。駅から程近い庭付きの一軒家。週末限定で、庭でカフェもやっているようだ。気候もよいし、庭のテーブルに座ってエスプレッソと、ずっと食べたかったカンノーロを食べた。さくっと油の香りもよく揚がった皮の中身は、ドライフルーツと蜂蜜を使った甘いリコッタのクリーム。生地は香ばしく、クリームも甘くなめらかで、とてもおいしい。ついついもう一つくらいは食べたくなる。

 土・日・祝限定で焼いている、スフォリアテッレ。二枚貝のような形に焼いた、パイのような南イタリアのお菓子。このお菓子、ずいぶん前にイル・パッパラルドがパスティッチェリーアを併設していた頃にそこで見かけて以来、どこのお菓子屋さんでもパン屋さんでも見かけたことがない。生地の層は一枚一枚がとても薄く、手が切れそうなくらいエッジが鋭い。まるで地層のように、等間隔に美しく層が並んでいる。食感はさくさくを通り越して、パリパリ、バリバリ!中身はオレンジピールのたっぷり入ったリコッタ入りのアーモンドクリーム。バターの香りも豊かで、甘くとてもリッチな配合だ。これも本当においしい。

 イタリア菓子はあまり売っているところがないので(わたしの知る限り京都ではないようだ)、遠出して買いにくる値打ちはあると思う。焼き菓子もたくさんあったのでいくつか買ってみた。ああ、でもスフォリアテッレは土・日・祝のみなんて・・・。たいていは仕事をしているのでほとんど買いには行けないなあ。今日は千載一遇。

 次はバスに乗って、さんこさんとえさえさんお気に入りの、紅茶の王子様の店、uffuへ。知らない街の知らないバスに乗るのって楽しいな。芦屋ってほんとに山の方へ向かうほど家に高級感が増すのねぇ・・・。

 午後12時、お茶の時間には少々早く、店内は貸切状態。スコーンホイップクリームとブルーベリージャムで。蜂蜜も選べる)と、セイロンティー(詳しい茶葉の名などは失念)をミルクティーで。スコーンも、欲を言えばクロッテッドクリームが欲しかったけれど、おいしかったし、もちろんお茶もとてもおいしい。いったいどうして入れたらあんな香り立つお茶になるのか・・・。十分こくや香りはあるのに渋すぎもせず、しかもミルクに負けない。紅茶の王子様に平伏。ポットにたっぷりサーブされるお茶で、静かでゆったりとした時間を過ごした。

 結局今日もお昼ごはんはお菓子に(笑)。楽しいな、芦屋。

 *パスティッチェリア アマレーナ

  芦屋市業平町1―5

  TEL 0797-35-5516 水休

 *ufu(ウーフ)

  芦屋市朝日ヶ丘町28-25

  TEL 0797-38-4788 月休(祝日の場合は営業)

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samedi 29 avril 2006

御旅(おたび)に行く

 今日、屋外でお昼を食べていると・・・。とんびに襲われ、まだ一口も食べていなかったベイクドチーズケーキを掻っ攫われた!!おのれとんび!猛禽なら肉を食え!!

 瞬く間に数羽のとんびに食い尽くされるチーズケーキ。おこぼれに与ろうとカラスやスズメまでがやってくる。まだ狩れるものをわたしが出さないかとじっとわたしを包囲し見詰めるとんび達・・・。一瞬のことだったのでしばらく何が起こったのかわからなかった。今まさに食べようとしていたお菓子を取られてとても悔しかったが、猛禽類は好きなので、そのかっこいい狩には脱帽。実に素早く、的確に、その鋭い爪で獲物をさらって行く。食べ物を狙ってくるのはカラスや猿ばかりではないんだね。とんびが上空にいるときは要注意だ。

 さて。うちは、伏見稲荷の氏子である。4月23日から、5月3日まではその伏見稲荷大社のお祭り、稲荷祭である。五基の神輿に神様がお乗りになり、油小路東寺道にある御旅所に10日余りお留まりになる。神様が氏子地域を旅されるので「御旅」。今は昔ほどのレジャー性はなくなったが、毎年4月29日には「お千度」といって、町内揃って御旅所に参拝する行事もある。今はもうないが、昔は敷地内に古い集会所のようなものがあって、そこでお弁当やらお酒やお菓子を持って町内で集まって楽しむという行事があった。御旅にはたくさんの屋台が出るので、子供の頃はそれがとても楽しみだった。夜は夜でほぼ毎夜のように祖母や両親に御旅に連れて行ってもらった。今と違って昔はそういう「お祭り」というものの位置付けはとても重要であったので、祖母が元気な頃は、毎年必ず鯖寿司をたくさん作っては親戚や近所に配ったりもしていた。

 長じてからは何かと多忙になったこともあり、長くそういった行事から精神的にも遠ざかっていたけれど、数年前からはまた、必ず御旅の期間中に一度は御旅所に参拝するようにしている。子供の頃はあんなに広く感じた御旅所が案外狭いものであるのも感慨深い。数は減ったとはいえ、露店もやはり出ていて、そこそこ人も集まっている。しかし大好きだったたこせんべいの屋台や、はっかパイプの屋台はもうない。この御旅所も、子供の頃の思い出が、わんさと詰まった場所なのである。

 もちろん今年も今日、お参りを済ませてきた。そして、夜7時30分から奉納される重要無形民俗文化財である、中堂寺六齋会の六齋念仏踊りを見てきた。ちょっと退屈なのかな、と思いきやさにあらず。ちょっとゆるい進行ながらも子供から大人まで、なかなかのものを見せてくれる。少年少女が交代交代に四つ太鼓を打ち鳴らし、ドラムテクニックを披露したり、二人一組の獅子舞が、アクロバティックな演技を披露したり、いわゆる「辛気臭さ」をあまり感じない。1時間ほどの時間も楽しんで見られた。中堂寺地域の、光徳小学校には、六齋クラブというクラブ活動もあるそうで、地域を挙げて伝統芸能の保存と継承に取り組んでおられるようだ。

 さて、お祭りなので・・・というのはたぶん言い訳であるが、以前お神酒として神棚に上げた、Photo_5

ラルマンディエ・ベルニエ ロゼ・ド・セニエ プルミエ・クリュを飲んだ。このボトルの濃い色は、ボトルの色ではなく中身の色である。ボトルはきれいなすりガラスだ。ロゼというより、赤のシャンパーニュと言ってもいいくらいの濃い色である。泡はかなり元気がいい。一見炭酸のぶどうジュースを思わせるけれど、甘くはない。香りもよく、フルーティーではあるけれどすっきりしたシャンパーニュだ。

 風邪薬飲んでて大丈夫かなと案じつつ「アルコールでのどを消毒」といううちの父が多用するベタな言説。

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vendredi 28 avril 2006

耳鼻科

 花冷えと言うには少し寒すぎる気候が続いたせいか、風邪をひいたようですっかりのどをやられてしまった。火曜日に耳鼻科へ行ったのだが、もうひとつすっきりしないのでゴールデンウイークで休診になる前に、半休もらってもう一度診てもらいに行った。

 風邪には耳鼻科。まあ、人にもよるし、風邪のタイプにもよるのだろうけれど、わたしの場合、風邪には内科より耳鼻科がよい。たいてい始まりはのどか鼻で、特にのどと鼻の間がいつもひどくやられる。耳鼻科なら、のどにダイレクトに薬を塗ってもらえる(相当痛いけど)し、鼻吸入、のど吸入、薬を鼻やのどに噴霧、と秘孔を突くように、アタッと治療を行ってくれるので、内科へ行ったときのような隔靴掻痒感がなくて具合がいい。

 今日も鼻・のどの薬噴霧、のど吸入、さらに今日は鼻吸入のメニューも加わって、注射はなかったからフルコースとはいかなくても、プチコースくらいはやってもらった。Photo_4

 アベロックス錠400mg。薬も変わって、今までかわいらしいのを3種類飲んでいたのが、こんな毒々しい色でしかも粒の大きい抗生剤を含めた6種類に倍増してしまった。ほかにもビタミン剤かじってるし、薬漬け。

 世に、「わたしは薬は飲まん!自力で治す!」という人は多いようだが、わたしはけっこう薬は飲む方。幸い薬物アレルギーもないので、しっかり飲んでさっと治した方が体の負担は軽いような気がするから。今回、あと5日で完全治癒を目指している。

 さて、明日からゴールデンウイーク。皆さんの楽しい報告が楽しみだ。

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mercredi 26 avril 2006

ル・モニュマン・ブルー

 久しぶりにO殿とル・モニュマン・ブルーにベルギー・ビールを飲みに行った。やっぱりここはよいお店。ビールはもちろんのこと、食べ物も充実していて味もよく、安い。以前よりもメニューはさらに種類が増えている。ただ、不思議なことに、ベルギーなのに、ムール貝はちゃんとあるのに、フリットがない。フリットとは揚げ芋のことで、ベルギーではたいへんポピュラーな食べ物である。専門の店や屋台もあって、からっと揚がった芋にマヨネーズをつけて食べるとこれがまたとてもおいしい。何でも、店によって味はかなり差があるようで、おいしく揚げるにはラードなどの動物性の脂を使ったほうがよいとか。中にはマヨネーズすら手作りしているところもあると聞いた。

 他のメニューは増えているのに、やはりフリットはないので、お店の人に聞いてみると、フライヤーがないのでなかなか難しいのだとか。オーナーはやりたい意向とのことらしいので、「強くリクエストします!」と二人して言っておいた(笑)。O殿とは2年前に一緒にベルギーに行って、いろいろなものを食べに食べた。ベルギーはやはり美食の国だということがよくわかって帰ってきた。

 ビールはまず、ヒューガルテンの樽生。小麦から作られた白くてさわやかなビールだ。そして、リンデマンクリークを。クリークというのはさくらんぼの味の赤くて甘いフルーツビールで、香りもしっかりしたさくらんぼの香り。甘くて、ビールという感じはあまりしないけれど、とてもおいしいものである。面白いのは、それぞれのビールに一つずつ対応したグラスがあること。それぞれ凝ったデザインのグラスは、見ているのも面白い。

 自家製田舎風パテ  肉の味しっかり。ワインにもよく合いそうな本格的なもの。

 グリーンアスパラとたけのこのフランドル風ソース  刻んだゆでたまごのソースがかかった暖かい前菜。ヨーロッパの春、という感じのアスパラガスに、日本の春の筍を添えて。筍もフランドル風のソースによく合った。

 玉ねぎのキッシュ

 ここの売りには何種類かあるキッシュもある。よく炒められた玉ねぎの甘味と香ばしい香りがとてもよい。

 鶏胸肉のワーテルゾーイ

 ごく軽いクリーム煮が、ワーテルゾーイ。脂肪を取り除いた胸肉でさらにあっさり。

 かりかりトリッパのさわやか和え

 かりかりに揚げたトリッパをパプリカ、トマト、玉ねぎ、きゅうりなどのたっぷりの野菜と和えたサラダ。

 タルト・フランベ

 薄くのばしたピッツァのような生地に、フロマージュブランと黒胡椒、生の玉ねぎスライスとベーコンを乗せて焼いたもの。かりかりと食もお酒も進む。

 カラオケ店の店内にいったん入ってから地下へ降りると、そこがお店。ケーキ類もあるし、マリアージュフレールの紅茶もある。簡単なコースもあり、しっかり食べることもできる。店内はわりと広く、奥にはソファ席もあって、くつろげる。あちこちに飾られたタンタンの絵もベルギーっぽくてかわいい。またちょくちょく来ましょう。またベルギーにも行けたらいいねぇ。

 *ル・モニュマン・ブルー

 京都市右京区西院西三蔵町13―1 マルクビル B1F

 TEL 315―7000 火休

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mardi 25 avril 2006

ダ・マエダ

 昨日の人事異動の内示ではわたしも含めて、だれも異動はなかった。まあこんなもん。

 さて、今日はさんこさんと、ダ・マエダで食事。しばらく休業しておられた間、シェフは農家で研修などなさっていたそうで、なるほど休業前とは少しお料理も違っていたよう。

 料理はメニューからあれやこれやと楽しく悩みつつ決定。「うちは量が多いですけど、たくさん召し上がります?」と尋ねられるけれど、そんなことはノープロブレム(笑)!!アンティパスト1品、プリモ2品、セコンド2品をシェアすることに。

 毎日頑張るさんこさんとの再会を祝してスプマンテで乾杯!ごまのグリッシーニをぽりぽり食べながら前菜を待つ。おいしそうな写真は、さんこさんのところで・・・。

 まだ胃←「真鯛」に変換したかったのにこんなのが出て来た。まだ胃がどうだというのだ?

 真鯛のカルパッチョ サラダ菜やトマトなど、鯛が見えないくらいに上に乗った新鮮な野菜のソース。ケイパーも入って、酸味のあるさわやかな味。サラダと言ってもいいかも。

 手打ちフェットチーネの春野菜の煮込みソース

 にんじん、えんどう豆、菜の花、わらび・・・などの春野菜のあっさりとした煮込みでパスタが和えてある。手打ち麺の柔らかな風合いがソースに合うようだ。野菜の風味はしっかりしているけれど、味は柔らかく、おなかにもやさしそう。

 ゴルゴンゾーラとポレンタとくるみのラザニア 干しいちじくのソース

 こちらは一転、塩味も強めのこってり(とは言っても油分がきついわけではない)、はっきりした味でボリュームがある一皿。甘い干しいちじくのソースも個性的。たしかプラムも入っていたかな?

 いかと鯛、春野菜と筍のグリル レモン風味のソース

 柔らかいいかと香ばしい鯛の上にはこれも驚くほどの野菜が。筍も、さっぱりしたソースと合う。

 子羊のロースト 粒マスタード風味

 このソースにもトマトがたっぷり。添えられた新じゃがにも子羊の香りが染み込んでいておいしい。

 パン フォカッチャ バゲット

 再開後のダ・マエダは、とにかく野菜の量がすごい。味もさることながら、「健康」という視点で料理を作っておられるようだ。また、驚いたのはドルチェである。すべて、精製糖、卵、乳製品を使わないマクロビオティックのドルチェばかりなのだ。

 カンノーリ バナナとプラムのクリーム

 チョコレートソースがかかっている。リコッタクリームじゃないカンノーリなんてどうなのかなあ・・・と思ったけれど、大丈夫。バナナであっさりとしたこくが出ている。

 りんごともちきびのタルト

 もちもちと噛み応えあり。

 飲み物は、わたしはエスプレッソ、さんこさんはなんと、たんぽぽコーヒー。見た目は紅茶の薄いようなの。味は、コーン茶とハーブティーを足したような感じで、コーヒーとはまったく違った飲み物。

 野菜嫌いの人には辛いと思うけれど、ちょっと変わったイタリアンが楽しめる店。特に、イタリアンでは唯一だろうとおっしゃる、マクロビのドルチェは、自然派の方やアレルギーの方には朗報だろう。

 さんこさんから、近江八幡みやげに、クラブハリエバウムクーヘンと新作焼き菓子、シトロンノワゼットをいただいた。ありがとう!これっておいしいよねぇ。

 楽しい食事ができました。さんこさんほんとにありがとう。明日からもお互い張り切って行きましょう。

 *ダ・マエダ

 京都市上京区千本通中立売上ル玉屋町36番地

 TEL 465―5258 木休 

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dimanche 23 avril 2006

オリヴィエさんの熟成チーズ

 この土日はあまりにも忙しくてぐったり。ただでさえ利用者が多い上に、記念行事などが立て続けにあるものだから、カウンターは大わらわ。ほんまにしんどかったなあ・・・。と、いつもは土日が終わるとほっとするのだけれど、今週はそうもいかない。明日は人事異動の内示が出る日。どうなることやら・・・。

職場のTさんより、大丸の地下のチーズ売り場にある、オリヴィエさんの熟成チーズがおいしいと聞いて、見に行ってみた。オリヴィエさんは、フランスはブローニュというところの有名なチーズ屋さんで、週1回くらいの割合で、大丸に限定入荷するのだとか。何種類かアイテムはあるのだけれど、どれも人気があって、すぐになくなってしまうのだそう。4種類ほどあったので、2種類を買ってみた。

 熟成コンテ  前に食べたことのあるコンテより、肉質は柔らかだけれど、味が濃縮されている感じ。売り場の方は、日本酒にも合うと言っていたけれど、確かに合いそう。

 フルムダンベール  まろやかなブルーチーズで、これもかびの具合や塩気、食感などトータルでとてもおいしい。Photo_3

 ワインはこれを。ドメーヌ・ミシュロ ブルゴーニュ シャルドネ 2004

 これおいしい!フルーティーな香りに少しクリームを足したような華やかな香りが心地いい。すっきりさわやか、ミネラル、といった感じではなくて、ほんのり甘くてふっくらまろやか。ブルゴーニュのシャルドネと言っても、いろいろなタイプの味があるのだなあと思う。

 チーズとの相性は、フルムダンベールととてもよく合った。反してコンテはあまり合わなかったようだ。コンテを食べてこれを飲むと、コンテのアンモニア臭が際立ってあまりおいしいとは思えなかった。何度か試すも結果は同じ(>_<)。

 さて、先日買えなかった風来坊の手羽先を7階でゲット。名古屋にはもう1軒、「世界の山ちゃん」という手羽先の店があって、好みが二つに分かれるのだそう。わたしの名古屋の友達は、風来坊派。名古屋で連れて行ってもらって以来の風来坊の手羽先。こしょうが効いてスパイシーでおいしいのでついつい食べちゃう。これにはビールなのかな?

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samedi 22 avril 2006

hohoemi

 荒神口シリーズ。荒神口と言えば、hohoemi?すこぶる評判のよいこの店に、しかしわたしは今まで行ったことがなかった。11時オープンなんて、遅番の日でも買いに行けっこないもんね。でもやっとhohoemiデビュー。

 カレーチキンのサンドイッチ  細かくほぐしたチキンをカレーマヨネーズで和えたサラダ。このサンドイッチの具はもともと好きなのだけれど、ここのはカレーの効き具合もちょうどよくてとてもおいしい。ひそかにくるみが入っていたのも許す。いつもなら、入ってるならちゃんと書いておいてよ~、とちょっと不機嫌になるけれど。

 レモンカードと生クリームのサンドイッチ

 レモンカード自家製、というところにひかれて買った。レモンカードにありがちな卵の臭みがまったくない。レモンパイに入っているおいしいレモンクリームのよう。甘いサンドイッチはそう好きでもないのだけれど、むっちりした耳まで柔らかい食パンとよく合っていた。

 シナモンロール

 とても細かなシナモンの層がきれい。上にかかった白いクリームもおいしい。

 プチパン(オレンジ)

 オレンジが控えめに香り、食事にもよさそう

 ブリオッシュのクリームパン

 クリームは自家製で、濃くておいしいが、これは生地がとてもよい。リッチでそれだけでもおいしい。

 この店のパンは皆、独特のむっちり感があってなおかつ口どけもよく、ちょっと変わった感じだけれど、それはそれでおいしいと思う。あとはベーグルが2種類冷凍してあるけれど、どんなのだか楽しみ!また買いに行きたいのだけれど、せめて10時くらいにはオープンしていてくれないものか・・・。

 *hohoemi

 京都市上京区荒神口河原町東入ル亀屋町128

 TEL 212―7727 木・第4水休

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vendredi 21 avril 2006

シェ・キクスイ

 強風が吹いて寒く、時折時雨の降る中、自転車を走らせ、所用のため荒神口近くまで行ったのでお昼にシェ・キクスイでハンバーグを食べた。

 じゃがいものポタージュ  カップで。かりかりのクルトンがたくさん浮いている

 サラダ  サラダ菜とさいの目のトマトのシンプルなサラダ

 ハンバーグ  フェットチーネ、キャベツ、にんじん、ブロッコリーのたくさんの付け合せ(ほぼ1人前のパスタのよう)の上にハンバーグが乗っているような感じ。ハンバーグのソースは見た目は照り焼きソースだが違う。肉汁のソースかな。付け合せのソースはバジルとオリーブオイルのソースとトマトソース。野菜が大量なのはいいこと。でも少し塩が控えめすぎるのか、付け合せの味がぼんやりしていたのが残念。量が多いだけにちょっとしんどかった。ハンバーグはおいしい。

 トマトのパン

 デザート  オレンジ風味のプリン 木苺入りのミルクのジェラート 洋梨のタルト アングレーズソースにブルーベリーが一粒

 デザートはどれもおいしい。特にタルトがよかった。

 コーヒー

 満腹の1500円。メインは3種類から選べる。デザートと飲み物なしならなんと950円。たぶんそれでも満腹になると思われる。

 *シェ・キクスイ

  京都市上京区河原町通荒神口下ル生洲町211―15

  TEL 252―2697

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jeudi 20 avril 2006

大丸での戦利品

 アナスタシアが京都の大丸の2階にもできた。アナスタシアとは、眉毛専門のサロンで、関西では今まで心斎橋の大丸にしかなかったのでこれまでかなり予約が取りにくかったのだが、京都にもできたとはありがたい。今日の夕方、京都店に初めて行ってみる。心斎橋のサロンのほうが、スペースはゆったりしているが、技術には差があるわけでもないので問題なし。京都店の方はまだ比較的空きがあるようなので、一度試してみたい人はチャンスかも。

 ここのお手入れは、骨格に合った眉の形を決めて、ワックスで抜くというものなので、わたしのようなぼんやりとした薄い眉でもラインがはっきり出るので気に入っている。逆にふさふさで濃くて困っているという人も、何度も何度も切りがない眉カットよりも効果的に整えられるかもしれない。

 終了後、7階でやっている全国美味逸品味めぐりという催しを見に行く。名古屋の風来坊の手羽先を買おうと思ったけれど、時刻は7時過ぎ。行列がすごくて無常にも最後尾には「売り切れ」の札・・・。無念!おいしいのに。時間もないのでゆっくりと見ても回れず、静岡のえび金桜えびのかきあげと米沢の後藤屋米沢牛すじ肉煮込みを晩ごはんのおかずにゲット。かきあげはオーブントースターで少し温めて塩で食べたが、さくさくとえびの香りが広がっておいしいし、牛すじはなにより肉の味がいい。いっしょに煮込んだ玉こんにゃくとごぼうにも、東北らしい濃い味がよく染みておいしかった。何気に買ったこの二品、なかなかのもの!

 東京のオリジンーヌ・カカオでお菓子を買う。一応やめとこうと思ったけどな(笑)。Photo_2

 手前・クレーム・ショコラ(?) ミルク  少し塩味のするまろやかなガナッシュ。

 奥・コリーヌ  この催しのためのオリジナルらしい。ローズマリーの風味をつけたホワイトチョコレートのムースの中には、きゅっと甘酸っぱいオレンジのクリームと甘くて濃厚なアプリコットのジュレ。底には何かナッツの粉を使ったざっくりとした生地。上には甘くてジューシーなアプリコットのコンポートに、薄いチョコレートの飾り。ローズマリーの枝が一枝。これはとてもおいしかった。それぞれのパーツがはっきりとした味を主張しながら互いを高めあって複雑な味のハーモニーを構成している。こういうタイプのお菓子は大好きだ。東京にはやはりおいしいお菓子が多いと思う。絶対的な物量の差だろうな。

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mardi 18 avril 2006

乙女なペティアン

    春の苑 紅にほふ桃の花 下照る道に 出で立つをとめ

 待ちに待った、穏やかな晴れの休日。O殿とともに遅ればせながら、ようやくお花見に出かける。行き先は植物園。今は園内も半木の道も、紅しだれが満開。桜の中では紅しだれが一番好きなので、とてもうれしい。紅しだれの林の中、美しいピンクの花のカーテンの下に座れば、それだけで幸せな気分。 Festejar Festejar2 Photo

 

 

                                                            ドメーヌ・ラ・ボエム フェステジャール ペティアン ナチュレ 2004

 ボジョレー・ヌーヴォーを作る、ガメイ種のぶどうで作ったロゼのペティアンなのだそう。ラベルもかわいいし、コルクじゃなくて、銀の王冠で蓋をしてあるのもキュート。色はロゼよりももう少し赤くて、少しだけふわっと白く濁っているのも、少女のほほの産毛のよう・・・。ぴちぴちとした泡も心地よく、さわやかな酸味とフレッシュなぶどうの香りに少し梅のような香りも・・・。温度が上がってくるとほんのり甘味も出て、まさに乙女なペティアン。日の光あふれる花の下で飲むにはぴったりの選択だったかも。

 食べ物は伊勢丹で買い込んだ。あれやこれやと二人で品定め。お出掛け前の買い出しって楽しいな(^^)。お惣菜やらパンやらチーズやらを少しづつ、品数多く。Photo_1

 紫野和久傳桜ちらし。もっちりした鮨飯の上には木の芽と細切りこんぶ。その上には桜鯛の切り身がぎっしり。京都和久傳のぐじの黒寿司と同じような料理。どちらもおいしいので好き。新鮮な白身がペティアンとも好相性。

 チーズは、クロミエ。ショーケースにワインとの相性のガイドがあって、ボジョレーと書いてあった。同じガメイなら合うだろうということで買ってみる。難なく合った。

 O殿の母上の手作り、筍のたいたん。筍を味噌でたいてあるのを食べるのは初めてだけれど、味噌の味が染みてとてもおいしい。さすが乙訓のたけのこ、香りがすばらしい。O家のお料理はおいしいのだ。あとはRF1のお惣菜にアンデルセンのパン。O殿より、菓子職人お抹茶焼き焼きチョコマカロン(ピスタチオ・フランボワーズ)

 同じ木の下におられた老夫婦とお話したり、なぜだか近くにやってきたおじさんに、秋田の菊姫(だったかなあ?)というお酒をもらってお返しにワインを差し上げたり、観光客らしきおばさまに話し掛けられたりしながら、4時間近くを桜の下で楽しく過ごす。

 その後園内を散策。桃の花も満開。でもここの桃は皆、八重咲きのハナモモで、こちらもきれいだけれど、わたしは一重の、実のなる桃のほうが好き。花芯のほうが少し赤い、濃いピンクの大き目の花。満開のときには辺りがぱっと明るくなって、その様子は、まさに「下照る」といった感じなのだ。植物園でもぜひ桃の林を作ってほしいなあ。果樹はいい。

 植物園はこれからがシーズン。あやめやしょうぶ、かきつばた、ばらにぼたんに、いろいろな花が咲いていく。だいぶ歩いてのどもかわいたので外に出る。半木の道を北上して北山へ。紅しだれのトンネル。北山通のペーパームーンカフェで休憩をして、カシスのペリエでのどを潤す。またおしゃべりの続き。なんでこんなにしゃべることがあるのかなあ(笑)。

 楽しかった休日。

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lundi 17 avril 2006

セラーが我が家に

 いい専門店が近くにあったこともあって、今までワインは飲みたいときに買って、買ったらすぐ飲む、2本買っても全部飲む、宵越しのワインは持たねぇ!などという、江戸ッ子みたいな感じでいたから、保存なんてあまり考えたこともなかった。むしろ、家には置いておかないのが旨だった。冬の間だけは何本か置いておくこともあるけれど、暖かくなるまでには飲み切っていた。今もストックが何本か・・・。でも毎日飲むわけではないので暖かくなるまでに飲み切るのはまず無理。

 先日ワインの初級勉強会に参加して、ワインも暖かいところに長く放置しておけば、どんどん品質が変化して、下手をすれば腐ってしまうということを実感し、さてどうしたものかと思っていたところ、師匠や先達の勧めもあり、ついに6本収納できる小さなワインセラーを買った。

 高いワインなどあるわけもないけれど、せっかく買ったのだからおいしい状態で飲みたいし、セラーに入れておけば安心だ。例えば、自転車のかごに入れて持って帰ったワインをセラーに入れて少し休ませてあげるとよいとも教えてもらったので、何かと便利に使えそう。夏の間のチョコ蔵にしようという了見もある。冷蔵庫に下手に入れると、ファット・ブルームができてまずくなってしまうから。何か、熟成させたらおいしそうないいワインを1本買って、楽しみに入れておくというのもいいだろう。これが一番本来の使い方っぽい(笑)。

 ワインを収めながら、ちょっと楽しいひとときである。

 こんな感じです。 1_3 2_2

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samedi 15 avril 2006

二次会はワインバーで

 2次会はS嬢がずっと来たがっていた、ワイングロッサリー・ワインバーへ。奥のお店へと入っていく路地はとても風情があって、瓢樹からのお香の香りが漂ってる。

 土曜日の夜ともあって、下はいっぱいで通された上のテーブルも最後の一卓。いつもいいなと思うのはショップの方もそうなのだけれど、スタッフの接客の素晴らしさ。和やかで柔らかい雰囲気は、初めて訪れたときも今もずっと変わらない。いつも楽しい気分にさせてくれる。ワインも家で飲むよりもずっとおいしいし。

 しっかり食事を済ませてきたのに(笑)、H嬢が前から食べてみたかったというマッシュルームのパスタを。断面がS字になった、ショートパスタ(名前は知らない)に、細かくしたきのこソースがよくからんで、香りがよくておいしい一皿。

 ワインは、オレゴンのj.k.キャリアー ピノ・ノワール 2001。アメリカのワインはほとんど飲んだことがないし、特に赤を飲むのは初めてかもしれない。色はとても濃くて、紫っぽい。質感も濃厚な感じ。香りも強くて、さっきビストロ・ラ・フルシェットで飲んだブルゴーニュを、さらに濃縮したようだ。味も甘味が強く、いちごのような感じもある。濃縮果汁のような濃さに最初はびっくりしたけれど、おいしく飲めた。

 2回目(笑)のデザートは、ガトー・ショコラといちごのムース いちご添え。ココットの下にはガトーショコラ、上にはメレンゲ主体の軽いいちごのムースが重ねてある。ガトーショコラに入っている粒々の食感が楽しい。ナッツでもないようなので聞いてみると、カカオニブだとのこと。

 ワインはカルム・ド・リューセック 2002。前にも一度飲んだことがある。この香りは大好き。とろ~んと甘くて幸せな気分になる。そのまま飲んでもおいしいけれど、お菓子と合わせるとこれまた(^^)。

 おしゃべりも楽しく、心地よい時間。

 *ワイングロッサリー・ワインバー

 京都市中京区六角通新町西入ル

 TEL 255―0117 日・第三月休

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ビストロ・ラ・フルシェット・夜

 8月にランチに行ってみた、ビストロ・ラ・フルシェットにて、H嬢とともに、S嬢の就職お祝い会。O殿より、ディナーがとてもよかったという話を聞き、さっそくこの店に決めたのだ。お若いシェフ一人でやっておられる小さなお店。外はあいにくの雨、S嬢は仕事がなかなか片付かなかったらしく、お店に到着したときには見た目にもわかるほどの疲労困憊。聞けばろくろく食事もできなかったとか。でも食事が進むにつれてどんどん元気になったいったので、本当によかった。S嬢、おめでとう!

 メインが選べるプリフィクスだったので、2300円のコースに、デザートを追加することに決定。メインは肉料理が多く、赤ワインに合いそうな感じ。でも白ワインにしてしまった(笑)。3人いるので、ワインはボトルで。その旨伝えると、何本か出して見せてくれる。Furu1_1

シャトー・ド・シャントグリーブ 2001

 グラーヴのソーヴィニヨン・ブラン。適度な酸味がさわやかで飲みやすい。香りは特に温度が上がってくると柑橘やパイナップルのような感じも。

 ぼちぼち飲んでS嬢の到着を待つ。

 アミューズ  自家製スモークサーモン グリーンアスパラ 上に柑橘類(何かはわからなかったを少し) クリームチーズ

 「ワインが負けるかも」とシェフ。でも十分合ったと思う。上に乗せた柑橘類もよかったのかもしれない。

 合鴨の生ハム タルト仕立て ひよこ豆と長芋入りのグリーンサラダ添え

 薄くてぱりぱりのタルトの上には、おいしそうな小豆色の薄切りの鴨肉がたくさん。赤ワイン向きだ・・・。鴨肉の下にはラタトゥイユが敷いてある。鴨の香りと塩気、タルト生地のバターの香り、とてもおいしい前菜。

 シェフのおっしゃるとおり、3人で1本などあっという間に空いたので、今度は赤を。Huru2

  ジェローム・シェゾー ブルゴーニュ・ルージュ 2001

 透明感のあるきれいなルビー色。ちょっと動物的な香りとなぜかいつもよく感じる少しのひのきっぽい香り。

 家うさぎのパイ包み焼き クリームソース 軽く焼いたりんご、小芋、じゃがいもなどの付け合せ

 香ばしいパイの中には、ハーブを効かせて軽く煮てあるのかなあ(?)柔らかいうさぎの肉がたっぷり。ソースもまろやかで白い肉とほんとによく合う!!

 これは白ワインのほうがよかったけれどもう残ってない(泣)。H嬢は猪の赤ワイン煮込み じゃがいものピュレ ごぼうなどの付け合せ。おもしろいことに、「普通」と「ワインGATHUGATHU」なる、2ヴァージョンがあった。聞いてみると、ワインを飲む方と飲まれない方では味の好みも違うので変えているそうだ。「ワインGATHUGATHU」とは、もちろん、飲む方のためのヴァージョンで、文字通り赤ワインをふんだんに使っているとのこと。むろんH嬢のチョイスはこちら。猪がほんと柔らかくなっていてワインの風味が中まで染み込んで、ほんとにおいしい。ワインとの相性も当然最高。S嬢は、牛スネ肉のシェリー酒煮込み。こちらはさらっとしたスープ仕立てながら、やはり味がしっかりと染み込み、肉はとろっと柔らかい。ワインともよし。ちょっとミスマッチなのはわたしだけか(笑)。どれもボリュームたっぷりでおいしいメインだった。

 赤ワインが残っていたので、満場一致でチーズを追加。

 ブリア・サヴァラン(アフィネ。熟成タイプらしい) ブルーローフ(デンマークのブルーチーズ) サンタギュール マロワール

 かりかりの薄切りバゲットとともに。どれもほんとに食べ頃でチーズ好きの皆満足。

 シブースト キャラメルのアイスクリーム マンゴー

 優しい甘さの軽いケーキ。アイスクリームはキャラメルの苦味がしっかりしておいしい。

 デザートも何種類かから選べる。どのお皿にもキャラメルのアイスクリームとマンゴーが。面白いことに、選んだデザートに合うデザートワインが小さなグラスでサービスされる。シブーストにはモンバジャック。S嬢チョイスのベリーのタルトにはシェリー。H嬢チョイスのガトー・ショコラには赤いデザートワイン(名前失念。バニュルスかな?)。ちょっとほかではないサービスで、O殿から聞いてとてもひかれたのがこのサービスなのだ。それぞれのお菓子にそれぞれのワイン。お菓子を食べてワインを飲むと、風味が変化してそれが楽しい。

 コーヒー

 小菓子 薄切りのバターケーキが二種類(マーブルと栗?だったかな。ちょっとあやふや)

 小菓子までついて、気分的にも満足感が増す。この小菓子のサービスはお昼もある。

 パン(自家製パンが二種・全粒粉のと白いの)  バター

 そして最後の驚きはお勘定書き。3人でこれだけ食べて、ワインを2本開けて、一人なんと5350円!!これはもう価格破壊??

 *ビストロ・ラ・フルシェット

  京都市中京区押小路通両替町西入ル金吹町460 往岡店舗1F

  TEL 070-5651-6331

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vendredi 14 avril 2006

オ・タン・ペルデュには

 昨日、ちょっと確認しておきたい資料があったので、仕事が終わってはるばると府立図書館へ行った。帰りに久々にオ・タン・ペルデュをのぞいてみた。いつもPICARLEさんのところでおいしそうな画像を見ているし、なにか食べたい(笑)。

 外からショーケースを見る。なんとそこには・・・、Perdu

 フレジエ!!ここのならおいしいかも・・・。クリームの色も質感も詰まり具合もいい感じ。これは食べてみなければ(笑)。で、イートイン。飲み物はダージリンと合わせた。もとより併設のティーサロン、オベピーヌにはコーヒーはないけれど、このお菓子には断然紅茶が合う。

 甘くてこくがあって、香り高く、ちょっとほろっ、ほくっとした質感もあるクレーム・ムースリンヌ。たっぷり詰まった甘酸っぱいいちごとよく合うこと!生地の分量も味も申し分なし。久しぶりに食べたよ、おいしいクレーム・ムースリンヌ。やっぱりあるところにはあるんだねぇ、本物のフレジエ。こんなにおいしいお菓子なのに、どうして日本では普及しないのかな?また買いに行こう。いちごの季節が終わらぬうちに。

 牛肉のビール煮込み グラタン・ドーフィノワ添え。これはパンといっしょに、今日のお弁当にした。電子レンジで温めると、職場の台所がフランス料理店の香りに(笑)。よく煮込まれた牛肉がたっぷり。少々塩味が強いけれど、こくがあってとてもおいしい。付け合せもクリームの香りがよくて、じゃがいもがおいしい。これ1パックで、パンはいらないほどのボリュームだった。ここのお惣菜にはやっぱりワインが欲しくなるみたい。いっしょに買った鴨のコンフィは1ヶ月ほどもつとのことで、ただ今保存中。 

Musuka

 ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュール・リ ドメーヌ・ド・レキュ エクスプレッシオン ドルトグネス 2003

 「真片麻岩の表現」。難しい単語なので辞書を引いたけれど、図鑑も見なければ、どんな岩かは分かるわけもない。たぶん土壌の名前。

 ビオ・ディナミの生産者(名前は小さくラベルに書いてあって、ギ・ボサール)で、ミュスカデを越えるミュスカデです、と紹介してもらった。どんな料理に合うかと尋ねると、お魚、特に川魚。お肉だと豚肉などで、軽いソースのもの。お鮨なんかもいいです、とのこと。川魚にとてもひかれたけれど、鮎はまだだしほかのも入手しにくい。そこで、お鮨とともに。

 きりっとした酸味で、さわやかなのに、しっかりしてもいる。最初は気が付かなかったけれども、だんだんとパイナップルのような香りも出て来る。お鮨は白身のにぎりと好相性。鯛、サーモンもいいけれど、好きだからということもあって、マイベストはひらめ(^^)。焼き海苔の香りと合うのはとても不思議。昨日買ったうさぎのゼリー寄せともおいしかった。やはり白い肉とよいのだろう。

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jeudi 13 avril 2006

ぎょうざの丸岡

 「いつものぎょうざ持って帰るし」と弟から連絡があった。いつものぎょうざとは、宮崎県は都城にある、ぎょうざの丸岡という店のものだ。弟の職場に、ここのぎょうざが好きな方がおられるらしく、不定期に職場のメンバーに声をかけてはまとめて買っておられるそうだ。たぶんまとめて注文すると送料などが安くなるからだろう。

 最初これを持って帰ってきたときには、宇都宮ならわかるけれど、宮崎でぎょうざ??といぶかしんだが、ホットプレートで焼いて食べてみると、これがまたうまい!おいしい、と言うよりもうまい!がぴったりくるのだけれど、にんにくが効いていてとてもジューシー。粉がたくさんまぶしてあるのでかりっかりに香ばしく焼き上がる。爾来、弟がこれを持って帰るのを父もわたしも楽しみにしている。50個入りで1050円。たれ付きのパックもあるし、たれもまろやかでおいしい。たいてい2パック持って帰るので、3人で60~70個はぺろりと行く。次から次へと後引くぎょうざなのだ。

 「これって有名なんかなあ?」と今日も食卓で話題になった。お取り寄せにはまったくうといので、一度ネットで検索してみようか、ということになった。「ぎょうざの丸岡」と入力すると、かなりの件数がヒットする。とても人気のある商品のようだ。なるほど、おいしいものねぇ。弟の職場の方は、コアなファンのようだ。宮崎のぎょうざの謎が解けて満足。

 *ぎょうざの丸岡

  http://www.gyo-za.co.jp/index2.php3

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mercredi 12 avril 2006

分解と再構築

 「分解と再構築」と言っても、エル・ブジの話ではない。パリ21区のケーキの話。3月の頭に寺町錦のWITHYOUの2階にできたカフェである。WITHYOUと言えば、元スター食堂で、子供のころ母にちょくちょく連れてきてもらった。四条大宮の、今はマクドナルドのある場所にあったグリルゑちごや(覚えている人はいるかな)と並んで、思い出のある店であるが、どちらも今はもうない。スター食堂は会社としては存続しているが、スター食堂という名では営業はしていないようだ。

 以前、探偵ナイトスクープに、「岡崎にあった、ルレ・オカザキというレストランの、子供の頃に食べた何とかステーキ(名前失念)をぜひもう一度食べたい」という30代の男性の依頼があった。今の細見美術館のある場所である。岡崎は家から遠く、連れていってもらったことはないが、この店もスター食堂の系列店だということだそうで、わたしたちの世代には「スター食堂」というのは、一種「ハレの食堂」的な場所だったのかもしれないと思った。

 閑話休題。さてそのパリ21区のケーキは、小林かなえのプロデュースによるものだということで、食べに行ってみた。東洞院四条のサンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーアのケーキも小林かなえプロデュースのもので(少なくともオープン当初のメニューは)、それがおいしかったものだから、今度のもどうだろうと思ったのだ。

 WITHYOUの2階のかなり大きなハコ。あれだけ広いのだから分煙くらいすればいいのになぜか全席喫煙可。運悪くすぐ隣りで吸われたので余計にそう思う。ケーキが泣く・・・。いらっしゃいませの代わりに「ボンジュール!」はちょっと引く(笑)。

 入ってすぐのところのショーケースに並ぶお菓子は、価格は高めながら、どれもおいしそうだ。ひかれたのはいちごのフレジエ。フレジエ好きのわたしは頼まずにはいられない。でも、フレジエという名前でも実はフレジエではない場合も多々あるので、ケーキをよく観察。大丈夫そうなので注文。ブログでも何度か書いているが、フレジエとは、いちごと、配合の違いはあれ、カスタードクリームとバタークリームを合わせたクレーム・ムースリンヌというクリームのケーキだ。わたしはこのこくのあるクレーム・ムースリンヌが大好きなのだ。

 しかし、「いちごのフレジエ」というネーミングに若干の不安は残る。フレジエと言う限りはいちごしか有り得ない。栗のフレジエとか木苺のフレジエとかがあったらそれはある種の論理矛盾(?)だし、「いちごのフレジエ」というのは「白い白馬」というのと同じである。Kanae

このフレジエは四角くなく、丸い。まず一口。ん?何か違う・・・。中のクリームはどう見ても食べてもカスタードクリーム。詳細に見てみると、生地(軽いジェノワーズかビスキュイ。もう少し重めの生地のほうがいいけれどこれは許容範囲)を3枚にスライスして、下のいちごと合わせてあるのはカスタードクリーム。上に薄く挟んであるのはバタークリーム。そして側面を囲むようにバタークリームが埋めてある。側面から見るとクレーム・ムースリンヌといちごに見える!

 なんと。口中調味によって、フレジエの味を作り出すという趣向なのだろうか(笑)。クレーム・ムースリンヌがカスタードクリームとバタークリームに分けてある・・・。フレジエの分解と再構築である。口中調味を試みるもやはり味はまとまらず。それぞれのパーツはけっこうおいしいと思うのに残念!キルシュを効かせたクレーム・ムースリンヌで作ってあれば、かなりおいしかっただろうと思う。

 テイクアウトにしたタルト・オー・ザブリコ(杏のタルト)。すべてホールのケーキをカットするのでテイクアウトは準備に時間がかかる。オレンジ色の杏がぎっしりで焼き色もいい。下に敷いたアーモンドクリームもしっとりとこくがあってタルト生地の風味もよいし、こちらはかなりおいしい。甘味も風味もフランス的。グラシン紙に包んだビジュアルもよし。

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mardi 11 avril 2006

整理する

 せっかくの休日なのに嵐のような悪天候。予定していたお花見にも行けずにとても残念だ。あちこちのブログをのぞいてみると、先週の土日の記事にはお花見の日記と美しい桜の画像・・・。ああ、うらやましい。

 朝から食器棚の整理をする。物を全部出して棚を「キッチンキレイキレイ」で拭く。欠けたのや、はんぱになって使わなくなったものや、何かの景品でもらったものや、いろいろといらない食器を処分して、すっきり。収納にも余裕ができた。これで新しいグラスを買っても大丈夫!

 昨日も雨で、職場は利用者が少なかったので、多くの時間を割いて書架の資料の抜き取り作業に精を出していた。書庫入れするもの、除籍を検討するものなど、あれやこれや。今、「整理したい」気持ちが高まっているのかも。

Burumo_1

 クリスチャン・ブルモー キュヴェ・グラン・テロージュ ブリュット

 お花見がだめになって、外で飲もうと思っていたワインも飲めなくて、でも何か飲みたくて、夕食にこのシャンパーニュを。選択に取り立てて理由はない。夕食は豚しゃぶにしたけれどもそれにも意味はない(笑)。でも合わないこともなくて、十分においしかった。ただ椎茸とはちょっとだめ(>_<)。

 ほんとにもう、何年という単位で長く飲んでいないブラン・ド・ブラン。色は金色。当たり前だけれども、鼻に抜けるほわんとした黒ぶどうの香りや、とろんとした感じはなくて、また別の、さわやかなミックス・フルーツの香り。りんごかもしれないけれど、もっと複雑。さわやかなのだけれども薄いということはまったくなく、しっかりとした濃い味。さっそく買った新しいグラスでおいしいのが飲めたのでよかった。幸先よし。

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lundi 10 avril 2006

リヴ・ゴォシュ

 1週間がやっと終わった。6日連続勤務の週は長かった。やっと休みだ。お弁当を持ってお花見に行こうと思っていたのに、明日は大雨らしい。なら水曜にと思ってもこれまた雨の予報。なんてついていないのだろう。休みのたびに雨が降り、仕事の日は快晴(泣)。

 今までアップできていなかった記録をアップ。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

  鴨川左岸の「左岸」という名の小さなフランス料理店。行くのはすごく久しぶりで、また昼しか行ったことはないけれど、なかなかおいしいランチが食べられる。一番安いランチは1200円。今回は1800円のを食べた。料理もボリュームがあり、またデザートの盛り合わせは丁寧でおいしいし、値打ちあり。

 田舎風パテと生ハムのサラダ

 野菜のポタージュ

 赤いさき(たぶん)のポアレ

  ほたての貝柱も付いている。ソースはケイパー風味のあっさりとしたもの。三度豆、カリフラワー、ブロッコリー、紫キャベツのシュークルート、芽キャベツ、キャベツのチップス、と付け合わせにはたくさんの野菜。

 ウーロン茶のクレームブリュレ 金柑といちごの白ワインのジュレ ガトーショコラのバニラアイスクリーム添え

 ガトーショコラは焼き立てで、上にのせたアイスクリームがとろける。ウーロン茶のブリュレは、ほろ苦さが新鮮。もちろん表面の飴はぱりぱり。安いランチとは思えないほどデザートが充実していておいしい。

 パン 自家製の2種類の小さな丸いパン お代わりできる バター

 コーヒー

 日常の行動半径からは少し離れるけれど、夜にも一度行ってみたい。

 *リヴ・ゴォシュ

  京都市左京区川端二条東入ル

  TEL 752―8028

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dimanche 09 avril 2006

川沿いは花盛り

 随分と暖かくなってきた。館内の特定の人の「臭気」がだんだんと増してくる季節。ここ数日、ある人の臭気が日に日に強くなっている・・・。周辺の書架まで漂う異臭は、熟成させたウォッシュチーズに納豆菌を付けてさらに室で10年寝かせたよう(>_<)。それとは関係ないけれど、今日は館内で事件あり。危ないなあ。

 1日から五月雨式に「新人さん」がやってきている。昨日も一人、今日も一人。まとめて来ないから何度も同じ説明を連日繰り返す。日常業務の中で、職員が当たり前と思っていることも存外に「当たり前」ではないから説明しなければならないことや教えなければならないことはけっこう多い。その間付きっきり。連日の声の使いすぎで声かれる。ひ~。新しい日常を早く取り戻したいものだ。

 仕事の帰りに、天神川沿いを走る。天神川通りの五条から下は桜並木が大変美しい、いわば穴場的お花見スポットだ。花は満開、お天気もよくて、お花見のグループは皆楽しげ。この世のハル。自転車で走るだけでも気持ちがいい。この時期の通勤のちょっとした楽しみ。

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samedi 08 avril 2006

分解夕御飯

 今日は夕御飯を何回かに分けて食べたような感じだった。空腹時の試飲は酔いそうだったので7時過ぎから始まる勉強会の前に、何か少しおなかに入れようと新じゃがの小さいグラタンを食べたのが前菜。勉強会では、ワインをけっこうたくさんとパンを少し。

 終了後、やはりおなかがすいていたので、近くのヴィーコロに行ってみる。まだ開いていてよかった。こじんまりとした店で、カウンターもあるので夜に一人でも気楽である。アラカルトで、鴨肉とオレンジのサラダと、牛肉のラグーのスパゲティをクリーム多めで作ってもらう。鴨肉はきちんとローストしたもののスライスが気前よく入っていて、味もよい。ワインがほしくなる料理だけれどワインはさっきたくさん飲んだし・・・。同時に飲みたかったなあ、と勝手なことを思う。パスタのソースもおいしい。こくのあるクリームの味がラグーとよく合っている。色取りのえんどう豆の緑が美しい。前にお昼に来たときも思ったけれど、やっぱりこの店、けっこうおいしいなあ。

 3回合わせて1回の夕御飯。

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ワインの勉強きほんのほ

 ワインバーの岡田さん登場!素早い抜栓、丁寧なデキャンタージュ。次のワインは、ルイ・ジャド ブルゴーニュ・ルージュ クーヴァン・デ・ジャコバン 2004。おいしくてもっと飲みたかったけど、この間煮込みに入れてしまったワイン・・・。これをまず、紙コップで飲んでみる。まずくはないけれど、いろいろな意味で味気ないし、実際香りが薄い。次にグラスで同じものを。香りも味もぜんぜん違う・・・。紙コップでワインというのは屋外だとありがちなシチュエーションかもしれないけれど、これはやめたほうがいいなあと実感する。屋外でも、100円ショップのグラスでいいから、ぜひグラスで飲んでくださいともおっしゃっていた。

 次にデキャンタージュしたワイン。やっぱりおいしくなっている。でも、何でもかんでもデキャンタージュすればいいというものでもないらしい。難しい・・・。家にデキャンタがない場合、大きめのビールジョッキでも代用できるとのこと。今度やってみようかな。

 参加者から質問が出た。店で飲んでおいしかったので買った同じワインを家であけてもおいしくなかったのはなぜですか?

 これにはいろいろな要因が考えられるらしい。温度や保存の環境、持ち運びの状況、ソムリエの力量、瓶ごとの差、などなど。デリケートな飲み物なのだ。・・・かばんに入れて振り回してもいけないらしい。ということは、自転車の籠なんかももちろんだめなのだろうなあ・・・。

 バゲットのスライスをつまみながらの試飲、けっこう飲んでいる(^^;。最後は400円の有料試飲。せっかくだからいただくことにする。シャトー・カントメルル 1997。9年前のボルドーワインだ。熟成によって、森の下草の香りや土の香りも出てきています、とまさきこさん。なるほど、と思う。ワインを飲んで何度か感じたことのある香りに名前がついた。

 初級勉強会に参加して、いかに今まで自分がワインを粗末に扱っていたか、適当に飲んでいたかがよくわかった(>_<)。おいしくなかったワインのことをよく思い出すけれど、あのワインも工夫すればもっとおいしく飲めたのかも、と思うとちょっと残念。

 いろいろなお話を聞けて、楽しかったし、とてもためになった。行ってよかった!

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ワインの勉強きほんのき

 ワイングロッサリーにて行われた第一回目の、ワイン初級勉強会に参加する。テーマは、「上質のワインとは何か」。

 7時過ぎにお店に行くと、中では慌しく準備の真っ最中。待つことしばし。受付を済ませると、グラスが一人一人に配られる。まずよく冷えた白ワインをブラインドで試飲する。酸味も果実味も強く、ミネラル(やっとわかった)も感じる。その間に社長さんのお話を伺う。地球儀を見ながら、ワインの産地について。グラスを持ちながらのメモができなかったので覚え違いも多々ありそうだけれど一応記録する。

 ワインの発祥の地は、中東。今の主な産地はフランス、イタリア、アメリカ、チリ、アルゼンチン、ニュージーランドなど。

 フランスでは、まずボルドー。五大シャトーもこの地方にあり、赤ワインが主。品種はカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどのブレンドで、単独の品種だけで作られることはほとんどない。またセミヨン、ソーヴィニヨン・ブランで作った白ワインもある。ソーテルヌはこの地方のもの。

 次にブルゴーニュ。ピノ・ノワール、ほぼ単一品種で作られる赤ワインは、長く評価されなかったが、近年世界的に評価が高まって人気がある。南の地区にはガメイを栽培していて、これでボジョレーが作られる。この地区は、シャルドネで作る白ワインが有名。

 もっと南に行くと、ローヌ、ラングドック・ルーション、プロヴァンス。ぶどうの品種は、シラー、グルナッシュ。

 世界一のスパークリングワインの産地シャンパーニュやドイツ国境のアルザスなど。

 イタリアは、長くよいワインがあまり国外に(?)出なかったが、近年特にトスカーナ地方のワインの評価が高まり、「スーパータスカニー」と呼ばれてアメリカや日本で人気が高まっている。

 アメリカはワシントン州やカリフォルニア。カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー単一の品種でワインを作ったりする。

 ニュージーランドも近年よいワインを作っている。ソーヴィニヨン・ブランの白ワイン。ボルドー(?)をお手本にしている。

 ここでもう一本の白ワインを飲む。デキャンタしたものを、やはりブラインドで。さっきのとよく似ている。けれども少し酸っぱさが少なく、余韻が長く引く感じ・・・。

 ここで問いかけ。この二つは違いますか?・・・すごく似てるしなあ、と考え込む。どちらがお好きですか?好きなのは後の方。もう一度最初のを飲む。・・・違う。こっちのほうが酸っぱい。

 正解は、「違う」けれども実は同じ(笑)。どちらのワインも、マルク・ジャンボン・エ・フィス マコン・ピエールクロ・ブラン 2004。最初のは店内でよいコンディションにあったものを冷蔵庫で5時間冷やしたもの。後のは暖かい部屋に1週間置いたもの。どちらが好きかはその人の好み次第だそう。

 保存の仕方で味が変わる。わたしは後のほうが酸味の角が取れて好きだったけれど、デキャンタされたワインは少し濁っている。「輝きを失った」状態らしい。これ以上おくと腐るのかな。

 室温の白ワインを飲む。温度が高いほうが、まろやかな感じになる。(悪く言うとだれた感じ、らしい)

 自分の好みを考えると、以前は酸味の強い白ワインが好きだった。けれども今はまったりとしたもののほうが好き。季節もあるのかもしれないけれど、あまり冷やしたものよりも、少し温度が高い方がおいしく感じるようになった。好みも変化するようだ。

 次に、同じ2本の赤ワイン。どう違うか。両方ともワシントンヒルズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2004である。ちょっと甘味のある赤ワインだけれど、明らかに後に飲んだものの方が、香りも甘味も強く感じる。なんと、後に飲んだ方は、ストーブのそば(!)に置いておいたものなんだそう。

 保存状態や温度によってもワインの味は大いに変わる。それを知っておけば、酸っぱいワインはしばらく置いて、とかいろいろな工夫ができるので、買ったワインがよりおいしく飲めるのだということを教えていただいた。

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vendredi 07 avril 2006

桜のトンネル

 今日は嵐電で出勤。外はよく晴れてぽかぽか陽気。嵐山へ向かう午前11時前の電車は、観光客でけっこう混んでいる。このままわたしも嵐山まで行ってしまいたい気分・・・。もし学生だったらよっぽどのことがない限りこんな日は学校行かないだろうな(笑)。昨日は夕食を食べるなり、13時間くらい眠り続けた。新年度になってからやっぱり疲れているのかなあ。

 帰りはちょっと遠回りして、帷子ノ辻から北野線に乗って帰る。4月9日まで、沿線の桜のライトアップをやっているのだ。北野線の、鳴滝~高雄口の一駅間だけだけれど、車内の電気が消されて、電車もスピードを落としてゆっくり走る。線路の両側に満開の桜のトンネル。照らす明かりも白っぽくないので、桜が柔らかく映って、とても美しい。幻想的な桜のトンネルだ。ちょっと遠回りするだけでこんな美しい桜が見られるなんて、幸せな気分になる。

Cholet ルシアン・リュルトン・エ・フィス シャトー・ショレ 2003

 遅番のときは、出勤前に夕食を作ってから出かける。今日はハヤシライスを作ったのだが、それに入れたのがこのワイン。50ccくらい味見。瓶からの香りはそんなによいとも思わなかったけれども、グラスに注ぐとよい香り。十分な渋みと、シャンパーニュやブルゴーニュのワインと少し違った果実味がある。アルコールが少し強いようにも感じる。50ccでちょっと酔ったのはありえへん。

 帰宅後、ハヤシライスを食べながらグラス1杯。グラスに注ぐと香りが広がる。渋みもしっかりあって、甘味もあるので飲みにくくはないけれど、アルコールがやはり強いように感じて、するするとは喉を通らない。重くてたくさんは飲めない感じ。ボルドーのワインなのだなあという感じがする。

 ハヤシライスもやっぱりワインをたっぷり入れたほうがおいしいな。でも、煮込みに入れるにはボルドーかブルゴーニュかどちらがおいしいのだろう?やっぱりボルドーかな。こっちのほうが重く仕上がる感じがする。

 デザートはふらふらと買ってしまったハーゲンダッツのマスカット。一応果肉も入っているのだけれどあんまりマスカットの味はしない。チーズケーキかブルーベリーの方がよかったかも。・・・にしても毎日お菓子が止まらない。ピンチ。

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mercredi 05 avril 2006

ピラティス再開

 3ヶ月ぶりにピラティス再開。たかが3ヶ月、されど3ヶ月である。1時間のレッスンがかなりしんどく感じる。体も重いし、どことなく違和感がある。3ヶ月前は難なくできていたことも筋肉を使っているのだ~ということがびしびし脳に伝わってくる。体がなまるのは想像以上に速いようだ。

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mardi 04 avril 2006

長楽館でアフタヌーンティー

 公休日。なんだかほっとする。また急に暖かくなって桜もだいぶ咲いたかな?UさんとKちゃんと、長楽館でアフタヌーンティーをする約束があるのだ。

 長楽館は、丸山公園内にある明治の煙草王、村井某氏の屋敷で、今はレディースホテルとレストラン、喫茶室になっている。中に入るのは初めてだったので興味津津。すぐにアフタヌーンティー専用の部屋に通されたのでほかの部屋を見に行くことはできなかったけれど、シャンデリアきらめくゴージャスな部屋があと2室はあるもよう。通された部屋も、シャンデリアにマントルピース、飾り棚・・・と、気分は鹿鳴館?

 アフタヌーンティー、もちろん紅茶とミルクはボトムレス。無くなれば熱々のお茶で満たされた銀のポットがすぐに出て来る。お菓子は3段重ねのスタンドにたくさん(^^)。

 1段目  生ハムとパイナップルのカナッペ いちごとカマンベールチーズのカナッペ キッシュ ハムときゅうりのサンドイッチ 卵のサンドイチ

 2段目  プレーンのスコーン ミックスフルーツのスコーン 生クリーム ブルーベリージャム

 3段目  メロン ブルーベリー いちごと木苺のタルトレット アールグレイのムースとプラムのケーキ 小さなマドレーヌ(チョコレートとレモン) 小さなチョコレートのフィナンシェ

 たっぷりのお茶とともにゆっくりおしゃべりしながら過ごせるのがいい。雰囲気を楽しむにはなかなかよい場所。

 帰りのお会計のレジに座っていたのは、調度の一部かコスプレかと思ってしまうような、妙に場に溶け込んだ束髪の老マダム。これには一同びっくり(笑)。

 あいにくの曇り空なれど、風もなく穏やかで、公園内の桜ももうかなり咲いている。しだれ桜もそろそろ見頃のようだった。

 昔、自分の持っている鉢植えの木にすべて名前を付けていた。このしだれ桜はもちろん自分のものではないのだけれど、毎年見ていて親しみがあったから名前を付けた。彼の名は桜翁(さくらおう)。あの真っ白い花をいっぱいにつけた枝をしならせる姿が、白髪三千丈の翁(おきな)を思わせ、この木に精がいるのなら、きっと老人に違いないと思っていた。近年とみに樹勢が弱まっているようで、今年もつぼみのまったくついていない枝が目立つ。本当に翁になってしまったのかな・・・。

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lundi 03 avril 2006

京の食文化展

 Shoku 4月16日まで、京都文化博物館で、「京の食文化展―京料理・京野菜の歴史と魅力」という展覧会をやっている。京料理の展示会などはデパートの催事などでもよくやっているが、これは博物館の展示ということもあり、文書や絵巻、一部民俗学的な資料も展示されていて、非常に見ごたえのある充実した展覧会となっている。国宝の名月記も出ている。

 食の場面を描いた絵巻も多数展示されており、近々国立博物館である、「大絵巻展」とも合わせて見ると面白いかもしれない。一部の絵本などと同じで、絵巻も細部を細かく見ていくのが面白い。今回ずっと見ていたのは、食卓に並べられた「匙」である。現在の日本の食卓には基本的に匙はなく、箸のみが並べられる。しかし朝鮮半島では必ずチョッカラとスッカラ、箸と匙が並べられる。時代ごとの絵巻を見ていくと、平安時代は、匙がある。鎌倉時代も匙がある。室町時代以降の絵巻には匙が描かれない。室町時代に何らかの変化があったと思われる。それが食器だけの変化なのか、食生活そのものの変化なのかそこまではわからなかったけれど、なかなかに興味深いことだった。

 江戸時代も後期になると、町人たちの食べている日常のおかずも、今日のそれとあまり変わりがなくなるようだ。ひじき、大根のたいたん、などは今も日常的にわたしも食べている。調理法も多彩になり、グルメガイドや料理本なども多数出版され、庶民も食生活を楽しんでいた様子がうかがわれる。有名な料理本では、「豆腐百珍」「万宝料理秘密箱」などの展示もあった。

 料理の再現はさすがに本物ではなく模型であるが、かなり精巧にできている。いまどきの展覧会らしく、しかつめらしい古文書だけではなく、ビジュアルにも趣向を凝らし変化をつけた見やすいものとなっている。

 お道具の展示では昔の物見遊山に持って行ったゴージャスなお弁当箱の一式が並べてあった。それを見て、こんなん持って花見行きたいなあ・・・とつぶやく人あり。ほんとにそうだねえ・・・。こんなきれいなお道具においしいもの詰めて、優雅に花見がしてみたい(笑)。

 同時にやっていた、雛の展示もなかなかのもの。人形よりもわたしは雛飾りのお道具に目がひかれた。小さく、とても精巧に作られた台所のミニチュアは、昔の暮らしを手にとるように(実際に女の子たちはこのお道具を手に取って、台所仕事のシミュレーション、つまりごっこ遊びをしたという)伝えてくれる。

 もともとは京都府立資料館にあって、今はこの博物館で預かって保存している資料も多いようだ。やはりいい資料持っているのだね、府立資料館は。あの建物のしょぼさからは考えられないけれど(笑)。・・・こんな仕事ができたら・・・とため息混じりに思わせるよい展覧会だった。

 *京都文化博物館

  京都市中京区三条高倉

  TEL 222―0888 月休

*~*~*~*~*今日は朝から「新人」おじさま方に仕事を教えつつ、ひきも切らない利用者の応対をしているうちに、あっちゅう間に一日過ぎる。声も使えば一応気も遣う(笑)。帰る頃にはほんとにふらっとしていたので、雨林舎に逃げ込もうと行ったのだけどあいにくのお休み。ついてない(>_<)*~*~*~*~*

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dimanche 02 avril 2006

ビストロ・ボンモルソー

 移転前は府立図書館に行くときなんかにちょこちょこ行っていたボンモルソー。移転後はこれが初めての訪問。錦を上がったところの、御幸町から寺町に抜ける路地、ドアを開けると、フランス料理屋さんのとてもよい香りがする。1600円のランチをいただいた。前菜2品、主菜3品(一つはプラス料金)の内からそれぞれ一皿づつを選ぶプリフィクスになっている。

 生ハムとクルトンのサラダ

 牛肉とじゃがいものグラタン クレソン 煮たにんじん

 どんなのが出てくるのかなと思ったら、出て来たのはアッシ・パルマンティエ(^^)。ポピュラーなフランスの家庭料理だ。ほぐした牛肉とマッシュポテトのグラタンである。煮込んでほぐした牛肉のほろっとした食感と、染み込んだ味がいい。挽肉だけで作ったのとはやっぱり味が違う。にんじんはほのかにクミン風味。ほんのりとした甘味で、ほぐした牛肉の味とよく合った。

 りんごのタルト アングレーズソースがけ クレームブリュレ

 りんごのタルトおいしい!アーモンドクリームとタルト生地の香りがとてもよかったし、タルト生地もさくっとしている。ただ出て来たのがソーススプーンだけだったので、クレームブリュレはいいけれど、タルトをスプーンだけで食べるのはちょっと不便・・・。食べられないことはないけどね。

 コーヒー  デザートと一緒に出すのがデフォルトのようだったけれど、デザートの後で持ってきてほしいと伝えると、快く対応してくれた。シェフもマダムも、サービスの人も変わらず感じがよくて、温かい感じ。

 パン おいしい。温めて出される。お代わりできる。 バター

 日常食としてのフランス料理(しかもおいしい)を出してくれる、ありがたい店。夜のメニューを見てもそれがよくわかる。そのスタイルは移転前と変わっていないのがうれしかった。軸がしっかりしている感じがしていいなと思う。フロマージュ・ド・テット、牛胃のカツレツ、牛ほほ肉の赤ワイン煮込みなども健在。デザートも定番のラインナップで、デコラティヴなものはないけれど、どれもきっちりおいしくて安心できる味。店の雰囲気と料理も合っている。

 *ビストロ・ボンモルソー

  京都市中京区寺町通錦小路上ル円福寺前町274

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samedi 01 avril 2006

父の誕生日

 今日は父の誕生日である。いつもならめんどうなので(笑)、何かおいしいもん食べに行こう!となるのだけれど、父、ますます出不精のため、今年は家でお祝いをする。ワインもたくさんあるし、ちょうどいいか。朝、赤飯を買って、神棚とお仏壇にお供え。今日まで無事に暮らしてこられたことを感謝する。老後は主にわたしが看ることになるのだろうから、これからも足腰頭、すべてしっかりしていてほしいものだ。神様おたの申します。

 今日飲むワインに合いそうな料理は何か、ということを考え出すと深みにはまってなかなか栓が開けられなくなるのだけれど、今回もかなり悩んでやっと決定。羊の煮込みやエスニック系がよさそうだとは、師匠のご意見。わたしはクリーム系と、スモークサーモンがよさそうかなと思った。エスニックな羊の煮込みというと、クスクスが思い浮かぶけれど、そうそう好きというわけでもない。クリーム煮にしようかと思ったけれどもやはりエスニックとも合わせてみたい。

 そこでアラブのエスニック料理の本(『新版・アラブのエスニック料理入門』 ジャミーラ高橋/著 千早書房 1994年)を繰り、ブルン・タジンというモロッコ料理を作ってみる。アーモンドとプルーン入りの子羊の煮込みである。サフランやシナモンなどのスパイスが効いているし、プルーンの甘味もワインと合いそうだ。しかも簡単そうだ。

 豚肉のマスタードクリーム煮。やはりクリーム系を一つ作る。粒マスタードを効かせて、クミンシードで少しエスニック風に。塩茹でのカリフラワーと軽く合わせた。

 スモークサーモンはケイパー添え。買って来たRF1のサーモンと生ハムのサラダ。チーズは3種類、ヌーシャテルブルー・ド・ジェクスモンターズィオ・スタジオナート。いずれもワイングロッサリーで買った、フェルミエのもの。フォションのバゲットに、エシレの有塩バター。

Mache  デザートに、マチェドニア。何、切るだけだろうって?その通り!でもマチェドニアってそんなもんでしょ(笑)?使ったのはいちご(さがほのか)、はるか(熊本産の柑橘類)、デコポン、キウイ、バナナ、りんご(ふじ)、パイナップルの7種類。シロップはキルシュで。キルシュを入れて混ぜると、えも言われぬ芳香が立ち上る。

Roche

 ワインは、サヴニエール・ロッシュ・オーモワンヌ ドメーヌ・オー・モワンヌ 1994。色がとても濃くてびっくり。黄色~金色である。香りはとても複雑で、わたしにはちょっと表現が難しい。感じたのは、気持ちのよい森林浴の香りと、くちなし、ミックスフルーツ(まさにマチェドニア)の甘い香りと、しばらくたってからの瓶からの香りは、はちみつ。香りはいいのに甘過ぎもせず、森林浴の香りが全体を引き締めているような感じ。なんともおいしい白ワイン。

 スモークサーモンとは難なくマッチ。でもこれが、ベー・レギューム・ア・ターブルの、あの肉厚の自家製スモークサーモンか、コリスのとろけそうなやはり自家製のサーモンであれば、かなり感動したかもと思われる。

 ブルンタジン。骨付きの子羊はおはしで食べられるくらい柔らかくなっており、シナモンの香りとプルーンの甘味が効いている。そのどちらもがこのワインとよく合った。やはりエスニックは大正解。

 豚肉のマスタードクリームソース。たっぷり入れたクミンシードの香りと、クリームの濃厚さがワインとよく合った。今日食べた中ではクミンの香りがベストマッチ。クリーム、マスタード、セロリの香りとも合うようだ。

 チーズはどうか。ヌーシャテルは、塩味が効いていて、おいしい白かびチーズ。ブルー・ド・ジェクスは、薬臭い(笑)。典型的な青かび臭が強いけれど、味はマイルドでぴりぴりしない。「ペニシリンの味や」とベタな発言の父。モンターズィオ・スタジオナート。栗のようなほくほくした食感のハードチーズ。噛めばじんわり旨みが出て来る。どれもこのワインとはおいしく食べられる。

 あとはお赤飯でしめ!

 今日は事前に師匠の話も伺ってよく考えたおかげで、いつも何か一つは見つけてしまう気持ち悪い組み合わせが一つもなかったのがうれしい♪

Arnault   ミッシェル・アルノー・エ・フィス ブリュット レゼルヴ。食前の1杯と、デザートのときに再登場。強く感じるイーストの香り。ほとんど冷やさずに飲んだので、果実味が強く、重厚な感じでとてもおいしいシャンパーニュ。ブリュット トラディションが飲んでみたい。もっと濃いかなあ・・・。

 対マチェドニアではちょっとマチェドニアが弱いような感じ。チェリーケーキ(お遣いもののついでに買った、常盤のむっしゅくれむのもの。チェリーがぎっしり入っている薄切りのバターケーキ)とはまずまず。

 日頃からちょっと疑わしく思っている、チョコレートとシャンパーニュの相性を試すべく、ヴァレンタインからしつこく持っていたパトリック・ロジェのチョコレートを出して来る。しかも賞味期限切れてるし。やっぱり・・・。別に悪くはないと思うけれど、そんなに感動するほどの組み合わせでもないと思うなあ・・・。ショコラとシャンパーニュって、たとえば香水と宝石とか、なんというか、ある種の富の象徴としての言説では??わたしが味がわからないだけかもしれないけれども・・・。

 いつになく酔っ払っているのに、父もわたしも寝ていない。料理もワインも残ったので、「明日も朝から飲めるね~、うほほ」と父は上機嫌。ともあれ上機嫌な誕生日が過ごせてよろしゅうございました。

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