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vendredi 31 mars 2006

桜コレクション3

 思ってもみなかった職場の非常事態に、メンバーの顔も不安で曇りがち・・・。そんなときはみんなでお菓子でも食べようと、菓子職人の大丸限定、純生ロールクラブ(このネーミングは非常にどうかと思うが)桜と抹茶のロールを持っていく。今日で終わりの人もいるしね。年度末の最終日、何かと落ち着かない一日。雑用も来客も多く、あいさつやなんやかんや。最悪のシナリオは回避されたけれど、これからたいへんなのには違いはない。明日からは所属長を筆頭に、老若男女取り混ぜた4人の「新人さん」がやって来る。この仕事はまったく初めてという方ばかり。早く仕事を覚えてもらわないといけないけれど、そうしてようやく落ち着いた頃には今度は自分が異動かも(>_<)。5月の異動が済むまではほんとの1年は始まらないね・・・。Roll_3

 桜と抹茶のロール。ケーキの表面には大きな桜の葉。少し塩気のある桜色のクリームには細かく刻んだ桜の葉がたくさん入っていて、桜の香りが濃厚。通常の桜ロールと違うのは、真ん中に抹茶クリームが入っていること。このクリームも、お茶の香りが濃くてとてもおいしい。生地はおそらくスフレ生地?しっとりと口溶けがよい。

Makaron

 いっしょに買った桜のマカロン。表面に見える緑の粒は細かく刻んだ桜の葉。挟んであるクリームにも桜の葉がたっぷり。当然味も濃厚。マカロンは、くしゅっ、ねちっ、の具合が絶妙。今まで食べた桜のマカロンの中で一番おいしい。いっしょに買ったオレンジのマカロンも、中のクリームに刻んだオレンジピールがたくさん入っていておいしかった。

 今年は特に桜のお菓子が多く出ていたけれど、菓子職人のものが一番おいしいと思う。

Nakatani   伊勢丹で3日まで出ている、一乗寺 中谷のお花見菓子。お花見に持って行きたいかわいいお菓子だけれど、こう寒くちゃねぇ(>_<)。

 プチフールが、5種類9個。どれも見た目が春らしく、桜色にもえぎ色。桜のブッセ・軽い生地に桜風味の軽いバタークリーム。蓬と桜餡のロール・一番和菓子風なテイスト。白胡麻ちらし。桜のムース・道明寺入り。表面はジュレかと思ったら、葛だった。シュークリーム・ホワイトチョコレートにピスタチオがふってある。中のクリームは餡混じり?チョコレートの練り切り・真ん中はホワイトチョコレートといちごの練り切りで、周りはチョコレートの練り切り。見たところまったく和菓子そのものなのに、食べてみるとチョコレート味がするのは楽しい驚き。

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jeudi 30 mars 2006

ギネスの後はお上品なホルモン

 お久しぶりのハカセさんとの夕食。ごはんの前にギネスを1杯飲んで行こう、と意見は一致。何がビールで、何がビールでないのかはよくわからないけれど、ビールの仲間(?)ではギネスが大好き。いつもはヒル・オブ・タラに行くのだけれど、今いるところからは少し遠かったので、アイリッシュ・パブ フィールドというお店に初めて行ってみる。

 ビルの2階。ここもやはりキャッシュ・オン・デリバリーになっている。ハカセさん曰くパブというのはそういうもん、らしい。早い時間なのでまだお客さんはちらほら。しかもすべてアイルランド人??フィッシュ・アンド・チップスをつまんで、ギネスをハーフ・パイント。真っ白なきめ細かい泡に四つ葉のクローバーの模様が浮かんで、黒いギネスとの対比がきれい。これも絶対に冷やしすぎてはだめで、まったりしたこくと甘味とほろ苦いギネスの持ち味が損なわれる。しかしさすがアイリッシュ・パブ、適温、適温(^^)。おいしい~。ハカセさん曰く、パブの料理に期待はするな。う~ん、でもわたしは嫌いでもないよ。行ってみたいなあ、アイルランド。イギリスでもいいけど。

 その後は焼鳥か焼肉、ということになっていた。しかし一番わたしが行きたかったアジェには振られ、なら、と向かった焼鳥屋には行き着けず、季節はずれの雪が舞う中悲しいごはん難民に・・・。しばしの彷徨、蛸薬師通を西へ・・・。フレンチのオステリア・バスティーユ、肉の肉匠イツカ、中華の煌庵。どうです、この辺で?

 ということで肉匠イツカに入る。こじゃれている・・・。店員さんもちょっとホストっぽいし・・。飲み物は利右衛門さんの梅酒というのをロックで。ハネシタ(大とろのような部分らしい)の刺身お鮨を1カンづつ。焼き物はホルモン盛り合わせ・塩焼き。内容はホソ・コリコリ・ミノ・ハツ。ああ、アジェに行けなかった怨念か、ここでホソを食べている。上ハラミ・たれ焼き。目指す焼き鳥屋に行けなかった怨念か地鶏つくね・たれ焼き赤センマイ・みそ焼き、ホソ・みそ焼き。しつこくホソ。だっておいしいんだもん。申し訳程度のチシャ菜ときざみねぎ焼き野菜盛り合わせ(キャベツ、かぼちゃ、長芋、玉ねぎ、白ねぎ、しいたけ、エリンギ)、無料のキャベツのお漬物。2杯目は紫蘇焼酎たんたかたんの水割りで。

 一皿の分量はとてもお上品・・・。なのにお値段ちょいセレブ。ホルモン焼くなら豪快にじゅ~じゅ~焼きたいものだ。この次は必ずアジェに行く!!

 *アイリッシュ・パブ フィールド

  京都市中京区錦小路通東洞院西入ル 

  日・祝休

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mercredi 29 mars 2006

GOKANの桜

 梅田阪急の人気店、GOKAN。北浜に本店ができて、京都の高島屋にも店ができた。ちょっと見に行ってみると、京都店限定の桜のお菓子が・・・。Gokan

 。ホールもあって、そちらのほうが美しい。ドーム型のケーキで表面は金箔と桜の花を散らした透明なゼリー。中は柔らかい桜風味のババロアで、底から側面にかけては桜の葉。お米のロールケーキ以外ここの生菓子は食べたことはないけれど・・・。ううむ・・・。延々とほぼ甘味の感じられないババロアが続く。単調でめりはりに欠ける味なので1個食べ切るのがしんどかった。残念!こういうこともあるさ。

 4月まで秒読み・・・。4月から職場は非常事態。どうなるんだろう。出るにしても残るにしてもこの1ヶ月は受難?

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mardi 28 mars 2006

ラ・カヴァリーナ

 ふいにパスタが食べたくなって、遅いお昼をラ・カヴァリーナで。メインの付くランチにすれば、前菜もデザートも大きいお皿で出てくるし、いろんな意味でゆったりした食事になるのだけれど・・・。しかしここのメインは豪快にど~んと出て来るかなり男前な料理だから、遅がけに食べると夕ごはんが入らなくなるのは必至。ここはおとなしくパスタのランチで。

 前菜盛り合わせ  フリッタータ ポテトサラダ レバーペーストのブルスケッタ 野菜のマリネ(かぼちゃ・金時にんじん・ししとう・オクラ・プチトマト・にんにく・しょうが・ごぼう・きゅうり)

 ここの野菜のマリネは種類が豊富でおいしい。金時にんじんの甘味と、きゅうりのかりかりが特によかった。しょうがのスライスも、食べられるのかなと思ったけれど、食べてみるとこれもいける!ブルスケッタもパンはかりかりで香ばしく、レバーの香りもよくて、赤ワインが飲みたくなる味。

 えびとズッキーニのにんにく風味の手打ち麺

 パスタとリゾット5種類から選べるようになっている。手打ち麺は、250円アップになる。これはフェットチーネかな?タリアテッレとの違いは知らないのだけれど(笑)。細かく切った海老と薄くスライスしたズッキーニとみじん切りのにんにくがたっぷりのオイルソースのパスタ。定番メニューと思われる。おいしい・・・けどこの後人に会うんだった・・・(^^;。

 デザート盛り合わせ  パンナコッタ マチェドニア 金柑のソルベット

 パンナコッタはゼラチンがとても少なく、ふるふるのとろとろで生クリームの香りがとても濃い。金柑のソルベットは、ピンク色で、とても複雑な味がして、金柑だとはまったくわからなかった。お店の人に聞いた後もちょっと信じられないような感じだ。ほんとに金柑??でもお代わり、と言いたくなるほどおいしかった。長いこと食べていないマチェドニア。職場で世界史年表とか見ると思い出すのだけれど、果物をいろいろ取り揃えるのとか、同じ大きさに細かく切るのとかがおっくうで。でもちゃんと作ったものはやっぱりおいしいものだなあ・・・。

 エスプレッソ  とても濃いので、イタリア人みたいに砂糖を底に沈むくらいに入れて飲む。

 自家製パン  フォカッチャ3切れ ごまのパン プレーンなパン 全粒粉のパン(?)

 かごに大変気前よく。一人では食べ切れない。

 かなり満足!ただこのお店、あまりに忙しすぎて、お料理の説明をまったくしてくれないのが残念なところ。

 春雷轟く、荒れ模様の一日。桜のつぼみの最後の試練か?

 *トラットリア ラ・カヴァリーナ

  京都市中京区先斗町通三条下る材木町188 2F

  TEL 211―6530 水休

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lundi 27 mars 2006

桜コレクション2

 今日は上司たちの人事異動の内示の日。来月からまた環境変わるのかなあ。やだなあ・・・。来月末には自分たちだし。桜とともに落ち着かない季節がまたやってきた。

明日28日まで、大丸の地下一階で、桜のスイーツ特集をやっている。そのうちの何点かをぼちぼち試してみた。itte

 メゾン・ド・イッテープランタニエ。桜のマカロンに真っ赤ないちご、桜のカスタードクリーム。クリームがとてもおいしい。少し甘めで、いちごの甘酸っぱさとよく合っている。時間が経つと水分でマカロンがべたっとなるので早く食べること。

alis  パティスリー クイーン・アリス。ここのお菓子は初めて食べる。「フレンチの鉄人、石鍋裕」ってちょっとなつかしい(笑)。陶器の器は少し大きめ。中はたっぷりの桜のババロア。中に白あんが入っているような、重くて甘い焼き菓子が仕込んである。上のデコレーションも豊富なので、かなりボリュームがあり、食べ切るとちょっとしんどいかな。 

 あとは、アニバーサリー桜と抹茶のマカロンを食べた。桜と抹茶のマカロンが1個づつ仲良くセロファンのパックに並んで入っている。アニバーサリーのお菓子はデコレーションがとてもかわいい。ウエディングケーキとか引き菓子とかを頼みたくなるね。お味のほうは・・・。おいしいけど、固い!!固いというかねっちりしすぎ??ちょっとマカロンのねっちりを通り越してヌガーかキャラメルみたいになっているよ(笑)。

 29日からは同じ場所で、菓子職人のロールケーキの特別版、抹茶さくらロールが出るらしいからそれも食べてみる。菓子職人の桜のスイーツはおいしいのだ♪いっしょに桜のシュークリームも売ってたらいいんだけどなあ・・・。

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dimanche 26 mars 2006

春近し

 いつもと違う通勤路、まだ背の低い木蓮の木が、大きな花をわんさとつけていた。木蓮の匂いは大好きなのだけれど、通常この木は背が高いので、あまり匂いをかぐことができない。うれしくなって、自転車を降りて匂いを楽しむ。なんておいしそうな匂いだろう。この早春に咲く木蓮と白梅、6月ごろに咲くくちなしの匂いは子供のころに食べた、ものすごくおいしかったものを思い出させる。これらの花の季節になるとかいでみては思い出そうとするのだけれど、いまだにそれが何かを思い出すことができない。何だったのだろう、あのおいしいものは・・・?

 空気が緩み、少しづつ植物の匂いが増してくると、いよいよ春も近い。

gaunouut

 父がごはんのときに、何か飲まないのか?とうるさいので特にこれといったおかずもなかったのに、赤ワインを開けてみた。

 ジャン-ミッシェル・ゴヌー ブルゴーニュ・ルージュ ピノ・ファン 2002

ピノ・ノワールの変異種で作ったワインだそうだ。酸味がけっこう強い。時間が経っても甘味は増してこない。もう少し甘味があったらもっと味に厚みが出るような感じになっておいしいのではないかと思う。

 いっしょに食べたものの中でよかったのは、黒胡椒をまぶした鴨のパストラミ、先日の残りのキュレ・ナンテというあまりきつくないウォッシュチーズ。お吸い物にたくさん入ったほうれん草。煮物のしいたけ。ワインのほんの少しのひのきっぽい香りが、ほうれん草やしいたけの風味と合うみたい。一番気持ち悪かった組み合わせは、塩こんぶ。だめだこりゃ。

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samedi 25 mars 2006

ちゃらん

 煌庵の隣り、ずっと気になっていた日本茶カフェ、ちゃらんに先日行ってみた。そのときはあまり時間もなくてグリーンティーでのどの渇きを癒しただけで、あまりゆっくりできなかったから、今日改めて再訪。仕事帰りに抹茶パフェを食べに(^^)♪。

 引き戸を開けると、店内はお茶を炒るよい香りでいっぱいである。お茶を焙じているのかと思ったら、各テーブルに、茶香炉が置いてある。店内はもちろん禁煙。お茶という、香りが命のものを扱っている以上、こうでなくっちゃ。なかなかに和めそうな空間だ。

 抹茶パフェは800円。それに白玉をトッピングして+50円。満席だったので待つことしばし。出てきたグラスはけっこう大きい。アイスクリームはざっと3スクープはある。

 底から、玄米ポン・抹茶アイス・クラッシュした抹茶ゼリー・ゆであずき・甘納豆・バニラアイス・刻んだバナナ・缶詰のフルーツカクテル・抹茶アイス・生クリーム・白玉・飾りの傘。生クリームを一口。う~ん、あんまり生クリームはおいしくないかも・・・。抹茶アイス・・・は、おいしい!白玉もくにっと柔らか。ゼリーもなかなか。このパフェいける。願わくば生クリームの改善を・・・。けっこう大ぶりな上に底の玄米ポンでボリュームがさらにアップして食べ応えのあるパフェなのであった。

 前回飲んだグリーンティーは、フローズン仕立て。これから暑くなってくるとますますおいしく感じるだろう。やはり甘味が最初からついているので、甘味なしのがあったらいいなと思う。わたしは子供の頃からかなりの茶飲み。お茶に甘味はいらないのだ。

 茶香炉ほしいなあ、と思っていたら、レジ横に茶香炉セットが置いてあって、しかも何もかもセットで1000円。思わず衝動買いをしてしまったのであった。

 ついでにミディ・アプレミディの新しい店に行ってみた。お菓子教室がメインで、その片手間(でもないだろうけれど)に焼き菓子(ただしクッキー類はない)と製菓道具と材料を売っている。お菓子は6種類ほど。以前のものよりかは若干サイズが大きくなっている。

 ミモザ、いちじく、マロン、メープルの4種類を買った。ここのお菓子で、わたしはミモザが一番好き。ふんわり香るバターとコアントロー、オレンジピールもさわやかで本当においしい。これに合わせるのは断然紅茶がいい。ダージリンとかセイロンとかの、あまり強くなくてストレートで飲んでおいしいものを。お菓子自体が繊細だから。情報によると、お菓子のばら売りがなくなって、箱売りだけになるとか。ちょっと買いにくくなるな。

 新しくてきれいなお教室。「津田陽子の洋菓子塾」だって。若いお嬢さんやVERYな奥さんが習っていそう・・・。でも並べられた道具や材料を見ていると、何か作りたくなってくるような・・・。

 *ちゃらん

  京都市中京区蛸薬師通烏丸東入一蓮社町298―2

  TEL 212―9265 不定休

 *エコールプリヴェ ミディ・アプレミディ

  京都市中京区東洞院三条下ル

  TEL 212―4977

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jeudi 23 mars 2006

スカパラIN神戸

 会場は、神戸国際会館こくさいホール。長いエスカレーターを上がって、ホールに向かう。席についたのと開演はほぼ同時。ライブハウスと違ってホールは、並ばなくていいから楽だけど、あんまりぎりぎりなのはいただけないなあ・・・。席に着く間もなく、オープニングはゴッドファーザー愛のテーマ。暴走族チックなこのメロディーも、スカパラがやると断然かっこいい。

 ホールだし、2階席だしって、ちょっと油断した。セーターなんぞを着てきたことを後悔する。Tシャツを着てくるべきだった。ライブハウスでのライブ並に汗をかく。ライブは、ホールだということを忘れるくらいの大盛り上がり。客席全部、跳べや跳べ、踊れや踊れの大騒ぎ。舞台ではギターとトロンボーン持ってイナバウアー!荒川静香と同じくらい曲がってるし。

 外はどしゃ降り。2003年の7月の平安神宮での野外も雨だった。でもスカパラのライブは、頭の上の空がすこ~んと晴れ上がるように気持ちいい。何回か行くと、音楽が鳴り始めると体が自然と動きだす。もうほとんどパブロフの犬か(笑)。踊って跳んで、隣のO殿と笑い合い、あっという間に2時間過ぎた。もう終わりの時間なんて信じられない。全然疲れてもないし・・・。

 今日がツアーの最終日なので、Charaかハナレグミが出るかも、とO殿が言っていた。果たして、アンコールで出てきたのはハナレグミ。2曲歌った。永積タカシ、けっこういいかも。

 行くと必ず楽しいスカパラのライブ。しめの言葉は

   We Are 東京スカパラダイスオーケストラ!!

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mercredi 22 mars 2006

桜のチーズとロゼ・シャンパン

 今日はスカパラのライブin神戸。ライブと言えばこのお方、O殿である。ライブは7時からだし、ライブの前にわたしの家で腹ごしらえ&一杯やってくこととなった。なぜならまるでタイミングをはかったように、ワイングロッサリーで買った、桜のチーズとロゼシャンパンがあるのだ!願わくば、花のもとにて飲みたいところ、でもチーズはフレッシュなうちに食べたいから、さっそくに。

 先日来、往年のサンドイッチハウスグルメ(今ある店とはたぶん経営も違うし、味もまったく違う)のサンドイッチを思い出して、すごく食べたくなっている。そこで、失われた味を求めて、そして、桜、桜海老、海老!のしょうもない連想から、海老フライのサンドイッチを作った。rossa

 桜のチーズ、ラ・ロッサ。イタリア産の山羊のチーズに、細かく刻んだ桜の葉を混ぜ込み、桜の葉で包んである。正方形にひもがけした形が、小さな贈り物みたいで、とてもかわいい。桜のいい香り・・・。包みをほどいてカットすると、真っ白でほろっとしたおいしそうなシェーブルの中に、刻んだ葉がたくさん。周りの葉と接触している部分は少し黄色っぽくて、ねっとりとしている。ちょっと濡らした紙の繊維のような不思議な食感だけれども、ここもおいしい。シェーブルの酸味と桜の香りがこんなによく合うなんて想像もしなかった。rose

 ロゼシャンパンは、お店の方にすすめてもらったシャルリエ・エ・フィス プレスティージュ ロゼ。瓶は透明のガラス瓶なので、この画像の色は、シャンパンそのままの色。薄いルビー色と言ってもいいくらいの美しい色合いである。フルートグラスに注ぐともっともっと美しい。底からすっと立ち上る泡もとても細かくて繊細な感じ。

 ・・・ちょっと冷やし過ぎた(>_<)!もったいない・・・。ふつうのシャンパンよりも少し温度が高い方がおいしいのにぃ・・。でも冷たくてもすごくなめらか。するするとのどを通って心地よい。果実のよい香りがふわっと残るし、優しい甘味。すごいなあ、これ。赤いベリーのお菓子を思い出す。

 チーズを食べて・・・シャンパンを一口・・・。「うま~~い!!」二人揃ってミスター味っ子。ほんまにきゃーきゃー言うほどのおいしさ。桜の葉の香りが、すごくよく合う。鼻に抜ける香りがたまらない。シャンパンも温度が上がってくるとますますふっくらとした果実の味と香り、甘味が増して、それがますます桜と合って、まさに口の中は春爛漫・・・。ああ、でもあっという間に過ぎ行く春・・・。ありていに言うと、シャンパン足りない、チーズも足りない・・・。そうそう、海老ともけっこう合ったような気がするけど、これは蛇足。でもほんとに幸せな気分。うれしいなあ・・・(^^)。

 さて昨日飲んだ丹波ワインの鳥居野(白)。昨日想像した食べ合わせを試すため、リコッタをデザートに出してみた。他にはO殿のおみやげの甘いいちご、あまおうに、父が高かったのだと言って買って来た、果肉の密な甘いバナナとスライスオレンジ。クリスティンヌ・フェルベールのカシスとすみれのジャムも添えてみたが、結果的にこれは蛇足。

 ちゃんと栓をしておいたのに、少し風味が昨日と違っている。でも昨日の想像どおり、リコッタと相性よし。ただこのリコッタ、塩を入れるようになったとかで、けっこう塩の味がする。そんなの入れなくていいのに。塩で強調しないほうがずっとミルクのかすかな甘味と香りが楽しめると思う。わたしはすいかに塩かけるのも野菜に塩かけるのも嫌いだから。今度からリコッタを買うときは注意したほうがよさそうだ。バナナともいちごともOK.オレンジとはもう一つ。結局これもなくなった。

 さて、コーヒーと小菓子を。今日はほんとに贅沢だ。先日マダムOからいただいた、トシ・ヨロイヅカのお菓子たち。いちごのメレンゲ。かわいいピンクの丸いメレンゲ。軽くてさっくさくだけれども、いちごの酸味が効いている。アーモンドのクッキー。周りをグラニュー糖でまぶしたアイスボックスクッキーで、生地には香ばしそうな色のアーモンドがたっぷり入っている。さくさくでバターの風味がとてもよい、良いクッキーだ。アーモンドも香ばしくて、ナッツ嫌いなわたしでも、これはおいしい。生チョコ。ねっとりとして、とても柔らかいチョコレート。ちょっとキャラメルっぽいニュアンスもあって、好みの味。いや~、評判だけあって、トシ・ヨロイヅカ、すごいかも。生菓子も食べたくなった。マダムO、ありがとうございますm(__)m。

 そろそろ出発の時間。気合は十分。

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mardi 21 mars 2006

漢字バトン

 さて、じゅぴさんからもらった漢字バトンをやろうっと。

 ■1.前の人が2で答えた漢字に対して自分が持つイメージは?

 「航」  広々とした海をゆく大型船。海は静かで天気は快晴。

 「春」  秋よりは好き。 この世の春。 花見弁当。

 「磨」  宝石加工と「磨耗」という言葉。

 ■2.次の人に回す漢字を3つ

 「祥」 「魁」 「幽」

 ■3.大切にしたい言葉を3つ

 「慈」 「縁」 「絆」

 ■4.漢字のことをどう思う?

 便利な文字だと思う。

 小学校のとき、漢字テストで10点取って先生にしばかれたことを思い出す。

 ■5.最後にあなたの好きな四字熟語を3つ教えてください。

 「諸行無常」  悪い意味に取られがちだけれども、すべて移り変わってひと時も同じ状態をとどめていないからこそ、辛いことも永遠には続かないし、いやなことも忘れて行ける。別れがあっても次の出会いがやって来る。変化を嫌うわたしだけれども、そういうことをわかっていれば、もっと軽やかに生きられるかも。

 「一期一会」  この人と会うのは今生でこれ一度限り、と思えば、出会えた人を大切にしようと思う。

 「笑門来福」  笑顔の人には自然と人が集まってくるし、幸せは自分だけの力で得られることはあまりなくて、必ず誰かの助けがあってのこと。うっとうしい顔をしていては人にも福にも避けられそう。

 ■6.バトンを回す人とその人をイメージする漢字

 「豊」 「識」 をイメージしてくださったじゅぴさん、ありがとうございます。

 漢字好きなあの人はバトンがお嫌い。ゆえ、バトンはわたしでトメといたしますが、あの人のイメージは、「知」と「信」です。

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野球を見ながら

 お彼岸のお中日、めずらしく公休日に当たって、マストな行事のお墓参りに無事行くことができた。いつもは行けないことが多いので、お参りできてすっきり。

 午前中にお参りを済ませ、昼ごはんを食べながらWBCを観戦する。きのこのスパゲティを作って、まあせっかくゆっくり食べるのだからとtoriino、父からもらったワインを出してきてグラスに1杯。

 丹波ワイン 鳥居野(白) ラベルの鳥の絵が美しい。裏には、「セミヨン種、リースリング種など」、とぶどうの種類が書いてある。香りはこの前に天橋立のホテルで飲んだのに似ているから、これがセミヨンの香りなのかも。甘い香り・・・。予想通り甘かった(>_<)・・・。確かに裏に中口と書いてあったけど・・・。和食に合う、ということだけれども、ほんとに合うのかなあ。もう少し甘くなければおいしいと思う。これを食事に合わせるのはわたしには厳しい。かといってお菓子に合わせるには少し弱いようにも思う。なにかこう、濃厚さの足りないさらっとした甘さなのだ。チーズか?フロマージュ・ブランかリコッタならいけるかも?いつ飲む?食後では軽そうだし、食前に甘いのを飲むと血糖値が上がりそうだ。ああ、でももう少し暑くなってからキンキンに0度近くまで冷やして食前に飲むのはおいしい気がする。生チーズと合わせておやつに、というのはいいかもしれない。いつになく悩ましいワイン。

 やったね、王ジャパン!!途中かなり危ない場面もあって冷や冷やしたけれど、世界一だ(^○^)。

 試合を見ながらお菓子も食べた。ファクトリー・シンレーズンサンド。レーズンサンドにはちとうるさい。ここのはおいしいのかな?クッキーはかっちりと固め。中のクリームは白く軽めで量は普通、レーズンはたっぷり挟まれているし、けっこうおいしい。

 マダムOおすすめの、トシ・ヨロイヅカアマンド。ぽこっと丸いバターケーキだ。生地の色は黄色く、色も香りもとても濃厚そう。食感も、しっとりはもちろんのこと、さらにねっとり感もある。ローマジパンを使った生地なのかな。おすすめだけあって、これはとてもおいしい。トシ・ヨロイヅカも行きたいとは思うけれど、なかなか東京は遠い。

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lundi 20 mars 2006

桜コレクション

 出勤前に銀行に寄ったついでに、大丸の地下で桜のスイーツを物色する。そろそろどのコーナーも桜スイーツが出揃っているはず。いろいろ見た中で、今日のおやつに決めたのは8 ・・・

 リーガロイヤルホテル桜庵。メインはふるっふるの桜のブランマンジェ。薄ピンクの色もきれい。上にはクラッシュした桜のジュレに、ほどよく塩出ししてシロップにつけた桜の塩漬け。底には刻んだ桜の葉を入れたゆるい桜餡が、ソース代わりに入っている。う~んと、餡はなくてもいい感じではあったけれど、このお菓子はおいしい。桜の香りもさらっときれいでいい感じ。カップだしお花見のデザートにもよさそう。

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カフェ・ド・パリ 桜の香り。これはお酒。スパークリングワインだそうだ。帰りにリカーマウンテンで買った200ミリリットルの小瓶。職場では飲んでない(笑)。これは・・・。ちょっと人工的な梅のよう。半分飲んだだけでなぜか酔ってしんどくなったので残りは父にまかせた。体調悪いのかな。

 あと食べたのは、山羊のミルクのお菓子の店、nico桜のバトン。昨日、心斎橋のそごうで買った。ちょっと前からよく見る長方形の棒状のお菓子。薄いピンクのバトンに桜の塩漬けを乗せて。桜のムース。でもせっかくnicoなんだから山羊ミルクの桜のチーズケーキにしたほうがいいのに。

 何か桜のおいしいスイーツがあったら教えてください。

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dimanche 19 mars 2006

野菜の力

 マダムOより、東京みやげ、トシ・ヨロイズカの焼き菓子とチョコレート、イデミの焼き菓子をいただいた。それといっしょに、朝行って来られたという安田農園の野菜たち。トマトとにんじんと金時にんじんと大根。いただいた袋を開けると、広がる金時にんじんの香り・・・。ここまでにんじんらしい香りがするなんて、味も絶対いけるはず!

 さっそく夜の食卓に上げてみた。にんじんはきんぴらに。かなり火を通していると思うのに、へたれないこのしゃきっと感。にんじんの甘味がとてもおいしい。これならいつもよりお砂糖とみりんを少しづつ減らしても大丈夫だった。そうしたほうがもっとにんじんそのものの甘味を感じられたのにちょっと残念。今度は金時にんじんでトライ。

 トマトはそのまま櫛切りで。肉質はしっかりしてこれも味が濃い。夏ではないから当然ハウス栽培には違いはないだろうけれど、それでもこのおいしさ。夏の路地ものならいかばかりか・・・。野菜はいつも、ドレッシングもマヨネーズも、塩も何もつけないで食べるので、野菜そのものの味がいいと、本当にうれしい。野菜の力が十分に感じられるすごい野菜だった。自分でも買いに行ってみたいな。

 今日はいただきものの食卓(笑)。しかも時間も遅いので、そのまんま。で、近喜のおぼろ豆腐。京都に豆腐の名店は数々あれど、近喜の豆腐は一番大豆が濃いような気がする。しっかり大豆の味がするので、冷や奴でもお醤油はかけなくても十分おいしい。素材だけを楽しめる贅沢な食卓だ。

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samedi 18 mars 2006

復習する

 昨日せっかくミネラルとは、ということがちょっとわかったような気がしたので、何でも復習が大切、とばかりにPICARLEさんがミネラリーであると言っておられたルイ・ジャド クーヴァン・デ・ジャコバン ブルゴーニュ・ブラン 1994を飲んでみた。jadot1 jadot2

 ・・・チーズっぽい匂い??とふと思ったけど気のせいかも。飲んでみるとまったく違った味がしたのでちょっと驚いた。一口目に確かに感じる、昨日飲んだのと同じようなミネラルの感じ。涼やかな感じもする。やめよ・・。神の雫ごっこみたいやし。でも奥の方にものすご~く自分の好きな味があるのだけれど、それが何かわからない。とにかくこれ、すごくおいしい。とは言ってももう飲めないんだろうな、これも。

 これに合うかなあ、と思った食べ物が意外に合わずにちょっとがっかりする。菜の花の苦味と合うかな、と思って作った菜の花のエチュベ。食べてこれを飲むと強烈に苦い。ちょうど昨日のマルサネブランの苦味を3倍増しにしたような感じ(>_<)。とすると、あの苦味はやはり植物性のものということかな。マリー=アンヌ・カンタンで買ったキュレ・ナンテ。ウォッッシュチーズだけれど、そんなにきつくないし、いけないこともないだろう、と買ってみたけれど結果はいま一つ。このチーズの故郷のブルターニュとブルゴーニュ、似ているけれどぜんぜん違うからかも。

 妙においしかったのが甘酢漬けしょうがで、これを食べてワインを飲むとさっき書いた、奥の方にある自分の好きな味が強調されてくるのだけれど、やっぱりそれが何かはわからない。すごくおいしかったのはスライスオレンジ。薄くスライスしたオレンジを皮ごと食べてワインを飲むと、さわやかなオレンジのお菓子のよう。夏に食べたい味になった。すばらしき口中調味。海苔ともそう悪くなかった感じはしたけれど、ミネラルの復習だったはずが、いつのまにか怪しい実験室になってきたので打ち切り。後はふつうに飲んだ。父もうまいと言っていつになく飲んだので結局1本飲みきった。

 さて、食べたいと思っていたさいき家さんの出し巻きが伊勢丹に出ていると教えてもらって初めて買った。これは合うかどうかは関係なく純粋に食べたかったから。卵がすごくなめらかで、卵豆腐のような絹の舌ざわりだ。味の加減もちょうどよくて、とてもおいしい。出し巻きのはしっこが大好きなのだけれど、このはしっこは特に美味。ちなみにワインともけっこうおいしかった。

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vendredi 17 mars 2006

ミネラリーなワインとは

 何ぞや?という疑問に、PICARLEさんが答えてくださることとなった。まとのでおいしい食事を堪能したあと、かもめさんとワイングロッサリー・ワインバーへ向かう。随分お待たせしてしまったようだ。大変申し訳ございません(汗)。

 sharuropan フィリップ・シャルロパン・パリゾ・マルサネブラン2003が既にちょっと寒そうにワインクーラーに収まっている。それにしても心霊写真みたいな画像・・・。

 以前こちらでいただいたときに、ヴィッテルのような、コントレックスのような苦味を感じたワイン。それが果たしてミネラリーということなのか、またそもそも苦味などはこのワインにあるのか、ということを3人で確かめることになったのだ。PICARLEさんは、シャルロパン・パリゾの特に2003年は甘いとおっしゃる。でも前回のわたしが感じたのは甘味より苦味。さて今回は・・・。

 十分に冷やされた1杯。やはり感じる苦味・・・。かもめさんも感じるって。温度が低いときに、確かに苦味を感じるね、とPICARLEさん。でも温度が上がって行くにしたがって苦味は弱まってくる。わたしはまったく感じなくなるまではいかなかったけれど、苦味が弱まり、甘味が出て来るのは確か。しかしこれは、ミネラルではない、とのこと。質問したかったことの核心。では、この苦味は何から来るものなのでしょう?と岡田さんに尋ねてみる。「これはおそらく○○○←(専門用語)ではないかと思われますが・・・」残念ながら○○○は忘れてしまったけれど、たしか、ぶどうの皮をしばらく漬けておいておくとその苦味が・・・ということではなかったかなあ?そのへんいい加減です。注意深く聞いているつもりでも、メモとかしていないから忘れていますね。すみません・・。

 2003年のブルゴーニュはとても暑くて、造り手は、ぶどうを早く収穫するとかいろいろ工夫をしたけれど、あまりいいワインができなかったらしい。どうしても甘味が強くなってしまうので、酒石酸で補酸をしたりして、味のバランスを保つようにしているらしい。ちなみに補糖はグラニュー糖でしたりするそう。補酸と補糖を同時にすることは法律で禁止されているとのこと。なるほど、あまりいじれば、味が人工的になりすぎて本来の味ではなくなってしまうものね。

 さてではどういう味をミネラリーというのか。塩とか岩を感じるようなのを・・・とのリクエストに、出してくださったのが、sanveran

 サン・ヴェラン 2004 コロヴレ・エ・テリエ ドゥー・ロッシュ

 本の場合、表紙と奥付から書誌情報を取って、目録の所定のフィールドに放り込んでいくけれど、ワインの場合あまりよくわからない。特にこれ、どこまでが名前??

 こちらも少し冷やして・・・。一口、ふっと最初に確かに精製塩ではない塩の感じはあるような気はする。でもフルーツの香りも強い。そしてこれにもグレープフルーツのような少しの苦味。かすかに感じる微炭酸。かもめさんも感じるって。聞いてみると、若いワインにはアルコール生成のときに発生する炭酸ガスがほんのわずか残っていることがあるのだとか。なるほど、時折感じていた微炭酸の謎はこれか。でもそれがさわやかな感じにもなっている。さっきのマルサネよりもこちらのほうがおいしく感じるし、好きな味。

 なんとなくわかりかけたミネラル。もう少しかな。でも今回はっきり自分の中に味の図鑑が作れたのは意外にも「樽の味」だったのでした。これも収穫。注意深く飲むのってほんとに大事だし、楽しいことですね。PICARLEさん、かもめさん、ありがとうございました(^^)。 

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割烹 まとの

 かもめさんと二人、割烹 まとのに行く日がついにやって来た。えさえさんお気に入りのこの店、場所は北山大宮上ル、という日頃の自分の生活圏からは遠く離れたところながら、行くだけのことはあるだろう。地下鉄北山駅からタクシーに乗り、いざ。

 久我神社のすぐ隣の、間口もせまく、非常にこじんまりとした店である。1階はカウンター、2階にお座敷が一部屋。どちらでもどうぞ、と言われ、迷うが、ふつう少人数ではあまり行けなさそうなお座敷に通してもらう。ちょっと密談でもしそうな雰囲気(笑)。お料理はあらかじめ頼んである1万500円のコース。飲み物はちょっと控えめに、越寒梅吟醸を冷酒で1合。

 赤貝のぬた ほたるいか 

  だしの味のしっかり効いたぬた。ほたるいかの味もよくしみている。

 ひらめの笹巻寿し 白魚 しょうが甘酢漬け

  鮨飯の味加減がとてもおいしい。しょうがの味加減も好み。白魚に季節を感じる。

 椀物  鮑 ふぐ よもぎ麩

  大ぶりに切った歯ごたえよく、しかし固すぎない鮑がごろごろと二切れも入っている。ふぐは葛粉が打ってある。蓋を開けるとだしの香りに包まれる。ボリュームのあるお椀。

 お造り  あいなめの焼き霜造り さよりのこぶじめ 天然はまち 車海老 あおりいか

  種類も量も多く、非常に食べ応えがある。どれも新鮮でおいしい。あいなめの焦げ目が香ばしい。味噌の入った車海老の頭はかりかりの楽しい食感。

 百合根饅頭  細割り蕗 菜種 筍 わかめ

  百合根饅頭の中にはおいしく味をつけた鶏そぼろ。あんのかかったあつあつを、小さな散蓮華ですくって食べる。こんな料理は大好きなので笑いが止まらない。

 焼き八寸  ・・・とお店の方の説明。  桜鱒の木の芽焼き  ふくさたまご 一寸豆 飯蛸 いさざ甘露煮 蕗の芽のきゃら煮

  焼き魚と八寸をいっしょに出す趣向。初めての経験でめずらしく思う。長いお皿の右に焼物、左に八寸。

 このわた  胡麻豆腐 つくし 花わさびのごま和え

  これもちょっと意外な取り合わせ。お皿の右に置かれた小さな蓋物にはこのわた、左にごまどうふ。胡麻豆腐という精進系のものに、このわたという珍味中の珍味(お酒のあて系?)を組み合わせるというのがちょっとした驚き。

 揚げ物  伊勢海老 長芋 こごみ ふきのとう   塩とレモンで

  大ぶりに切った甘くぷりぷりの伊勢海老が気前よくごろごろと。長芋はあらかじめ含め煮にしたものを揚げる、ひと手間かかったもの。

 酢の物  ふぐのにこごり いくら 新もずく きざみねぎ

  琥珀色の、味が凝縮された煮凝り。いくらの歯ごたえがよくて、噛むとぷちっと大きな音がするほど。粒も大きく、目玉おやじに似ていたのでおかしくて二人で笑う。

 かにと筍のごはん

  お釜で供される。残ったらおにぎりにいたします、とのこと。しかし残るはずも・・・(笑)。おこげがとても香ばしくておいしい。かには細かくほぐされ、味付けも薄味で、繊細な印象。

 赤だし 伊勢海老の頭 鴨 なめこ

  大ぶりのお椀の蓋を開ければ、ど~んと目に入る伊勢海老にどぎもを抜かれる。まさに豪快!頭でだしを取ったとのこと。頭から出た味噌の花が浮いている。細い足の身まで出して食べる。具には葛粉を打った鴨。これも意表を突く取り合わせ。鴨は血の味を残す鴨らしい味で美味。

 香の物 奈良漬(何かはわからない) 大根の辛い漬物 壬生菜 刻みしば漬け 塩昆布

 デザート  青紫蘇シャーベット 白酒シャーベット 三宝柑ゼリー いちご キウイ

 青紫蘇は少し香りが弱め。白酒はこぼれ梅を思い出す味で、強い。三宝柑ゼリーは果肉がたっぷりで瑞々しい。

 まず、料理や素材の取り合わせに驚かされる。丁寧、繊細でありながらも、豪快。最初のお椀、お造り、揚げ物、赤だしなど。このちょっと豪快な感じは、「かじ」と似たような印象を受ける。どの料理もおいしく、ボリュームも十分でかつ飽きさせない。

 あれやこれやとおしゃべりをしながら楽しくいただく。食べることの好きな人との食事は本当に楽しいもの。かもめさん、ありがとう(^^)!さあ、次は・・・。

 *割烹 まとの

  京都市北区紫竹上緑町28―8

  TEL 493―2224 水・第3火曜休

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サンコベーカリー

 思いがけなく静かな金曜の午後3時過ぎ。客人は突然やって来た。『関西ウォーカー』を手にカウンターへ来る人あり。「さ、さんこさん!!」ふいを突かれたわたくし、「あ~!!」との声が館内に響き渡る(>_<)。

 なんと、憧れ、さんこベーカリーのパンを持って来てくださった。sannko1 sannko2

 こんなかわいいお手製ラベルもついている♪ sannko

 ベーグル2種にパンが1種、それにクッキーが1種の豪華ラインナップ。

 コーヒー豆とチョコレイトのベーグル  どれもおいしかったけれど、あえて1番決めるならこれ。少し温めて食べると溶けたチョコレートの甘味が好き。

 ○○○のベーグル  さて何のベーグルでしょう?とクイズを出された。表面はとろけるチーズをオン。中にはさいころ状の、スモークチーズのような茶色がかったものが・・・。スモークチーズにしては燻製の匂いも酸味もない。正解はなんと、豆腐の味噌漬け!見事不正解(笑)。荒業サンコベーカリー??

 それにしてもベーグルって一度ゆでないといけないのでけっこうなお手間もの。見た目もきれいにもちもちと仕上がってほんとにすごいなあ。あまりにうれしかったのでM嬢に見てもらった。手紙など読みつつ、さんこさんのことをつらつら考えるに、なんとなく「友がみな われよりえらく見ゆる日よ 花を買ひきて妻としたしむ」という啄木の歌を思い出し、ついでに啄木についてM嬢に熱く語っちゃうわたし。ちょっとキモい・・・。

 のパン  はたこのパン、なんだって(笑)。香ばしいはったいこの香りにレーズンの甘味。はったいこは大麦の粉。独特の香ばしい風味があるねぇ。食事パンとしてもグッド。

 三ツ子のホロホロクッキー  粉糖まぶしのほろほろしたバター風味のクッキーが、3個。お茶受けにぴったり。職場で3時のおやつにいただく。

 以上のラインナップの作品を、次の日の朝いただきました。朝から贅沢です。友達の手作りのおいしいものをいただける、というのもお金では決して買えない確かな幸せの一つです。

 カウンターに座ると交代時間まで動けなくて、ろくろくお礼も言えずにごめんなさい。この場を借りて深く御礼申し上げますm(__)m。

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jeudi 16 mars 2006

パティスリーナチュールシロモト

 最近名前をよく聞く、京田辺のケーキ屋さん、ナチュールシロモトが、伊勢丹のプロモーションで出店していた。本店にはなかなか行けないので、この機会に一つ買ってみた。なぜ一つかというと、午後7時過ぎのショーケースはほとんど空!だったから。

 貴重な一個。siromoto

 マンダリン。ずっしりと持ち重りするボリュームのあるケーキで、生地とガナッシュとグラッサージュの八層構造となっている。

 底から、生地(アーモンドダイスが入った重めの生地。ビスキュイジョコンドだろうか?)濃いガナッシュ、生地、軽いガナッシュ、生地、酸味の効いたオレンジ果汁入りのガナッシュ、生地、グラッサージュ。このケーキのすごいところは、挟んであるガナッシュの味が層によって違うところだ。単純構造に見えて複雑構造のケーキ。オレンジのガナッシュの強めの酸味がよいアクセントになって全体を引き締める。チョコレートとオレンジの組み合わせ、ありきたりかもしれないけれどやっぱり素晴らしい。

 ぜひ本店へ行きたくなった。最近、府の南部が賑やか。

 *パティスリー ナチュール シロモト

  京都府京田辺市山手東1―2―1

  TEL 0774―65―2635 火休

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都路里の春

 都路里が好きだ。京都人だけれども観光客に混じってちょくちょく食べに行っている。本店はあまりに混雑が過ぎるので、伊勢丹店か、時期や天候によってはすいている高台寺店がほとんどだけれども、ほんとに食べたいときには、少しくらいなら行列もする。抹茶パフェはここのが一番おいしいと思う。なんせ抹茶が濃い。特に気に入っているのは抹茶のシャーベットに、氷にかかった抹茶蜜。時折急に食べたくなるのだ。

 都路里の季節限定メニュー。tujiri

 花だより。これは高台寺店限定メニュー。昨日、花灯路に行ったときに食べてみた。パフェと桜湯がセットになっている。桜のゼリー、桜のムース、玄米茶アイス、粒あん、ピンクと白の花見だんごに見立てた白玉が二串、中に抹茶のクリームを詰めた焼き菓子が二本。

 白玉にあんこからめて食べるとおいしい。アイスは桜がよかったな。メインの桜のムースは?と期待して食べる。むむ?塩っ辛い・・・。ちょっと塩分効かせすぎ。桜湯もけっこう塩味が効いている。パフェを食べて塩分を摂取しようとは。

pafe 桜パフェ。こちらはおそらく全店共通メニューだろう。これは伊勢丹店の。抹茶蜜、寒天、抹茶ゼリー、玄米茶アイス、桜アイス、缶詰みかん、抹茶・白・ピンクの白玉が二つづつ、抹茶の生クリーム。

 桜味に目がないので毎年必ず食べている。ここの桜のアイスはおいしいし、抹茶の生クリームも好きだし、白玉もゼリーも・・・って好きなものみんな入ってる。ただ一つ願わくば玄米茶アイスを抹茶シャーベットにしてほしいなあ。特注オーダーしてみたい。

 この二つのパフェ、わたし的には桜パフェの圧勝。

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mercredi 15 mars 2006

ラマルティーヌ

 今日15日は、祖母の誕生日である。おかげさまで、95歳を迎える。明治44年の生まれだ。よくぞここまで生きていてくれたもの。祖母が元気で今日を迎えられたことを、わたしはありとあらゆるものに感謝する。まだまだ長生きしてほしいと思うのはわたしのエゴだろうか。亡くなっても、大往生と言われる年だ。でもたとえ120歳で亡くなってもわたしは、もう十分とは思えないだろうし、とても悲しいだろうと思う。

 今日は何があっても祖母に会いに行かなければ・・・。大きなバースデイケーキの代わりに、ラマルティーヌの小さなケーキを二つ持っていく。ここの店も好きな店の一つである。たしかパンのグランディールの系列店だったと思うが、もしそうなら、わたしはこの系列と相性がよいようだ。パンもグランディールのパンが一番好きだと思う。

 栗のルレ  たっぷりの栗の甘煮とクレームシャンティを巻き込んだロールケーキ。栗は本当にたっぷりで、ごろごろ、といった感じに入っている。巻いてある卵黄のビスキュイはとても香りがよくておいしく、色もきれいな黄色。表面はチョコレートを細く絞ってコーティング。

 本日のおすすめ  とだけ書かれた名もないケーキ。表面はつやつやしたグラッサージュがけ、上にカットしたオレンジ、飾りのチョコレートのかけら。側面にはオレンジにおそらく砂糖をふりかけてオーブンで乾燥させたものが貼り付けてある。香りと味が凝縮されていておいしい。店の人に聞くと、中身はオレンジのクレームブリュレに、チョコレートのムースとのこと。オレンジとチョコレートの組み合わせは最高!

 祖母の夕食後、二人で仲良く食べた。祖母は甘いものが大好きだ。年々子供に帰りつつあるから余計かもしれない。来年の3月15日も、こんな日でありますように・・・。

 *ラマルティーヌ

  京都市左京区下鴨西林町22

  TEL 703―1118 無休

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何度行ってもおいしいコリス

 久しぶりにコリスでランチ。行ったのは2時前、出たのは3時、その間ずっと満席。ひっきりなしにお客さんが訪れる。みんな昼ごはん遅いなあ・・・。コリスで食べたいから時間ずらして遅くするのか。

 ちょうど案内されたテーブルの片側には、できたてのスモークサーモンの半身が二つど~んと並べてあって、えもいわれぬスモークのよい香りが漂い、思わずこれを切って!と言いたくなる。でも今日はお酒を飲むつもりはないので断念。

 今日はブルーチーズカツにしよう。あのボリュームのある一皿を、誰ともシェアせずに一人で堪能したい気分なのだ。3時半までは料理にパンかごはんが付いてくる。迷わずごはんを選ぶ。残ったソースをごはんにからめようという算段だ。

 ブルーチーズカツ  小麦粉をしっかり炒めたほろ苦いドミグラスソースがたっぷり敷かれたお皿には、中にチーズを詰められた豚のカツレツ。チーズがとろっとはみ出している。ソースだけでもおいしいし、溶けたチーズと混ざってもそれはそれは美味。ソースとごはんの相性もよし。

 別添えのサラダ  その豪華さは付け合わせながら一品料理のごとし。ゆで卵、厚めに切ったハム、玉ねぎ、レタス、クレソン、名前を忘れたグリーンのちりちりした葉の野菜、甘~いフルーツトマト、香草の風味が心地よいにんじん入りのたっぷりのポテトサラダ、細く上品に絞ってかけられた、柔らかな風味の自家製マヨネーズ・・・。細部に至るまで、ここの料理は丁寧でおいしい。ほんとに細部に至るまで。

 しっかり堪能・・・。遠くはないけれど、生活圏ではない。でもわざわざ来る値打ちあり。来てよかったと思う。「いつもありがとうございます」と奥さんに言われるとなおさらそう思う。

 アイスクリーム食べたい・・・。デザートにラムバナナのアイスクリームを注文する。とてもなめらかなできたてに、キャラメルソースがかかっている。使っておられるソルベティエールの加減とも聞くけど、なんともなめらかで、シルクのような食感のアイスクリーム。

 ここのメニューはほんとに種類が多くて読むだけでも時間がかかる。悩むともっと時間がかかる。となりのお客さんがテリーヌを注文した・・・。ここのテリーヌ、おいしいものね。近いうちに、お酒とともにゆっくりと。 

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mardi 14 mars 2006

丸物

 プラッツ近鉄が、来年の2月をもって閉店する。近鉄になるまでは、丸物と言った。その前は物産館。祖母などは長く物産館と呼んでいた。わたしはさすがに物産館は知らないが、丸物は知っている。家から歩いて行ける百貨店であったので、子供の頃には祖母にも父母にも何かにつけて連れられて行ったものだ。屋上遊園地で乗り物に乗り、スマートボールに興じ、書籍売り場では行く度に本を買ってもらった。グルメという名のサンドイッチ専門店があって(今もポルタにあるけれど、言ってはなんだが昔と味はまったく違う)よくサンドイッチやハンバーガーを食べさせてもらった。あの味は、今食べてもかなりのおいしさだろうと思う。サンリオショップに折り紙売り場、楽しみがたくさんあった。子供の頃の思い出がいっぱい詰まった場所なのである。

 7階で、この15日までやっている、「京都駅前と丸物懐古展」を見に行って来た。わたしが知っている時代のものはあまりなかったけれど、さすがに86年の歴史を持つ名門である。昭和11年に、東郷青児と藤田嗣治が店内で競作で絵を描いたり(その大きな絵も展示してあった)、階上にあったラジオ放送局で、大正天皇の即位奉典の実況中継を全国に向けて放送したこともあったようだ。このようなことはまったく知らないことだったが、改めてその歴史に驚かされた次第。marubutu

 「京都物産館型録」。創業時の、店内ご案内のようなもの。なかなか品揃え、施設もモダンで、読み込んでいくとおもしろい。店内の様子を写した写真などといっしょに見ていると、大正時代のものの豊かさ、平和な様子に意外な感じを受ける。1933年以前のよき時代。marubutu2

 後に午前9時から午後9時に短縮されたようだが、創業当時の営業時間。年中無休午前6時から午後11時とは驚きである。午前6時の客層は・・・?

 展示の一環として懐かしい映像ビデオが流されていた。それを見ていると子供の頃のあれやこれやを思い出し、涙ぐんでしまった。思い出のある場所がまた一つ消えるのはなんとも切ないことである。

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lundi 13 mars 2006

濃厚とろとろ

 セブンイレブンで発売された、コンビニ業界初めてのチルドチョコ、マキシム・ド・パリ 濃厚とろとろシリーズ、全7種。各70円也。

 濃厚とろとろミルク  60cal  脂質4.5g

 濃厚とろとろカカオ  59cal  脂質4.2g

 濃厚とろとろいちご  61cal  脂質4.3g

 濃厚とろとろホワイト 60cal  脂質4.3g

 木いちごとストロベリー  57cal  脂質3.9g

 ブルーベリーとクリームチーズ  57cal  脂質4.2g

 抹茶とあずき     56cal   脂質3.9g

 かなり大粒のチョコのシェルの中身はほんとにとろとろ。下の4つはすべて三層構造で凝った造りと味になってる。わたしのおすすめはどちらかというとホワイト系の濃厚とろとろホワイトと、濃厚とろとろいちご。でも玄米茶とのマリアージュはサイアク。カカオとミルクは言っちゃなんだが安っぽい味が出過ぎ。抹茶とあずきもなかなかのもの。底に甘いあずきが入ってる。

 全7種類、お昼休みに一気食い。摂取カロリー、410cal、脂質は計29.3g。

 世のチョコ中の皆さんは一度試しても損はないかと。 

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dimanche 12 mars 2006

ホームパーティー(なのか?)

 さてパーティー当日。滞りなく仕事を終え、一旦帰宅の後H嬢宅に集合だ。急ぎ家に帰って赤ワイン煮込みの仕上げ。味を見て、バターをモンテしてつやを出す。父の夕食の分だけ取り分けて後はタッパー詰め。こぼさぬように持ち運ぶ。

 7時半頃に会は始まった。この日のメニューは、かぼちゃのサラダ牛肉の赤ワイン煮パンナコッタいちごのマリネタンドリーチキン豆と野菜の煮込みバゲット(プレーンとガーリック)のスライスクラッカーバターコンビーフと玉ねぎのマヨネーズ炒めツナとコーンのサラダマッシュポテトコーヒーとチーズの炊飯器ケーキチーズ3種(ブリー・ド・モー~本物のAOCだ。ヴァランセ。あとはジェラールという大手メーカーのクリーミーウォッシュという栗のカスタードクリームのような食感のチーズ)、コーヒーでしめ。盆と正月が一緒に来たような賑やかな食卓。

 飲み物は11ワイン2種類。VERYな奥様のパーティーじゃないのでコップ酒。

はたこ持参のガティノワ。あるかなきかに色付いたサーモンピンクが美しい。これはほんとにおいしいので皆に好評。11-2

S嬢持参のシルヴァン・カティアール ブルゴーニュルージュ2002。これもおいしかった。昨日飲んだのより少し落ち着いた感じのするワイン。昨日のよりも少しだけ渋みがあったのかもしれない。

 食べ、飲み、しゃべり続けて日付が変わるころお開きに。楽しかったね~。次こそはVERYなホームパーティーに・・・。いえ、次はギョーザです。

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samedi 11 mars 2006

飲酒調理

 予想はしていたことだが、長い休館明けの晴れた土曜日、忙しくないわけはない。予想は的中、午前も午後も押し寄せる人・人・人で、カウンターは戦場のよう。利用者の対応に追われてあらゆる事務的な処理が追い付かない。で、今日も居残り(-_-;)。そんな日だったけれど、一つうれしいことがあった。年度末についたお金で購入した資料をさっそく見つけてコピーしていく方がいた。よく来られる方だったので声をかけてみると、今まで知りたかったことがばっちり出ていたのだとか。自分の選んだ資料が活用されて役に立った喜び。小さなことかもしれないけれど、こんなことが一番うれしいよ。

 家に帰り、夕食を済ませてから、明日のための料理を作る。明日は食べ物持ち寄りで、H嬢宅を訪ねる。さて、何を作ろうか?明日も仕事だし時間もないので、簡単にできてそこそこおいしいもの。かと言って、簡単でおいしいけれど、菜っ葉の炊いたんとかにんじんのきんぴらとか持って行っても、何だか違うような気がするし、けっこう悩むが、以下に決定。

 パンナコッタ いちごのマリネ かぼちゃのサラダ 牛肉の赤ワイン煮込み

 パンナコッタはオレンジとレモンの皮で柑橘風味に。いちごのマリネはオレンジの果汁と、グランマルニエとどちらにしようか迷ったけれど結局コアントローで。かぼちゃはシナモン風味で、レーズンは欠かせない。牛肉の赤ワイン煮込みには、jaco

 ブルゴーニュ・ルージュ・クーヴァン・デ・ジャコバン2003

 料理に使うワインを買いに行ったジャスコにあった。クーヴァン・デ・ジャコバンって、響きが何となくかっこいい。料理に使うのになんだかもったいないような気はしたけれど、また適当に買って使っておいしくなかったらいやなのでこれを買うことにする。せっかくなので飲んでみない手はあるまい。飲酒調理・・・。

 おいしいワインだった。最初からほわっと甘味があるし、グラスに入れてしばらくするとまた少し甘味が膨らむ。飲み込んだ後にぶどうの余韻が残るのが名残惜しくていい感じ。出来上がったかぼちゃのサラダを味見して、何の気なしに飲んでみると、これがよく合う。かぼちゃのほんのりした甘味とレーズンのこくのある甘味と、シナモンの風味が妙にマッチ。もっと飲みたいなあ。でもおいしいので(のに?)鍋に投入。さようなら・・・(涙)。

 煮込んでいる間に、弟が買ってきてくれたレマン館のケーキを食べる。やった~5個もある(^^)!sakura

 桜のモンブラン。そろそろ桜のお菓子が並ぶ頃だ。桜のお菓子に目がないわたしはさっそくこれを食べた。クリームは柔らかそうに見えるけれど実はしっかりと固めで、クリームというよりどちらかというと白餡という感じだ。桜の風味は強い。中にはこれまた固い、白餡を混ぜて焼いたような重い焼き菓子だ。クリームはよいけれど、こちらは疑問。通常のビスキュイでも、ムラングでも十分おいしいはずだと思う。

 抹茶と黒糖のムースチョコレートケーキも味見させてもらう。前者はひねりすぎ、後者は難なくおいしい。

 味見用に小さく固めたパンナコッタの味見もして、夜遅くに満腹。かなりやばい。

 他の人は何を持っていくのかな。明日が楽しみだ。

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vendredi 10 mars 2006

大市

 半月ほど前、すっぽんを食べに行きましょうとお声がかかり、某嬢と二人連れられて、大市にお供することになった。すっぽんは今までにコース料理の中の一品に出てきたのを何回か食べたことがあるだけで、とてもおいしいと思ったけれど、そんな専門店で、すっぽんと真正面から向き合った(?)ことはなかった。生血とか出てきたら・・・ドキドキ・・などと思っている内に約束の今日になった。

 京都の旅番組などにもよく登場する大市は、とてもとても古い家だった。聞けば元禄時代から建っているという。玄関から奥に向かって走りの台所が伸びる町家の造りだ。またまたあちこち探検したくなってうずうずするが、今日はおとなしくしておく。通された古い部屋にはなぜか薄型テレビがある。なぜだ?

 飲み物は熱燗で。生血は出ないようだ・・・。

 すっぽんの煮込み  上に針しょうが。小さな鉢にけっこうたくさん一口大の骨付きのすっぽんの肉が入っている。肉の形状は、どれもかなり複雑で、いったいどれがどの部分なのかはまったくわからない。身離れがよく、上手に骨から身が離れる。つるんとしたゼラチン質の部分も多く、しょうがが効いたしっかりめの味がよくなじんでいておいしい。

 すっぽん鍋   地獄の釜のように恐ろしく煮えたぎった鍋で供される。中身は切った骨付きのすっぽんの肉だけで、極めてシンプル。まずスープをスープの鉢に、身を小鉢に取り分けてくれる。スープはやはりしょうがを効かせ、しょうゆで味をつけている。だしはすっぽんのみというが、恐ろしいほどのこく、というか滋味がある。スープだけで白ごはんが何杯も食べられそうだ。

 あのほとんど亀のような動物のどこにこんなうまみが詰まっているのだろう?なら亀も食べられるのか?それにしてもこれを初めて食べてみた人はかなりのチャレンジャーだなあ、などと考えながらいただく。お酒を入れてスープ酒にして召し上がってみてくださいとのアドバイスで、試してみるが、わたしはスープそのままのほうが好き。おいしいので、じっくりと味わう。

 肉はやはりいろいろな形状のものがあって、どれがどの部分なのかはまったくわからない。最初に出た煮込みより肉は大ぶりに切ってある。意外だったのは脂が多かったこと。肉のまわりに鶏の脂のような黄色い脂がたっぷりついた部分がある。これがこくとなっているのだろう。不思議だったのはその脂の味である。同じように見えるのに、魚のような味のする脂と、肉のような味のする脂の二種類があるのだ。どうしてそうなのかは皆目見当がつかないが、脂もおいしい。食べている間にもどんどん煮詰まって、味が濃くなっていく。塩気もそうだが、エキス(?)の凝縮がすごい。最初は大きい鍋、二回目は一回り小さい鍋でと、二回に分けて供される。

 雑炊  大きい鍋で。これもぐつぐつと煮えたぎっている。上には卵が人数分落としてある。割らずに取り分けるか、お鍋でほぐすか聞いてくれるので、生卵が苦手なわたしはお鍋でほぐしてもらう。中にはお餅も入っている。すっぽんのスープがよく御飯にしみてとてもおいしい。薬味はついていないが、それだけでおいしいので薬味がほしいとも思わなかった。

 香の物  たくあん みょうが 菜の花

 果物  オレンジ いちご

 やはりすっぽんはおいしかった・・・。食後は、熱いものを食べたから、というだけではないような感じに体が芯から温まっていたのでこれもまた驚き。たっぷりコラーゲンで明日のお肌が楽しみだ(笑)。

 貴重な経験をさせていただきましてありがとうございました。ごちそうさまでした。

                  m(__)m

 *大市

  京都市上京区下長者町通千本通西入六番町

  TEL 461―1735 火休

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ショコラ ボナー

 以前に紹介してもらった、「シレックス」というワイン、名前を聞いたときから何となくひっかかりのようなものがあった。それがどうしてなのかわからなかったのだが、ぼんやり電車に乗っているときに脈絡もなしに突然思い出した。

 フランソワーズ・アルディの、Comment te dire adieuの歌詞、

  mon cœur de silex
  vite prend feu
  ton cœur de pyrex
  résiste au feu

 この「シレックス」だ。火打ち石のわたしの心はすぐに火がつくけど、パイレックスのあなたの心は火にあらがう(訳適当)。と、辞書のようなシレックスの説明。ほかにもあるprétextem'expliquesperplexekleenex などの‘x’の韻が面白くて気に入っていた曲。思い出してすっきり・・・だけれども以前知っていたはずの単語まで忘れている今日この頃。

 さてこのシレックス、かなり個性的なワインのようだ。まず名前が「火打ち石」だし、ラベルの図柄も、ルネ・マグリットの絵のように岩石が宙に浮いている一風変わったものである。味もかなり特徴があるようなので一度飲んでみたいと思ったけれど、入手はかなり困難なもよう。残念だけれど仕方がないのであきらめる。またいつか出会えればいいな。bonnat1  

             

bonnat2 今日はとっておき、ボナーのチョコレートを食べる。ちょっとレトロな包み紙もいい感じ。ボナーのチョコレートも、入手は多少困難。ずっしりとした厚めの100グラムのタブレット。これはマダガスカル。カカオは75パーセント、材料は、カカオとカカオバターと砂糖だけの純粋なチョコレートだ。酸味が強いのでさわやかな感じもするし、後口もすっきり。ボナーのチョコレートは、鼻に抜ける香りが素晴らしくよいので、産地別のカカオの特徴がどこのものよりもはっきりとわかる。それだけに、1種類しか手に入らなかったのが残念だ。チュアオなど、入手は極めて困難。でもそのおいしさと言ったら・・・。またいつか出会えればいいな。

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jeudi 09 mars 2006

峯嵐堂のわらびもち(三日目)

夕べ、M嬢よりメールが来た。「明日中にかたをつけるおつもりでしょうか」。かたをつけるおつもりです。・・・かたをつけました。今日もやはり居残りとなるが、一応作業は完了。エラーリストも不明予定資料も思ったよりは少なく(積年効果?)、ずいぶん楽だった。しかしわたしのやったところ、椅子から足を踏み外し、HHTを落としてデータが飛んだのか自分がパニくったのか、上二段がすっぽり抜けている書架があってショックを受ける。それにしても、不明予定資料のリスト片手に書架を探していると、人間の浅ましさみたいなものを感じて悲しくなってくる。

ま、ともあれすっきり。一年で一番書架の美しい日バンザイ。まあ、土曜日1日で元の木阿弥だけれどもね(笑)。帰りにマッサージに行って、明日は代休。後はまかせた!

 M嬢より差し入れあり。嵯峨折戸町の峯嵐堂(ほうらんどう)というお店のわらびもち。きなこをまぶしたプレーンと、抹茶をまぶしたグリーンのが箱に詰め合わせてある。見た感じは茶洛のわらびもちに似ているがまぶしてあるのはニッキではなくきなこである。抹茶の方は生地にも抹茶が練り込まれており、香りがよく、洛匠の草わらびのよう。生地は本物の吉野葛入りらしく、もっちり、ぷるんとしてとてもおいしい。わらびもちは冷やし加減が難しいけれど、今日のは問題なし。このお店、お菓子屋さんではなく海苔屋さんらしいが、なかなかどうして、このわらびもちは美味。差し入れとかいただきものって、自分の知らないおいしいものに出会えるから楽しいな。ごちそうさまでした(^^)

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mercredi 08 mars 2006

やっぱり・・(二日目)

 蔵点二日目。やっぱり・・・。思ったとおり、作業は完了しない。とはいえ何が何でも今日中に終わらせないとまずい作業なので残業となる。一応予定していたホットヨガはキャンセル。まあこんな体で行ったら倒れるけどね。最後は狭い書庫にほぼ全員が集まり作業する。寒くて狭~い書庫。集蜜書架だから一つ通路を開けると他の通路が閉まるので複数ヶ所で作業ができない。したがって動線が混乱。それにしても書庫が最後まで残るとはねぇ・・。想定外。

 休憩なしでスキャン数3000冊ほどになると、集中力が落ちてきて上の方の書架の本を処理するために上っている椅子から足を踏み外すこと2回。腕と背中も痛くなるし、立ったりしゃがんだりするので足腰に来る。更には握る力が落ちてきて手でつかんだ本を取り落とす。それでも一人で1万2千はやったよ。こんなきつい蔵点は初めてだ。と言うのも日程がけずられたから。よそよりも蔵書は1万冊から多いのに人は多くはないんだから、よそみたいに二日でできるわけがないんだよ!!明日にちょっとでもかかればあさってにしかエラーリスト出なくて1日無駄になるし。エラーリストが出たら出たで後処理は人海戦術だし。き~!明日こそさくっと終わらせてマッサージだ。しかし大量エラーリストの予感。どうしてくれよう・・・。

 そんな日の慰めは・・・。kannnori

 カンノーリシチリアーナ。一つだからカンノーロか。筒状にして油で揚げた生地の中にリコッタのクリームを詰めたイタリアはシチリアのお菓子。毒々しくもかわいい赤と緑のドレンチェリーも本場風。京福四条大宮駅の進々堂のコーナーで見つけて、珍しいので買ってみた。関西でイタリア菓子が買えるのって、芦屋のアマレーナくらい?

 進々堂ってそんなに取り立てておいしいというわけでもないので期待はせずに買った。でもこの店、クリスマスシーズンのシュトーレンみたいに、ときどきぽん!とおいしいのがあるんだよね。さてこれは・・とお昼ごはんに食べてみた。

 生地はまあまあ。でも中のクリーム、かなりおいしい。ほんのり甘酸っぱい、独特のざらっとした食感のリコッタのクリームには刻んだレーズンとオレンジピール。チェリーも思ったとおりの味で満足。omu

 職場近くのケーキ屋さん、マレーヌオムレット。本格フランス菓子というのではないけれど、おいしい街のケーキ屋さんだ。こんなお菓子屋さんもないと困る。この店のオムレットはわたしの好物。おやつに買って作業の合間にみんなで食べた。

 ふんわりスポンジケーキにたっぷりの生クリーム。その中には、バナナ、キーウィ、いちご、みかんにパイナップル。1時半に出来上がったばっかりの出来立て。H嬢が紅茶を入れてくれた。こういうお菓子はコーヒーより断然紅茶がいいの。ああ、生き返る~。

 土曜日に食べた不発ケーキのリベンジは完了。

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mardi 07 mars 2006

圓堂

 夜にてんぷら会席をごちそうになる。場所は六道さんの近くの圓堂だった。この店の向かいに毎年迎え鐘をつくのに並んでいる。炎天下で並びながら、ちょっと気になっていた店。コリスもそうだが、どうもこの辺りに来ると季節に限らずお精霊さんを迎えに行かなければならないような気分になるのがパブロフの犬的。

 店はちょっと住みたくなるような大きな和風の家。香が焚き込められた中、表の庭が見える個室に通された。密談でも始まりそうな雰囲気であるが、落ち着きのないわたしはいくつになってもこういう屋敷を探検してみたい衝動が抑えられない。

 置かれた折敷の上には、大根おろし天つゆレモン・抹茶塩・塩が盛られたお皿がセットされている。塩は粉糖のように粒子が細かくさらさらしたものだ。ほとんどのてんぷらを塩で食べた。

 飲み物は冷酒を。富山の立山と、新潟の吉ノ川。立山のほうがあっさりして飲みやすいかな。日本酒はお正月のお神酒以来飲んでいないかも。

 若竹煮 菜の花  冷やしたもの

 てんぷら  牡蠣の海苔巻 とうもろこし えびパン

 てんぷら  海老 3尾

 サーモン・海老・紋甲いかのお造り

 てんぷら  しいたけ海老詰め れんこん ふきのとうとたらの芽 空豆

 てんぷら  かに海苔巻 牡蠣海苔巻  なぜか牡蠣が再び?

 てんぷら  わかさぎ うに海苔巻 ますの大葉巻き

 サラダ 大根・貝割れ等 上に糸状におろして揚げたかりかりのさつまいも

 天丼 かぼちゃ・にんじん・海老・紋甲いかのかきあげ あらかじめつゆにくぐらせてある。天茶か天丼かを選べた。

 わかめの赤だし

 ちりめん山椒・小梅・刻んだ柴漬け

 グレープフルーツのシャーベット

 おいしくいただきました。ごちそうさまでしたm(__)m。

 *圓堂

  京都市東山区八坂通東大路西入る

  TEL 551-1488        

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初日

 蔵書点検初日、作業の進捗状況は悪い。例年より日程を1日削られているので余裕はない。明日で何としてもスキャンを終わらせなければ9日にエラーリストが打ち出せない。半日が無駄になるということだ。明日は早めに出勤して作業を始める。

 資料のほこりを払いながら、黙々と無言で作業を続けていると、生かしきれてやれないでごめんよ~、メンテが悪くてごめんね~、と資料に謝りたくなってくる。そこここに生きているのか死んでいるのか定かでない資料・・・。物理的にはどうあれ、内容的には死んでいるかも。あかん・・・。落ち込んできた。

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lundi 06 mars 2006

明日から

 蔵書点検!バッチコ~イ!!ついに明日から。ジャージにTシャツで頑張るときがやって来た。今年も担当は参考図書と郷土とその他もろもろ・・・。参考図書は、何かと重い、厚い、でかい。書架から引っ張り出すだけでも連続となるとちょっと疲れる。貸出しないからほこりもたまりがち。書庫を受け持つよりましだけど。

 と、ここまで書いたらインターホンが鳴って、前の職場のYさんが訪ねてくる。蔵点話で盛り上がり、小一時間経過。

 今日は明日に備えて朝から書架にいて、溢れかえった本をなんとかすべく除籍候補のピックアップと書庫入れ(問題の先送り、とも)を黙々とこなす。がんがん本を移動させていると、塗ったばかりのマニキュアがはがれた。この爪も火曜日までの命と思ってはいたが、始まる前にはがれるとは・・・。この仕事、爪手入れしたってほんま意味ないし。

 疾風のようにHHTでバーコードを読み取り、蔵書6万余冊のスキャンを二日で完了させる。阿修羅のごとくエラーリストを処理し、作業を完了させるのだ。一人タイムトライアルだ。腰・肩のマッサージの予約はしておいたほうがいいかもしれない。さて今年の紛失率はいかに。

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samedi 04 mars 2006

クープ・ド・ワイングロッサリー

 今日は、いよいよPICARLEさんと、クープにご一緒する日です。勝手に(笑)入門し弟子となっているにも関わらず、お声をかけていただきました。とても楽しみでもあり、少々緊張でもあります。

 クープは聞いていたとおり、カウンター6席の本当にこじんまりとしたお店です。インテリアの色合いも、どことなく隠れ家的なサロンのようです。Jayer Jyer2

 ごちそうになった、メインのワインはジャイエ ジル エシェゾー 1998です。PICARLEさんのカーヴで5年間寝ていた貴重なワインなので、わたしなどが飲んでもいいものだろうかとも思いつつ、ありがたくご相伴にあずかりました。

                                    

P0

 最初の1杯はシャンパーニュから。ゴセ・ブラバン。ラベルに「Ay」の文字があったのでわたしの好きなガティノワと同じ産地とわかりました。PICARLEさんは「チーズトースト」と表現されたけれど、なるほどと思います。イーストの香りがよくします。黒ぶどうが多い感じでおいしいです。

 前菜3種 田舎風テリーヌ 粒マスタード添え エスカルゴ 雲子のキッシュ

 テリーヌはレバーの効いたしっかり味。エスカルゴは下処理に時間をかけられていて、とても柔らかく、にんにくの風味もほどよくて美味。キッシュは雲子がねっとり、まったりと、クリーミーです。どれもシャンパーニュと合いました。

 かにと帆立とアンディーブのサラダ  ほぐしたかにの身と帆立貝柱をフルーツでマリネしたものを、アンディーブの葉に乗せてあります。ちょっとバナナの風味を感じたのですが、バナナは使っていないとのこと。わたしの味覚は大変いいかげんです。キウイとオレンジとトマトを使っているとか。フルーツの風味と貝の甘さ、アンディーブの苦味がまとまって、シャンパーニュにも白ワインにもよく合いました。P2

 次の白ワイン。 ルイ・ラトゥール ピュイイ・フュイッセです。飲んだ後にふわっと特徴のある香りが鼻に抜けるような気がしましたが、何かはわかりません。飲みやすいワインだったような気がします。

 かさごのナージュ仕立て 菜の花

 香ばしく焼いたかさごを、ムール貝のスープと菜の花で作ったグリーン色のきれいなスープを張ったお皿に盛り付けてあります。付け合わせの菜の花が季節を感じさせます。ナージュという料理法(?)の名は知っていましたが、それが、フランス語のnager(ナジェ・泳ぐ)から来ているということをシェフの福村さんにはじめて教えていただきました。さらっとしたスープ(ソースかも?)の中に食材が泳いでいるからだそうです。かさごはぱりっと香ばしく、スープは貝の旨みが効いています。菜の花のほろ苦さが白ワインに難なくマッチしました。

 さて、メインの赤ワインです。冒頭のジャイエ ジル エシェゾー 1998です。「98年は良年ではないので、もう飲めるでしょう」とのこと。色はクリアで美しいルビー色です。照明とも関係はあると思いますが、紫っぽい感じはあまりありません。色も味も香りも、ボルドーのワインとは違う系統のものであることが、知識としてではなく感覚としてわかります。とてもおいしいワインです。飲んだ後に、木?鉛筆・・・?の香りがするのですが・・・。森林浴とか檜の香りです。変なことを言うので破門かもしれません・・。

 レバーのソテー バルサミコのソース ふきのとう

 これがわたしの本日のベストマッチでした。レバーの香りが、ワインととてもよく合って、相乗効果でとてもおいしいです。レバーは赤ワインでマリネしてあるそうで、しっかりと中までワインの味が染み込んでいました。ソースの軽い酸味とふきのとうのほろ苦さもワインと合いました。レバーは家ではほとんど食べない食材ですが、おいしさを再発見しました。

 羊のロースト 赤ワインのソース じゃがいも

 これもとてもワインに合っていました。羊はもともと大好きなのですが、このワインと食べるとおいしさが倍増です。別添えの脂身も美味です。肉の香りがなんともよくワインと合いました。

 名残惜しくも、ボトルが空になり、ここでもわたしは澱まで飲む客となってしまいました。恥ずかしいですね。おいしかったですけれど(笑)。P1 

 PICARLEさんがもう1杯飲まれるというので、わたしも飲ませていただきました。学ぶはまねぶ、と申します。何でもまねっこです。

 シャトー・デュアール・ミロン 2003です。重厚なワインでおいしかったことは覚えているのですが細部はあまりはっきりと思い出せません・・・。もったいないことです。

 どのワインも素晴らしく、お料理もワインにとてもよく合うように作られていたので感動しました。料理もできてワインもよく知らないとできないことだと思います。福村さん、おいしいお料理をありがとうございました。PICARLEさん、福村さんのお話も楽しく、あっという間に時間がたってしまいました。

 おいしそうな写真はPICARLEさんのところで!

 次は新町六角です。なぜその白ワインを注文されたかをうかがうのを忘れましたが、フィリップ・シャルロパン・パリゾ・マルサネブラン2003を飲みました。あっさりとしているのですが、飲んだ後に、コントレックス?・・は違うかな。ヴィテルのような味がします。たくさんの種類を飲んで舌と腦がわけがわからなくなっているのでしょうか。

 カットしていただいたいちごを食べました。最後は2002 カルム・ド・リューセック。最後に甘いワインを飲むのはいいものですねぇ・・・。とろんと甘くて、おいしいお菓子を食べているようです。

 PICARLEさん、物腰が柔らかく上品なスタッフの方々にまたいろんなお話を伺って、おもしろくて、深夜だということも忘れてしまっていました。

 酒・食・人、と三拍子揃って、とても楽しく、いろいろな意味で贅沢なひとときを過ごさせていただきました。PICARLEさん本当にありがとうございましたm(__)m。

 *クープ・ド・ワイングロッサリー

  京都市東山区祇園花見小路通四条上ル 花見会館1F

  TEL 561―6653 日休

 *ワインバー ワイングロッサリー

  京都市中京区六角通新町西入ル

  TEL 255―0117 日・第3月休

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vendredi 03 mars 2006

ひなまつり

 ひなまつりと言えば思い出す。祖母がいつも作ってくれた、ちらしずし(ほんとは、「ばらずし」って言う)、はまぐりのお吸い物、しじみのむき身のしぐれ煮、ねぎのぬたもあったかな。

 母が飾ってくれたおひなさんの小さな小さなお道具のお膳に、そんなごちそうを盛り付けて、ひな壇には菱餅、あられ、白酒・・・。桃の花を飾ってぼんぼりをともして・・・。夜中になるとおひなさんが宴会してるんだと思って何度もそっと見に行った。そんな子供時代のことを思い出すと涙が出る。小さな娘の幸せを願った祖母や母の気持ちを今になってとてつもなくありがたいものだと感じている。

 もうおひなさんも出さなくなって久しい。出してあげないとおひなさんが泣かはる・・・と祖母は言うが、わたしのおひなさん、もう涙も枯れているだろうな。季節のうつろいをしっかり感じて、丁寧な暮らしをしたいと思っているが、日々のあわただしさに流されてちっともできないでいる。せめてちらしずしだけでも食べてまねごとを・・・と言ってもそれも外部調達だけどね(笑)。作ったのははまぐりのお吸い物だけ。おばあちゃんのおすしが食べたいなあ。

 木乃婦のお弁当。二段になっていて、下のごはんはちらしずしになっている。特にひなまつり仕様というのではないが、ひなまつりにはうってつけのお弁当だ。法事と言えばここで、という感じにうちではなっているけれど、お弁当もおいしいので好き。kinobu2 箱がスライド式になっていて、膝の上でも食べやすいので芝居見物のときにも重宝。

 上の段にはおかずがぎっしり。この色鮮やかさがお弁当の楽しみ。

 だし巻き わかさぎ(?)甘露煮 鶏肉としし唐の串 鯛の子 とこぶし 帆立貝柱の湯葉揚げ レモン 堀川ごぼうの八幡巻き 穴子を挟んだかまぼこ さわらの幽庵焼き 炊き合わせ(湯葉・高野豆腐・海老) 栗の渋皮煮麩饅頭

kinobu1  下の段はちらしずし。ちょっと多いかな、と思ったけれど、おいいいのでぺろり。

おいしいすしめしの上には一面にきざみのり、その上には鮮やかな錦糸玉子が菜の花のようで、春らしい。上にのっているのは、いくら しいたけの甘煮 海老 穴子 厚焼き玉子 きぬさや 木の芽 しょうが

raruman シャンパーニュを飲んだ。ジャン・ラルマン・エ・フィス。「ジャン・ラルマンと息子」って、家業です、というのがよくわかる名前はけっこう多い。ラベルが上品で美しい。

これもおいしいシャンパーニュ。しっかりとこくがあって、食べ物との相性もあるのだろうけれど、ぶどうのちょっとした苦味すら感じるような強い果実感。黒ぶどうが多いのだろう。こういう味が好き。キンキンに冷えた状態よりも心もち温度が高めのほうがよりおいしいように思う。

 冷蔵庫に、朝食べた残りのいちごがあった。これはうってつけ。このいちご、伊勢丹の地下に1パック398円で出ていたさちのかなのだけれど、実は大きく赤くつややかで、へたは緑でぴんとしていた。これはおいしいかも、と思って買ったらやっぱり。甘くてよいいちごだった。いちごを食べて・・・シャンパーニュを飲む・・・思った以上の口中調味。両方おいしいものだったので、今まで以上においしかった。

 *木乃婦

 京都市下京区新町通仏光寺下ル

 TEL 352-0001

  お弁当は3500円から。下がちらしずしのは4000円(消費税別)。

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jeudi 02 mars 2006

見過ごしてたもの

 デパ地下で何度も見かけてはいたけれど、今まで買わなかったもの。

 伊勢丹のプロモーションで来ていたスウィートオブオレゴンのチーズケーキ。名古屋から参りました、と言っていた。

 プレーンを試食して、桜、ダークチェリー、ブラックベリーを買った。小さくて丸いチーズケーキで一個500円くらい。わたしの好きな、パパジョンズ、松之助のほどではないけれど、けっこう濃い目でまずまずの味。特に期待していなかったからかもしれないけれど・・(笑)。今まであえて買わなかったものも試してみるのもいいな。

 高島屋に小さなワゴンで出ている、大阪の玉出木村屋みかんパン。気にはなっていたけれど買ったことはなかった。リッチな配合のふんわりしたブリオッシュ生地に、香りよいオレンジピールがたっぷり。とてもおいしかったので、なんで今まで買わなかったのだろうと思う。今度は他のも買ってみようっと。

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mercredi 01 mars 2006

ホット・ヨガ

 ホット・ヨガのトライアルレッスンに、四条堺町にある、ホットヨガスタジオ・オーに行く。2週連続各1時間のレッスンだ。

 ビルの5階のまだ新しい清潔な施設。ロッカースペースは、各ロッカーこそ小さいが、広くて、洗面台、化粧台の数も多く、クレンジングや化粧水、ティッシュやコットンなどのアメニティも充実している。汗がたくさん出るということで、シャワーブースもたくさんある。

 受付を済ませると、タオルとバスタオル各1枚と500ミリリットルのイタリアのミネラルウォーターとロッカーの鍵が渡される。水分を補給しながら行うので水は1リットルは必ず持ってくるようにと言われている。もう1本はコントレックスを持って来ている。小さいタオルは汗ふきに、バスタオルはヨガマットの上に敷くらしい。着替えの下着は必須。

 着替えを済ませていざスタジオへ。さすがホットというだけあって、中は相当に暖かい。冷えた手足にも心地よい暖かさである。体を温めることによって、体が柔らかくなり、汗をかくことによって老廃物が外に出て、代謝がよくなるのだそうだ。

 先生は女の先生。毎日毎日こんなヨガを何クラスも持っているので、太っているわけもない。かっこいい・・・。最初はストレッチから始める。基本の立つポーズから。きちんと立って体のゆがみを取るという。そして呼吸の練習。順次様々なポーズを決めていく。

 各ポーズには○○・アーサナという名前がついており、ポーズを取りながら先生がポーズの名前と日本語名、その効能を説明してくれる。覚えているのは、三角のポーズ、木のポーズ、英雄のポーズなど。非常にこまめに水分補給の指示が出る。結局1時間で1リットルの水を飲み、まだ足りないくらいだった。

 最初はそうでもなかったが、やっていくうちに汗がしたたり始めた。拭いても拭いても汗が出る。ちょうど大きなこたつの中で運動をしているような感じである。前半が終わって、「屍のポーズ」で深くリラックスして休憩。後半は座って行うポーズと寝て行うポーズを。暑さでぼ~っとしていたのだろうか、ポーズの名前は忘れてしまった。ビギナー・ベーシック・アクティブと分かれているクラスの、ベーシックコースの体験だったので、ポーズそのものはそんなに難しくはない。先日やってみたパワーヨーガ系ではないので(さりとて瞑想系でもないが)動きっぱなしでハードでもないが、暑いことが影響して、1時間ののレッスンのあとはかなり「運動をした」という感じに疲労している。

 レッスンの前にクレンジングはしたほうがいいかもしれない。レッスン後、鏡に映った顔は汗でどろどろのちょっと人には見せられぬ顔だ。シャワーブースはたくさんあるのだけれど思ったとおりの順番待ち。時間もないので洗面台で顔だけ洗ってシャワーは省略。遠方でもないし、家でゆっくりおふろに入ろう。

 着ていたTシャツやスパッツは、汗を吸って脱水機から出し立ての洗濯物のようだ。これはすごい。何を忘れても着替えだけは持っていくようにしなければどうしようもない。それにしてもよくこれだけ汗が出るものだ。

 運動の後は栄養の吸収がよくなっているので、1時間くらいあけてから、野菜や味噌汁などの体に優しいものを取ってくださいということと、汗といっしょに体内のミネラルが出て行くので、岩塩を少しなめるとか、スポーツドリンクを少し飲んでミネラルの補給をしてくださいと言われた。

 さあ、どうしようか。今ちょっと1クールお休みしているピラティスを再開させるか、ヨガをやってみるか、悩むところである。

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