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mardi 31 janvier 2006

Bでランチ

 久しぶりに、ベー・レギューム・ア・ターブルでお昼ごはんを食べる。おいしくて、高くなくて、場所が自分の生活圏から逸脱していない、というお店には自然と何度も足が向くようだ。

 聖護院かぶらのスープ フォアグラの香り

  かぶらの香りが優しい、白いポタージュスープ。浮き身は焼いたフォアグラの小片とシブレット。

 羊の肩肉のソテー バルサミコソース 白菜のエチュベ添え

  大きなお肉の塊の下には柔らかくて甘味の出た柔らかい蒸し煮の白菜。上には生の白菜の白い部分の薄切りとシブレット。肉は一度よく煮込んであるようで、とても柔らかいのに、羊の味はしっかり残っていておいしい。ほんとはナッツのソースだったのだけれど、わがまま言ってナッツは抜いてもらう(^^;。

 デザート盛り合わせ

  メープルのムース  濃いメープル風味。ムースというより杏仁豆腐のような食感。

  ガトーショコラ  ねっとりとした濃厚なチョコレートケーキ

  りんごのタルト  季節を感じる一品。香ばしくておいしい。

  ミルクのジェラート  とてもシンプルな、ミルクの風味だけを生かしたジェラート

 バゲット  バター  パンはお代わりあり

  ピーチティー  珍しくコーヒーではなく紅茶で。

 ここはほんとデザートまできっちりおいくて、今日も満足の1700円。デザートなしは1300円なのだけれど、400円でお値打ちのデザートが、と思うとついデザート付きにしてしまうダイエットの敵(?)。

 *B Legumes a table (ベー レギューム ア ターブル)

   京都市中京区四条油小路上ル3軒目559―7

   TEL 213―5563

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マールショコラ

 ショコラティエ・パレ・ド・オールのマールショコラを食べてみる。砂糖はまったく使用せず、蜂蜜だけで甘味をつけた新しいショコラで、なんでも特許出願中ということらしい。蜂蜜は単糖類なので、果糖同様すぐにエネルギーになるため、血糖値が上がらないのだとか。

 この店のご主人は、リヨンのベルナッションで修行をされた方だそうだ。。昔、先代のモーリス・ベルナッション氏がご存命のころ、工房の見学に行ったことがある。日本にまだ本格的なショコラティエがあまりなく、ようやくゴディヴァが入ってきたくらいのころで、いろいろな種類のボンボンショコラがところ狭しとガラスケースに並ぶ様子に圧倒された。おそらく輸出も断っておられたのか、ここのショコラが日本に入ってくることもなく、日本で名前を聞くこともなかったのだけれど、このパレ・ド・オールがオープンのときにベルナッションの名を聞き、嬉々として行ってみたのだった。店名のパレドオールはベルナッションのスペシャリテ。

 さて、マールショコラ。8個の詰め合わせを買って、3種類を食べてみた。六角形の蜂の巣みたいな形で、箱も六角形。

 マヌカ  ビターチョコのコーティング。ニュージーrンド産マヌカ蜂蜜のガナッシュ。とても甘さ控えめで、ねっとりと濃厚なカカオの風味と蜂蜜の香り。

 ポム ミルクチョコのコーティング。りんごピューレと国産りんごの蜂蜜のガナッシュ。ミルクチョコなので、若干甘め。蜂蜜の香りは強い。

 キャラメル ビターチョコのコーティング。蜂蜜のキャラメルとゲランドの塩。ガナッシュに塩粒が入っており、かなり塩味が効いている。

 コーヒーといっしょに食べたが、相性よし。

 *ショコラティエ パレ ド オール

  大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZA ENT 4F

  TEL 06-6341-8081

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lundi 30 janvier 2006

カサグランデ

 昨日の夜は、お仕事仲間と6人でわいわいと夕御飯。二条駅近くのカサグランデに行く。この6人での食事は初めてだったけれど、とても楽しい時間が持てた。

 この店はかなり古くからある店で、二条駅裏が整備され、生協やBiViができるずっと以前から、住宅街の中にあった、ピンクの壁の家である。以前のわたしの通勤路にあったので気にはなっていたのだが、やっと行ってみることができた。店内は思ったよりもかなり奥行きがあって広く、1階だけではなく2階にも客席がある。日曜の夜ということもあり、店内はほぼ満席である。メニューの料理も飲み物も品数は多いし、値段も抑え目。

 6人で行ったので、たくさん種類が楽しめた。

 生ハムとモッツァレラ

 ほうれん草とかりかりベーコンのサラダ

 スパゲティ2種  ずわい蟹と蟹みそのトマトソース・きのことベーコンのクリームソース

  スパゲティは手打ちらしい。かなり固めのゆで加減。

 ピッツァ2種  ずわい蟹のピッツァ・4種のチーズのピッツァ

  薄めの生地でぱりっと焼けている。

 かきと豆腐のグラタン

 サルティンボッカ

  塩加減もちょうどよく、仔牛はやわらかくておいしい。

 スップリ ライスコロッケ

 鶏肉のマリネのカリカリ焼き

 飲み物は、シャルドネ・スプマンテと、赤ワイン(名前は失念)。

 デザートも多種類を頼んだところ・・・。どれもがアメリカ人のデザートかと思われる量でかなり驚く。結局全部ぺろりといったけど(笑)。

 オレンジシャーベットのシャンパンがけ  深いグラスにシャーベットが3スクープも。

 ピッツァドルチェ  ピッツァの生地の上にはバニラアイスがてんこ盛り。脇にはバナナにホイップクリーム、チョコレートソースがかかる。すごい量にディープインパクト!!

 ラズベリーのミルフィーユ  ふわっと膨らんだ焼き立てのパイの間には、バニラアイスとラズベリーソースをこれでもか、とサンド

 アップルパイ バニラアイス添え  紅玉の焼き立てパイ。デザートの中ではこれが一番気に入った。甘酸っぱくて温かいりんごがおいしい。

 クレームブリュレ バニラアイス添え  深いココットに入ったしっかり目のプリン。

 最後にエスプレッソ

 カジュアルで、大人数でわいわいやるのになかなかいいお店。安くてお腹もいっぱいになるし、気軽に楽しめる。

 *カサグランデ

  京都市中京区西ノ京星ヶ池町45-1

  TEL 822-3828

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dimanche 29 janvier 2006

The有頂天ホテル

 『The有頂天ホテル』を見に、初めてBiVi二条の映画館へ。なんとも凝った作りの映画館で、一部ガラス張りの廊下の下にはなんと枯山水の庭園が・・・。今は無き四条の大江戸のトイレを思い出す。全面ガラス張りで下には無数の錦鯉が泳いでいた。割れはしないかと子供心に恐かったトイレ。

 さて、たまたま行く予定だった今日、三谷幸喜の舞台挨拶があると知り、どうせならと、予定していた回を変えて舞台挨拶を見ることにする。ルックスも、エッセイなどでうかがえるキャラも好きなので、見られてよかった生三谷(笑)。

 見た後の気分がいい映画だった。かなり作り込まれたストーリーで、23人(橋田ファミリーならぬ既に三谷ファミリーっぽい)もの登場人物たちがスクリーンのはしっこで、奥で、関係のないとこでしっかり演技を続けている。

 ホテルのような人の集まるところは皆、いろんな人の人生が交錯する場なのだ。皆それぞれ違う人生を歩んで、問題も悩みも抱えているわけだけれど、この映画では皆少しづつ意識せず、そうと知らないで互いにかかわりあっていて、「これあるが故にこれあり、これ生ずるが故にこれ生ず。これなきが故にこれなく、これ滅するが故にこれ滅す」という仏教でいうところの「縁起」を想起させる。

 そして最後は皆、今よりほんの少しだけでも前に進めている。素直によかったな、と思える映画だった。舞台となった重厚な作りの美しいホテル、「ホテル・アヴァンティ」(ああ、ホテルの名さえも、前へ、とか、前進とかいう意味だったかな?)はもちろん架空のホテルで、しかも実際にあるどこかのホテルでのロケではなく、すべてセットなのだそうだ。それも驚きである。

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samedi 28 janvier 2006

甘いワインとお菓子

 ちょっと楽しみにとっておいたワインがあった。ちょっと甘そうなデザートワイン、もちろんケーキと食べるために。u

ブラウン・ブラザーズ レイトハーヴェステッド オレンジマスカット&フローラ

 長い名前のオーストラリアのデザートワインである。遅摘みの甘くなったぶどうで作られたワインで、オレンジマスカットは名前のとおり、オレンジの香りがするマスカット、フローラというのもぶどうの品種の名前で、この2種類を使って作ってあるのだとか。ワイングロッサリーのHPの説明書きにノックアウトされて買ったもの。

 グラスに注ぐと、なるほど少しオレンジの香り。一口飲むと、おおお~、と言ってしまうようなおいしさ(^^)。お菓子がなくてもデザートはこれだけでもいいかも、と思う。合わせるお菓子は、オレンジのお菓子かカスタードクリーム、クレマ・カタラーナ風になることを期待して、クレームブリュレ。その上に張ったカラメルの膜ともいいかも。ホワイトチョコレート系もよさそうな気がする。

 甘味の度合いはこちらの方が強いけれど、以前飲んだタナヒルの銀のとんぼの絵のゲヴュルツトラミネールとちょっと似ているようにも感じた。あれもけっこう甘くて香りがよかったから、お菓子とも相性がよかったかもしれない。あちらなら、ライチのムースやココナッツなどのオリエンタル系(?)と合いそうだ。今度カレーと合わせた後でやってみよう。

 まず、冷凍保存しておいたベックルージュのお菓子と合わせてみる。

 マンダリーヌ・ブリオッシュ  マンダリンのムースと、マンダリンナポレオンをたっぷりしみ込ませたブリオッシュ

 酸味のあるムースとマンダリンの果肉がどんぴしゃりな感じ。マンダリン・ナポレオンの風味にも、ワインは負けず。

 フレーズィエ  フレッシュのいちごとコクのあるバニラクリーム、キルシュ・ダルザスの芳香 

 いちごともよし。こくのあるクレーム・ムースリンヌともよかったけれど、けっこう効いているキルシュとは微妙(?)。

 サブレ・クルスティヤン・カシス  (メニュー表にはなし)

 名前のとおり、さくさくしたタルト生地の中には、濃い紫色のかっちりとしたカシスのアパレイユ。表面はとろっとしたホワイトチョコレートで、それにはすみれの香りが忍ばせてある。飾りには、カシスとすみれの砂糖漬け。シンプルで美しい外観。カシスのアパレイユは、カシス独特の苦味というか、渋み、えぐみと酸味がしっかりとあり、一言で言うと「濃い」。

 オレンジ系が香りとしてまあ同類(?)ということなら、こちらはまったく異質なものがマッチしたという印象で、言わば想定外。カシス独特の香りと渋みやえぐみが意外なほどによく合った。表面のホワイトチョコレートとは想像どおり好相性。

 おまけに一つだけ残っていたリプトンオレンジ・クッキーと一緒に飲む。粉ものはどうか。・・・やはりクッキーは温かい飲み物と食べるのがわたしは好き。

 買い足したレマン館サランボーと。このお菓子は2種類のラム酒漬けレーズンが入ったシュークリームで、ラム酒がちょっと不安だったけれど、プレーンのものが売り切れていたので買ってみた。

 やはりカスタードと相性よし。ラム酒も思ったほど気にはならなかった。

 さらに弟が買ってきた麩嘉麩まんじゅう・・・はいくらなんでも無理そうだったので、別個においしくいただいた。麩まんじゅうは巻いてある笹にへばりつかないうちが一番おいしいのよ。

 昨日と今日と2日で飲んだのだけれど、昨日は小さなグラス2杯でこてんと寝てしまった。そういうときもあるらしい。

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jeudi 26 janvier 2006

ラ・トール山村

 通勤時、時折前を通るので気になっているとんかつ屋さんが2軒ある。どうしてとんかつがそうも気になるのかというと、家人の要望もあって、家ではめったに揚げ物を作らないし、好きだったミートショップヒロが揚げ物コーナーをやめてからはどこでも買いもしなくなった。でも時折むしょうに食べたくなるのが揚げ物であるから。

 そのうちの一軒に昼ごはんを食べに行ってみた。店の名は、ラ・トール山村。フランス料理店のような名前だけれど、とんかつ屋さんである。店はご夫婦でやっておられるようで、家庭的な感じ。常連さんが多いようでけっこう賑わっている。

 1000円のミックスフライランチを注文する。ごはんに、カップ味噌汁お漬物。メインのお皿には千切りキャベツサニーレタス貝割れのサラダに胡麻ドレッシングにんじんのグラッセ炒めたスパゲッティーニレモンの櫛切り

 ハーフサイズのとんかつにはスライスマッシュルームが少し入ったドミグラスソースがかかり、白身魚のフライと開いて揚げた海老フライ2尾にはとろりとタルタルソースがかかっている。ラードの風味豊かなおいしい揚げ物である。豚肉はとてもに柔らかいし、ソースも肉と衣の風味とよく合っている。タルタルソースもおいしい。

 久々に揚げ物らしい揚げ物を堪能できて満足。

 *ラ・トール山村

  京都市中京区大宮通蛸薬師下ル

  TEL 841-3114 日・祝休

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mercredi 25 janvier 2006

お菓子バトン(2)

 お菓子バトンの続き。

 (3)懐かしいお菓子

  不二家フランスキャラメル

  ピンクと空色のパステルカラーのトリコロールのバックに、かわいい女の子のイラストが描いてあるパッケージ。味はプレーンとチョコレートとコーヒーの3種類が入っていたと思う。同じ不二家のノースキャロライナよりこっちのほうが好きだった。

  ウィーンタルト(明治かロッテか森永)

  小さな細長いタルトの中にチョコレートやジャムが流しこまれた一口菓子。コマーシャルには「美しき青きドナウ」が流れていた。スーパーでしょっちゅう買ってもらっていた。

  明治クリームキャラメル

  赤を基調としたアーティスティックなデザインのパッケージ。優しい味の真っ白なキャラメルで、キャラメルの中で一番好きだった。

 どれも今はなくなってしまったお菓子。もう一度食べたいなあ。懐かしいお菓子カタログのような書籍を渉猟しても、ウィーンタルトとフランスキャラメルの記録が見つからない。どなたかご存じの方いらっしゃいます?

 泉屋のクッキー

  クッキーと言えば缶入りのこれだった。今でもおいしいと思う。

 カレーっこ

  近所の一文菓子屋(通称・タコヤキヤ)で、10円でくじを引くと、はずれてもプリンカップ一杯がもらえるカレー味の一口スナック。亀甲とか魚の形をしていた。店に行くたびに食べていたコアなファンだった。

 タカラブネのデコレーションケーキ

  ショートニングクリームのバラがドーンと上にのった丸いケーキ。子供同士のおたんじょうかいの定番だった。たいていチョコレートのと白いクリームのがあったね。

 メーゾンフランスのケーキ

  昔、七条通の堀川と西洞院の間の北側にあった、今は無き「メーゾンフランス洋菓子店」。ルックスが西洋人のような日本人のおじさんがやっていた。高かったので特別の時に買ってもらえるお菓子。有塩バターを使っていたと推測される、ちょっと塩味のバタークリームの味と、独特の乳くささが懐かしい。今食べたらどう感じるか、食べてみたいといつも思っている。どなたかご存じですか?

 (4)うまい棒の味

  うまい棒??うまか棒というのもあったよね?食べた記憶がないのでわかりません・・。

 (5)次に回す人5人

  ここを見てくださっていそうな方で、お菓子にご縁のありそうな方・・・。

  「関西食べある記」のtabeさん、arukiさん、「パンが無ければケーキをお食べ。」のarinkoさん、「心のレンズ in京都」のじゅぴさん。よろしければ受け取ってくださいませ。

  そのほかの方もどうぞ!

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mardi 24 janvier 2006

文楽公演

 ここ数年、毎年楽しみに行っている、国立文楽劇場の1月の文楽公演に今年もO下殿と行ってきた。歌舞伎が好きで、10代の頃からたびたび見ていたが今はほとんど見なくなって、近年は文楽しか見ていない。文楽を見るようになってからたまに歌舞伎を見ると、役者がとても大きく見えて驚いた。

 初めて見たときに、あの文楽人形のかわいさ、精巧さ、まるで生きているような動きに目を奪われ、魅了された。人形一体につき3人もの人形遣いがいて、一人は顔を出していてあとの二人は黒子。舞台には多くの「人間」がいて、しっかり見えているのに、存在感は、まるで見えていないかのよう。いや、人形に命を吹き込むという大役だから、存在感はしっかりあるのだけれど気配がないというか、人形と一体になっているというか、まったく邪魔にならない。主人公の人形たちだけが観客の目に心に入り込んで来る。

 今年の外題は、

 桜鍔恨鮫鞘(さくらつばうらみのさめざや)  鰻谷の段

 古手屋八郎兵衛のお妻殺しに取材した世話もので、八民平七作『裙重浪花八文字(つまかさねなにわはちもんじ』(1769)を改作したもので、作者、段数は未詳。「鰻谷の段」のみが伝存する。 

 現存するのがこの段だけとはなんともミステリアスな作品である。もちろん演目にもよるが、歌舞伎や文楽のストーリーには「たいがい」なものが多い。「たいがいにしいや」の「たいがい」である。そんな理不尽な!と言いたくなったり、そんなあほな!と突っ込みたくなるようなストーリー展開だったりするのだが、それはまあお約束の一つ。

 これもやはり理不尽で悲惨で、正月公演になぜこれを?と言いたくなるようなストーリーなわけだけれど、どうして人の心を打つのか、またどうしてこの段だけが残ったのか、O下殿と幕間に弁当を食べながら考えてみた。

 歌舞伎や文楽のストーリーの作者は、究極の状況に陥った人間の心理を描き出すのが非常にうまいのだ。主人公が取り返しのつかないことをするにいたるまでの逡巡や葛藤、情念が余すところなく描かれ、容易に感情移入ができてしまう。そしてその心理は、全てがとまでは言えないにしても、時代を越えて普遍的なのである。

 なぜこの陰惨な段だけが残ったのか。それは数あったであろう段の内でこれだけが繰り返し上演されたからではないか。人気があったので何回も上演され、この段だけが残った。わたしも「たいがいやな~」と言いつつも、物語世界に引き込まれてつい涙をためてしまうほどに心を動かされた。江戸時代にこれを見た人は皆、号泣だったかもしれない。

 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)

   道行恋苧環(みちゆきこいのおだまき)

   鱶七上使の段(ふかしちじょうしのだん)

   姫戻りの段(ひめもどりのだん)

   金殿の段(きんでんのだん)

 近松半二、松田ばく、栄善平、近松東南、三好松洛の合作で、五段続きの時代物。明和八年(1771)一月、大坂竹本座で初演。大化の改新、藤原鎌足らによる蘇我入鹿暗殺を主要なテーマとし、十三鐘(石子詰)の説話や苧環の伝説など、大和地方の様々な伝説、説話を織り交ぜて創作されている。

 大和朝廷の時代なのに髪型・衣装は江戸時代・・・というのは決まりきったお約束。さてこれも理不尽、不条理なたいがいな話。三角関係に怒り、嫉妬に狂ったがために町娘お三輪はひどい目に合わされた上に殺される。しかも、白い牝鹿の生き血を飲むことによって懐妊した母から生まれた入鹿の力を弱めるには嫉妬の相のある女の生血を注いだ笛を吹くしかない(ええ~っっ!?)という理由で見ず知らずの男にほとんどすれ違いざまに。なぜにそれで納得して死ねるのかはさておき、好きな男のために狂い、鬼気迫るお三輪の哀れに胸が詰まる。

 お正月公演らしからぬ二本立てにちょっと驚くも、江戸時代の演劇の物凄さを再認識した。

 終演後は資料室に寄って、人形を触ったりしてしばらく楽しむ。人形浄瑠璃と文楽とは違うのかと、ボランティア解説員の方に聞いてみると、人形浄瑠璃の興行主の名前が文楽だったので、文楽と呼び習わされるようになったのだとか。なるほど。

 スイスホテルNANKAIカフェ・スイスにてお茶。チョコレートファウンテンのあるデザート・ブッフェが有名だが、時間も遅いし、食べ過ぎるに決まっているので今回はやめておく。ちなみに雑誌などによく載っているチョコレートファウンテンは、意外に小さなものだった。

 互いにコーヒーとケーキを。ケーキの値段は安く、たいてい300円台である。わたしはピーチ・シブースト、相方はミュール・ショコラ。ミュールは桑の実だけれども本当に桑なのかな。濃厚なチョコレートのムースである。わたしのピーチ・シブーストはごく普通のお味。ここはチョコレートのお菓子がよいようだ。

 飲み物が高かったのとサービス料やなんやらで、一人1500円くらいになって驚く。後500円で食べ放題・飲み放題じゃないかと思うと損した気分。 Choko

 少し変わったチョコレートを売っていた。細長いホワイトチョコレートの上に、ピスタチオと乾燥いちごがのっている。この細長いマンディアンのようなチョコレートは何種類かあって、これはホワイトベリー。見た目がすごくかわいくて衝動買いをした。味は普通においしい。

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プロフェッショナル

 NHKの「プロフェッショナル」という番組で、杉野英実さんを取り上げていた。

 イデミ・スギノのお菓子はほんとに特別。でもその特別は「当たり前のことから生まれる」。新しいお菓子のアイデアが浮かんだときの顔、納得のいく、イメージどおりの味に仕上がったときの顔がなんとも晴れやかでいい。

 「職人が楽をしたらろくなものにならない」。いいものは労を惜しまない職人によって作られているのだ。お菓子作りに対する気迫と真摯な姿勢が番組からひしひしと伝わってきた。有名になったからといって、プロデューサー的な役にはならないという職人魂に非常に好感が持てる。ちやほやされても決して職人としての自分に、ぶれのない人なのだろう。

 記憶の引き出しから新しいものを生み出すのが創造性であると、言葉は違っても杉野氏と司会の脳生理学者は言った。頭の中にできるだけ多くの引き出しを持つことは、たとえものを創る仕事をしてはいなくてもとても大切なことなのだろうな。

 イデミ・スギノ、神戸に戻ってきてくれないかなあ・・・。今猛烈に食べたい!

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lundi 23 janvier 2006

お菓子バトン(1)

 さんこさんから渡されたお菓子バトン、どこから回って来たのかなあ、と見ていると、「食記。」の鮎乃さんが。お菓子好き関西ネットワーク?!

 もらったバトンは全5問。

 (1)お気に入りのお菓子 

 (2)土地のお菓子

 (3)懐かしいお菓子

 (4)うまい棒の味

 (5)次に回す5人

 難問揃いですが、回答を。

 (1)お気に入りのお菓子

 「お気に入りのお菓子」は日頃ブログで、もうええっちゅうねん、というくらい語っちゃっているので、ちょっと裏からふだんあまり言及することのない「お気に入りでないお菓子」を記すことにする。差し詰め「お気に入りのお菓子・ネガ版」、といったところで。いろんな種類のお菓子が載ったワゴンがあるとして、その中から自分では選ばないだろうな、というお菓子。

 ヘーゼルナッツ・くるみを使ったお菓子  プラリネ ジャンドゥーヤ マジパン

  これは残念ながらとても苦手。他のナッツもココナツ、ピーナツ以外はあんまり・・。

 野菜のお菓子    胡麻のお菓子   牛乳で煮た甘い米

  ごはんとおかずとして食べたい素材。

 大豆・きなこの洋菓子    豆乳の洋菓子    小豆の洋菓子

  和の素材の洋菓子でおいしいと思うのは柚子などの柑橘類とお茶くらいかなあ。

 ずんだ餅    鶏卵素麺    かるかん

  ちょっと苦手な土地の銘菓。それぞれに歴史も由緒もあるんだけど、ごめんなさい。

 ウフ・ア・ラ・ネージュ

 たまごたまごしたものも苦手かも。鶏卵素麺しかり。

 赤えんどう(豆餅やみつまめの豆)    豆餅

  豆ははずす。じゃ、食うなよ(笑)!!はい、大福のほうがいいです・・・。

 シフォンケーキ

  大きくて味が薄くてほとんど空気だから。

 ヨーグルトのお菓子

  そういえばあんまり買わないし食べないなあ・・・

 その他、お饅頭の中身が粒餡だとちょっとがっかりする、こし餡好き。黒蜜と白蜜、迷わずわたしは白蜜チョイス。

 (2)土地のお菓子

 好きなものなら、

 マルセイバターサンド・トラピストクッキー(北海道)

 霜柱(仙台)

  たしか九重というお店の冬季限定もの。缶の中には緩衝材としてさらさらの砂糖。その中に壊れやすくもろい、さくさくした飴が隠れている。なめるのではなく噛む飴。食感がよい。

 薄皮饅頭(郡山)    鳩サブレ(鎌倉)    ういろう(名古屋・下関)    赤福(伊勢)

 うなぎパイ(浜松)  VSOPじゃないスタンダードな方がいい。

 水まんじゅう(小浜)  小さなおちょこのような容器で固めた葛まんじゅう。店先では容器のまま流水にさらして売っている。夏の思ひ出。

 水羊羹(武生)  冬にしか生産されない、薄っぺらい紙箱に直接流し固めた水羊羹。みずみずしくておいしいのでついつるつると食べてしまう。

 松露(福井)  さくさくの和風焼メレンゲ    羽二重餅(福井)    柿の種(新潟) 柿の種の歌の楽譜が缶に入っていた。    

 柴舟(金沢) 職場の先輩のいつもの帰省みやげだった。    一六タルト(松山)

 福砂屋のカステラ(長崎) 底に敷いたざらめがいい!

 ちんすこう(沖縄) 今はいろんな味のがあるけれど、ふつうのが一番おいしい。

 懐かしいものとしては、梅ぼ志(東京) 栄太郎というお店の飴。祖母が好きだったので家によくあった。那智黒(和歌山) いただきもので家によくあった。一生分黒飴なめたかも。

 地元京都にはおいしいお菓子がありすぎて枚挙にいとまがないので、ちょっとした理由のあるものを挙げる。

 稲荷煎餅  お正月や初午にお参りに行ったら必ず買う。祖母の好物わたしの好物。

 浜土産(はまづと)  亀屋則克のお菓子だったと思う。子供の頃、お菓子なのに見た目そのままのはまぐりの姿に衝撃を受けたのが忘れられない。絶対中身も貝の味がすると思った。

 多齢堂のカステラ  「カステラは多齢堂や」、と30年以上前に亡くなった祖父のこだわり。越後屋多齢堂は2軒あるけれど、どちらを祖父は好んだのかはわからない。

 阿闍梨餅  亡き母の好物。よく法事のお供えや、親戚へのお土産にしていたのを思い出す。

 そば餅  これもお供え・おみやげの定番。うち(特に母)は尾州屋のものにこだわっていた。

 どら焼き(笹屋伊織)

  毎月21日の弘法さんを挟んだ3日間しか販売されないレアもの(?)のお菓子。子供の頃、ドラえもんのどら焼き(京都では「みかさ」と言う)が食べたくて、母にねだると、21日まで待てと言って、このどら焼きを買ってくれた。子供には高尚すぎるお菓子だったので大いに不満で、「こんなんちゃう!」と言うと、「これがどら焼きや」と言われる。ドラえもんを見せて説明すると「これはみかさや!!」と一喝された。

 ところで、今、観光客の間では、京都=わらび餅、という図式ができているみたいだけれど、昔はそんなことなかったよね?

                             →続く

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dimanche 22 janvier 2006

BOULANGE OKUDA

 読み方は「ブーランジュ・オクダ」でいいのだろうか。神泉苑のちょっと西の南側にできた新しいパン屋さんである。新しいお店って、特にパン屋さんはちょこちょことあちこちにできるんだな。そんなに広くはないけれど、モダンな外観の店である。お昼に食べる分と食パンを買いに、店内へ。

 ミックスサンド  3種類の小ぶりのサンドイッチが3切れ入ったパック。は荒めのマヨネーズ和え。四角いハムとレタスカツはトーストパンに千切りキャベツとソース。トーストサンドはオーブントースターで温めるとかりっとしておいしい。

 スイートクロワッサン  大ぶりで高さのあるちょっといびつな形のクロワッサン。表面に甘い蜜が塗ってある。わたしの好きなグランディールのクロワッサン・トラディショネルとか、BLTの、あまいクロワッサンとかと同じ仲間。さっくりした生地はバターの香りがよくておいしい。蜜はもう少し多いほうがいいな。甘党だから。

 山型食パン  トーストして、バターを塗って食べる。なかなかおいしいのでは?

 もう少しいろいろなパンを食べてみたいところ。通勤時に無理なく寄れる店がまた一つ増えてうれしい。

 *BOULANGE OKUDA

  京都市中京区西ノ京池ノ内町16-4

  TEL 801-5782 日・第2・第4月休

 

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samedi 21 janvier 2006

厳寒のちべた

 アイスクリーム好きの御仁へのお遣い物を注文しに、ちべたへ走る。厳寒期にアイスは寒すぎるけれど。

 すっかり暗くなった終業後、職場からちべたへひた走る。途中曲がってみたことのない川沿い(たぶん紙屋川)の道を曲がって、未体験ゾーンへ突入。でも決して迷わない。道が碁盤の目になっている限りは。今日通り道で見たものは、フリーメソジストの教会、(たぶん)文子天満宮(と書いてあった)、山城温泉、本門仏立宗の大きな寺、日蓮宗本山立性寺(たぶん)という大きな寺。なんとなく走って千本中立売に出た。

 さて、無事お使いを済ませて、体が冷え冷えのくせに自分の分も購入。

 柚子ぽんかん  イートインで。オレンジ色が鮮やかなあっさりしたシャーベット。柚子はあまり感じない。

 ゆずみるく  テイクアウトで。ミルクアイスに柚子、と書いてあったのでクリーミーなのかなと思ったら、まったく違った。みじん切りにした柚子の皮の甘煮がどっさり入ったアイスは、酸味も香りも強くて、食感も味もシャーベットそのもの。注意深く食べないと、ミルクの味を感じないほど。柑橘好きにはたまらない。

 柑橘類とその皮が好き。果実そのものよりそれを使ったお菓子が好きかも。この季節の日本は、柑橘類の宝庫である。

 *ちべた

 京都市上京区千本通笹屋町上ル笹屋町3丁目673-3

 TEL 414-8688

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vendredi 20 janvier 2006

ライブの後は吉田屋料理店

 京都会館での奥田民生のライブにO下殿と。ライブと言えばライブなのだけれど、ホールなので「コンサート」と呼びたい感じがする。わたしの脳内では、ホールで指定席で・・・というのがコンサート、ライブハウスでオールスタンディングで踊りまくるというのがライブ。なんとなくそう(笑)。ホールなので来やすいのだろう、子連れが目立つ。2歳くらいの男の子までが「たみお~」と叫んでる。民生も年を重ねて、ファンも年を重ねるんだなあ。

 いい具合に力が抜けているのが民生の持ち味で、好きなところであるけれど、昨日はちょっと脱力しすぎ(笑)??でもまあ、いつものようにまったりと・・・。それにアンコールで「すばらしい日々」をやってくれたのがよかったなあ・・・。ユニコーン時代の曲って、めったにやってくれないからね。

 次のライブはスカパラin神戸。今度は運動量が多いかな。

 ライブを楽しんだ後は、吉田屋料理店に行く。とても分かりにくい路地奥にあるこの店は、丸太町通にあるワイン屋さん(確かお店の人は「エビナさん」と言っていたような?)の倉庫だった建物を改装して店にしたということだ。路地の奥のガラガラ戸を開けて入ると、そこは誰かの家のような空間である。若い女の人が二人で切り盛りをしていて、どこかのんびりとした雰囲気がする。

 ハウスワインの赤をカラフで、その後は二人ともカシスソーダを飲みつつ食べたものは・・・、

 近江かぶのピクルス  大きく乱切りにしたかぶを赤胡椒入りのあっさりした漬け汁でつけてある。ピクルスほど味は濃くはなく、かぶの甘酢漬けといった感じ。

 春野菜のフリット  うど・たらの芽・菜の花・ふきのとうの軽いてんぷら。塩で食べる。

 自家製バルバリー鴨の燻製  グリーンサラダ添え

 トマトとバジルのピザ風トルティーヤ 

 あなごのフリット 生春巻き仕立て  軽いあなごのてんぷらに、サニーレタス、きゅうりとライスペーパー。刻みらっきょう(?)のソース

 *吉田屋料理店

  京都市中京区丸太町御幸町下ル五件メ東側路地奥

  TEL 213-2737

 通り過ぎてしまいそうな場所ゆえ、苦労の後が感じられるショップカードの住所表記(上記)。思わず違う路地奥の銭湯、「錦湯」に入ってしまいそうになったよ。 

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jeudi 19 janvier 2006

シーズン開幕?

 年末来の肩こり、腰痛がピークになりつつあったので、昨日夕方、テンプルマットにてタイ古式マッサージをしてもらう。このマッサージが一番自分の体には合っているようだ。マッサージと整体とストレッチを組み合わせたダイナミックで力強い手技は、凝り固まった体を芯からほぐしてくれる。1時間半の長いコースの後の肩の軽いこと、腰の楽なこと!あまりに楽になりすぎて、思わず今日の朝は寝過ごしてしまう。冷えも取れたのか、体もとても温かい。うれしい・・・(感涙)。

 いよいよ多種多様なチョコレートが出回るシーズンの到来だ。その先駆け(?)となったのは休憩時間にM嬢にいただいたオランジェット。オレンジピールのチョコレートがけ・ココアまぶしである。わたしはこれが大好きなのだ。中のオレンジピールは太めにカットされ、肉厚でふっくら柔らかくジューシーでとても香りがよい。厚めにかけられたチョコレートはとてもなめらかで口どけがいい。どこのものかと尋ねたら、もらいものだということでM嬢自身も店の名を失念したと言う。「浅草のなんとかいう店から取り寄せたもの」らしいけれど。

 夕方、大丸に寄ったら地下にはそろそろバレンタイン限定品なども出始めている。見て回る内に気になったものを早二点ほど買ってしまった(^^;。その一つはドゥバイヨルの新作、プラリネ・ユイール。香辛料や、ハーブのオイルを使った個性的な味のプラリンヌである。4種類あるうちの2種類を買って食べてみる。ゴディヴァでも2個買ったから、今日は片岡物産デーか。

 アルガン  少しナッティーな風味も感じられるどっしりした感じの味。中のガナッシュはビターではないらしいのに、苦味がある。アルガン、というのがどんな植物なのかは知らないが、精油は滋養強壮によいとか。

 フェンネル ういきょう。魚料理に合うハーブだ。強いハーブの香り。ちょっとカレーっぽさを感じるほどだけれども、甘さのある香りがチョコレートにわりと合っていたように思う。

 まだまだ前哨戦。今年もチョコレート採集が始まるのね。

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mardi 17 janvier 2006

『高慢と偏見』

 キーラ・ナイトレイ主演の、『プライドと偏見』を見に行く。映画のタイトルは、プライドと偏見、となっているが、『Pride and Prejudice』か、『高慢と偏見』と言わないと、どうも収まりが悪い。わたしの乏しい知識の中では、英文学と言えば、○○エーカーの土地・・・という表現の「エーカー」という聞きなれぬ面積の単位と、ヒースの繁る荒野と、そしてこのジェーン・オースティンの、『Pride and Prejudice』なのだ。

 学生の頃の一般教養の外国語の授業で読んだ原文、訳対策のための岩波文庫の上・下巻。この作品はとてもおもしろかった。どんな先生だったかすっかり忘れてしまったけれど、英文学が専門でもない学生に、よくぞこの作品に触れる機会を作って下さったと思う。ブリジット・ジョーンズの日記を読んだときに、「マーク・ダーシー」という名に喚起されただけかもしれないが、何かに似ているとピンときた。それがこの『高慢と偏見』である。

 約200年も前に書かれた小説であるのに、人の心のありようの根本は変わらず、登場人物の心の機微の生き生きとした描写は、少しも色あせていない。近松門左衛門もそうだ。長く読み継がれてきた作品はすべてそうなのかもしれない。

 映画でも、5人の娘を嫁に出さないといけないベネット夫人の、必死なゆえの愚かしくもこっけいな振る舞いや、末の娘たちのかわいくもちょっとおバカなわっさわっさした感じ、金持ちたちの洗練された(?)意地悪、エリザベスのはっきりした物言いも、ベネット氏のいい具合の父親・夫加減も、よく描写されていて非常に軽妙で会話のやり取りがおもしろい。もう少し毒を入れれば、橋田壽賀子ドラマではないか(笑)。

 ただこの映画、好みはあるかも。同行者はつまらなかったと言ったし、映画館のトイレで一緒になったおばさん二人は「もっとロマンチックなラブ・ストーリーやと思ってたのに、あの話はあかんわ~」と(笑)。

 『高慢と偏見』、興味のある人はどうぞ。

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ぱらんて

 今日は朝から予定が二転三転し、なかなか定まらなかったが、結局お昼はお気に入りの洋食屋、ぱらんてで一人食べることにする。西大路七条というちょっと半端(失礼)な立地ゆえ、前の職場にいるときはしょっちゅう行っていたけれど、今日は1年以上ぶりの訪問である。

 おそらく上品な味、というのではないと思う。庶民的な味の、ガツンとパンチの効いた洋食だ。自慢のデミグラスソースもパンチが効いているし、タルタルソースも具がたっぷりのダイナミックな作りでどちらもとてもおいしい。ボリュームもすごくて、若い男の子でも残すのを目撃することもある。わたしは残さないけど(笑)。値段も安く、特に日替わりランチなどは質と量を考えれば破格である。

 何を食べてもおいしいけれど、今の時期なら、冬季限定のビーフシチューがいい。ただしこれは夜のみのメニューで、昼はない。残念だけれど仕方がないので、今日は日替わりランチを注文する。

 今日の日替わりランチは、ハンバーグとなすのフライだ。このメインの一皿に、ごはん大根の漬物大根の炊いたんわかめの味噌汁orミニうどんがついて、780円。

 メインの一皿は・・・、デミグラスソースのたっぷりかかったハンバーグに、縦4等分に切って揚げたなすのフライが二切れ、スパゲティのサラダに、たっぷりの千切りキャベツレタスときゅうり、トマトのサラダがどっさりと。ハンバーグに種はほどよく肉感が残ってしかも柔らかい。ほんのりとナツメグの香りがして美味。デミグラスソースは以前よりも味が丸くなった気がするが、やはり強めの味でおいしく食が進む。

 ここの旨さは健在。ガツン系洋食がお好きな方はどうぞ!ただし小食の方の夕食には厳しいかも。昼なら寝るまでに消化できるけどね。

 *ぱらんて

  京都市下京区西大路七条東入ル南側

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lundi 16 janvier 2006

ベンガル湾

 ついにずっと食べてみたかったM嬢おすすめのベンガル湾のカレーを食べる。昨日あれほどカレーを食べたというのに、逆にカレースイッチが入ったのだろうか。食べたい衝動にかられ、通勤の途上にあるので、まだ開いていないだろうとは思いつつもダメ元でのぞいてみる。ここはテイクアウトもできるのだ。まだ11時前だというのにOPENの札が出ている。ドアも開くし、幸運にも開いている。

 この店のカレーは、バングラディシュのカレー。種類は少ないが、どれも具ばかりでなくスパイスの調合がまったく違うという。また、ビーフとチキンのカレーはどちらも油を一滴も使っていないらしい。また、ナンはなく、サフランライスで食べる。

 どのカレーにするか悩むが、バングラディシュにはあるのかもしれないが、インドにはないであろうビーフカレーを辛口でお願いする。

 サフランライスもたくさん、カレーもたっぷりあるようだ。嬉々として職場へ向かい、昼休みにレンジで温めて食べてみる。スパイスのいい香りが広がって、ちょっと周囲にはばかられる。なるほど、さらっとしたカレーはまったく油が浮いていない。だからといって、こくがないわけではなく、複雑なスパイスが入り組んだ厚みのある味である。辛口にしてもらったので、汗が出るほど辛い。油がないので胃にももたれないし、ウコンの力ではないが、スパイスのホットな刺激で代謝もアップしそうだ。仕事のある日にこんないいものを食べてもいいのだろうかと思うが、まあいいだろう。体によさそうだから。

 さて、今日はスペシャルにデザートまであるのだ。昨日食べなかったベックルージュのケーキである。

 チューリップ・オ・ドゥー・パルファン  コーヒーとチョコレート、マスカルポーネのクリームを層にした、ティラミス風のデザート

 二つの香りのチューリップの意。チューリップは容器の形なのだろう。容器の底から、チョコレートソース、チョコレートムース、スポンジ生地、マスカルポーネのクリーム、コーヒーのムース、ココアパウダーの美しい層になっている。

 コーヒーのムースは苦味と、コーヒーの酸味もしっかり出したインパクトのある味。マスカルポーネのクリームは甘く、とてもクリーミー。チョコレートも甘く香りよく。スパイシーなカレーのあとに特においしく感じられた。おいしかったので、H嬢に半分分ける。

 するとH嬢、物々交換のように(笑)、帰り際にオ・グルニエドールスコーンをデスクに置いて行ってくれる。また、S嬢が遊びに来て、ヴェルツのデニッシュを差し入れてくれる。バナナとチョコレートクリームのデニッシュを夕方6時の休憩にありがたくいただく。生地もさくさくだし、バナナも甘くておいしい。なぜか空腹だったので、スコーンも食べちゃう。かなりやばい。半分はそのまま、半分は温めて。グルニエにスコーンなんてあったんだ・・・。何もつけない素朴なスコーンを、メープル風味の紅茶とともにいただいた。ごちそうさまでした。

 今日も食べ過ぎ。こんな日の夕食は油脂を取らずに野菜と豆腐、少量のゆでた豚肉、少しのごはんに海苔。それでもかなりやばい?

 *ベンガル湾

  京都市中京区壬生坊城町48-3 壬生坊城第2団地内102

  TEL 841-0321 木休

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dimanche 15 janvier 2006

ラージャワーブ

 夜は出勤組のH嬢、M嬢、そして今回はS嬢も加わってラージャワーブを再訪する。残念なことに今月で店を閉めてしまうのだ。その前にもう一度、甘いカシミールナンが食べたくて出かける。アラカルトでいろんなものを注文し、食べ、飲み、しゃべり・・・、心のデトックスを。みんなちょっと恐かったわよ(笑)。

 プレーンライタ  野菜のヨーグルト和えといった感じのサラダ

 チキンティッカ  骨なしのタンドリーチキン。熱した鉄板にたまねぎを敷いて出すのはこの店オリジナル。

 プレーンナンに、カレーを4種。色も辛さも味も異なるので目先が変わって楽しい。しょうがが効いているのは共通かな。

 マライコフタ  インド風チーズコロッケカレー。

 バイガンキーマ  なすとチキン ミンチのカレー

 ダールパーラク  豆とほうれん草のカレー

 チキンマサラカレー  辛口にしてもらう。

 ベジタブルビリヤニ  野菜のピラフ ぱらっとしているのかと思ったら、丸い米だった。かなりスパイシー。

 カシミール・ナン  ココナッツ、パイナップル、レーズンを挟んで焼いた、蜂蜜がけの甘いナン。ここでしか食べられなくて、やっぱりおいしいわ。

 キール  甘い牛乳粥。身内サービスで出していただいた。甘い米なんて・・・と、米のお菓子には拒否感を持っていたが、きりっと冷やしたこれは、牛乳臭くもなく、すんなり胃に収まった。とはいえでんぷんなので、デザートにはきつい(笑)。

 飲み物はバクラーラッシーで。

 それぞれ2杯づつくらい飲み物を頼んで、一人2800円ほど。十分に堪能してお腹がいっぱいの食べ納めである。

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お菓子とシャンパーニュ

 フレジエのほかに、今日ベックルージュで買ったお菓子は以下のもの。色付きの説明は、お店のメニュー表から。ワイングロッサリーのワインの説明書きとともに、とても気に入っている、お菓子の説明書きである。

 デジール・ローズ  フロマージュ・ブラン(フレッシュチーズ)のムースと、いちごのジュレ

  真っ白い円形のお菓子の上にはいちごの薄切りとちょこんとしぼった生クリーム。中にはいちごのジュレが隠れている。そのかわいらしい姿と柔らかな酸味のさわやかなムースの印象は、「バラの欲望」、というよりは「バラ色の希望」。

 マンダリーヌ・ブリオッシュ  マンダリンのムースと、マンダリンナポレオンをたっぷりしみ込ませたブリオッシュ

 キャビネット型を切り分けたお菓子。マンダリンのさわやかなムースの表面には果肉が埋め込まれている。量サイドにはシロップがたっぷり染みたブリオッシュ。生地はよく焼き込まれ、しっかりとしていて、大量のシロップにもへたれていない。分量は多くないのにブリオッシュは大きな存在感がある。

 サブレ・クルスティヤン・カシス  (メニュー表にはなし)

 名前のとおり、さくさくしたタルト生地の中には、濃い紫色のかっちりとしたカシスのアパレイユ。表面はとろっとしたホワイトチョコレートで、それにはすみれの香りが忍ばせてある。飾りには、カシスとすみれの砂糖漬け。シンプルで美しい外観。カシスのアパレイユは、カシス独特の苦味というか、渋み、えぐみと酸味がしっかりとあり、一言で言うと「濃い」。甘味はそう強くはないのだけれど、こういうお菓子に慣れると、他の店のを食べても「薄い」!と、物足らなくなってしまう。表面のチョコレートはふんわりとすみれの香りが上品で、その甘さがアパレイユとよく合っている。

 もう一種類あるけれど、それは未食。明日のお楽しみにしておいた。今日食べたので気に入ったのはもちろんフレーズィエ。あのこっくりしたクリームがとてもおいしい。それからサブレ・クルスティアン・カシス。カシスの苦味とホワイトチョコレートの甘さとすみれの香りがくせになりそう。

 今日はお菓子とシャンパーニュを合わせてみた。クリスマスに飲んだ、タルランブリュットゼロは、とてもおいしいのだけれどお菓子にはあまり合わなかった。よりタルランの酸っぱさが強調されすぎて、過剰な感じになったのだ。 wg2 wg1

今日のシャンパーニュは、フランソワーズ・ベデル アントル・シエル・エ・テール。「大地と空の間」という壮大な名である。ラベルも月や星、葡萄の木、と華やかで美しい。ビオ・ディナミの、ピノ・ムニエという補助品種として使われることの多い黒ぶどうのみで作られたブラン・ド・ノワール。

年末に、お店に行ったときに、ガティノワとこれとを勧められた。そのときはガティノワを買ってとてもおいしかったのでもう一度買おうと思ったら既に品切れ(泣)。そこでこちらを飲んでみることに。ガティノワの方が好きかもしれないけれど、こちらもとてもおいしいと思う。こくがあって自然な甘味でしつこくないし、厚みがあるというのか、まったくとげとげしい感じがしない丸い味。やはりガティノワと同じく、飲んだ後にふわっと、黒いぶどうの実の香りがする。黒いぶどうのシャンパーニュっておいしいのだなあ・・・。

 これはお菓子にけっこう合った。フレーズィエはいちごとクリームとぶどうが共鳴する。カシスもなかなか。個性的な味のお菓子ゆえかこれもよく合う。いちごとフロマージュブランのお菓子とは、非常に素直にマッチ。マンダリンのお菓子は、どうだろう。ブリオッシュがちょっと違うような。。

 お菓子と合うワイン、シャンパーニュ以外にもいくつか考えているのがあるけれど、何が合うかなあ・・・。フルーツ系のお菓子はわりと素直そうだけれど、コーヒー、キャラメル、チョコレートは難しそう。

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フレジエ

 今日は日曜日、しかもお休み。わたしの好きなフレジエが出るというので、弟に頼み込んで車を出してもらってベックルfrージュへ行く。 

 フレーズィエ  フレッシュのいちごとコクのあるバニラクリーム、キルシュ・ダルザスの芳香 

 フレジエとはこんなお菓子。上記の説明書きは、お店のメニュー表から。この店の説明書きも、お菓子への愛が伝わってくるようで読むのがとても楽しい。

 2枚の生地の間にはいちごがぎっしり。間を埋めるクリームは、バタークリームとカスタードクリームを合わせた、クレーム・ムースリンヌだ。この美しい、こっくりした黄色はどう(^^)?卵黄ベースのバタ-クリームを使ってあるのだろう、ムラング・イタリエンヌのバタークリームよりもさらにこくがある。キルシュの香りも効いていて、みずみずしいいちごととてもよく合う。このお菓子、フランスではよくあるもののはずなのだけれど、日本では不思議とあまり見かけない。わずかに、ペルティエやジェラール・ミュロ、グレゴリー・コレなどの提携外資系(?)で見かけるのみである。外見がそっくりというお菓子はたまにあるし、それがフレジエという名で売られている場合すらあるけれど、似て非なるものであることが多い。たいていがクレーム・ムースリンヌを使わず、カスタードクリームと生クリームを合わせたクレーム・ディプロマットを使っていたり、バニラのババロアを使っていたり、ひどいときには単なるショートケーキのときだってある。

 フレジエ狂いのわたしはあくまでもクリームにこだわる。ムースリンヌを使ったフレジエではないものをフレジエというのは、ういろうを羊羹というのと同じくらい、どことなく詐欺っぽい感じすら受けるのだ。

 そろそろフレジエの出始める季節。しかしそれもおかしな話である。いちごの旬は春、したがってフレジエは春のお菓子であるはずのものだが・・・。ともあれ今年もフレジエ採集を始めよう。

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mercredi 11 janvier 2006

大人のお子様ランチ

 三ケ日明けからの6日連続勤務ですっかり出遅れてしまっているが、ようやくバーゲンをのぞきに行く。その前に少し早めのお昼を、ガスパール ザンザンにて。こちらのランチはワンプレートのみで、名付けて「大人のお子様ランチ」!郷愁をそそるよいネーミングだ。お子様ランチスキー♪。しかしあなどるなかれ、味と量は決して「お子様」ではないのである。1枚のお皿にはパンもパスタもスープもお肉も、ぎっしり並んで、見た目にもとてもおいしそう。炭水化物もたんぱく質も、そしてなにより野菜が多くて、栄養士が献立を考えたみたいにバランスがよい。メインは選べて、デザートと食後の飲み物がつく。

 オニオングラタンスープ  寒い時期にほっとする味。たまねぎの自然な甘味のスープが染み込んだパンがまたおいしい。

 トマトソースのリガトーニ  太い穴にソースがたっぷり入っている。

 キャロット・ラペ  塩味だけ?と思うくらいシンプルな味付けだけれどもとてもおいしい。

 アリコヴェールのサラダ しゃきしゃき

 羊のミンチのトマト詰めのロースト  羊の詰め物をくりぬいたトマトに詰めて、上にパセリ入り(?)のパン粉をのせて焼いてある。あっさりした味付けなのに、羊の味と香りがしっかりしているのも、もっちりと弾力があるのもよい。

 ほうれんそうのソテー  トマトの下に。こんなところにも野菜!野菜好きにはうれしい。

 バゲット

 グレープフルーツのプリン  苦味があってなめらかで、いつものおいしさ。

 エスプレッソ

 きちんとした料理をこれだけいただいても1000円ジャストとは驚きである。イマドキつまらないものを食べてもすぐに1000円くらい取られてしまうから、よくよく吟味してお金は有効に使うべし。また、つまらないもので脂肪とコレステロールを摂取するべからず。わたしの食の目標は、「無駄食いをしない」!と心掛けている。

 ホームページ見ましたと声をかけられどきどき。こちらこそいつもありがとうございます。好き勝手なこと書いております。すみません・・(汗)。

 *ガスパール ザンザン

  京都市中京区六角通新町西入ル西六角町108

  TEL 222-1911 木休   

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mardi 10 janvier 2006

十日ゑびす

 商売をしているわけでも、特にゑびす信仰があるわけでもないのだが、今日はゑびすさんの日、お休みでもあることだし、ゑびす神社にお参りに行った。京都のゑびす神社は小さいし、去年初めて行った大阪の今宮戎に比べれば規模も小さいかもしれないが、やはりここもお笹を持った人々で賑わっている。

 境内は狭いので、少し並べばすぐにお参りはできる。海に関係の深い神様なので巨大な鮪がどんとお供えされている。

 海から来る神、再来する神、ゑびすと蛭子の話・・・などなど興味深い話も今までに読むか聞くかしてきたのだけれど、残念ながら詳細を思い出すことができない。どうももの忘れが激しくていけない。改めてホームページなどを繰ってみたりしたが、由緒などを読んでいるとはまりそうなので中断。

 子供の頃、あのお笹が欲しくて欲しくて、ゑびすさんへ連れて行ってほしいと祖母にやんやとせっついたことがあった。うちは商売もしていなかったし、行く習慣もなかったのだが、あまりのうるささに負けて、祖母はお参りに連れて行ってくれた。肝心のお笹は買ってもらえたのか買ってもらえなかったのか定かな記憶がない。

 お笹につける飾り物は今見てもそれぞれにかわいくて魅力的だ。基本の飾りがいくつかついたお笹が3000円、オプションの飾りが一つ1000円、と決して値段はかわいくないけれど、たくさんの人がいろいろなものをつけてもらっている。その様子をしばらく見ていたが、それも楽しいし、人々が持って歩く縁起のよい飾りをわんさと付けた笹を見ていると、なんだかうきうきした楽しい気分になって、こちらにまでいいことがあるように思えてくるのだ。ポジティブシンキングのお笹でゑびす顔になれたのは、まさにゑびすさんのご利益。そういうメンタル面に及ぼされる良い作用こそが神のご利益。プチ厄が続いたわたしにはありがたいことである。

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lundi 09 janvier 2006

瓢樹

 瓢樹にて、職場の新年会。今尾景年という日本画家の元邸宅で、蔵はワイングロッサリー・ワインバーになっている。とても広くて、美しい屋敷である。こんな家に住みたいなあ・・・と思ったけれど、あまりにも広くて寒すぎる(笑)。畳の部屋に低い椅子とテーブルというしつらえなので、足の悪い人にも都合がよい。

 ここは「瓢」の字のとおり、大正時代に瓢亭からのれん分けをされた店で、クラシカルで端正な料理が出される。渋い店だと思う。お正月ということで、邸内のあちらこちらに鏡餅と、本物の餅花が飾られていて、感じがいい。他の客と程よく距離が取ってあるようで、声もさほど聞こえず、静かである。お年賀として、それぞれに干支の戌の柄の豆皿をいただいた。

 御屠蘇  「お店からのあいさつ」として、御屠蘇が出された。

 先付け  なまこ

 お造り  鯛 鮪

 八寸  黒豆 ごまめ 子持ち昆布   お正月なので古典的な祝い肴が三種

      ちょろぎ こう茸 絵馬に見立てた紅白かまぼこ  長い松の葉のような葉(何の葉だろう?)の先に刺してあって、かわいい

      薄い大根スライスを挟んだからすみ

      大根なます 小さな蓋物に入っている

 お椀  花びら餅に見立てたピンクのしんじょとごぼう 手鞠麩 蕪の摘み菜  吸い口は柚子

 炊き合わせ  海老芋 巻いた穴子 青菜

 まながつお幽庵焼 ふきのとう

 茶蕎麦 うずら卵 とろろ

 黒豆御飯  炊き込みごはんかと思ったらまったく違った。炒ったお米と黒豆を炊いた、香ばしいさらっとした塩味の和風リゾットという感じ。上品な塩味で、さらさらと胃に収まる。

 めざしのみぞれ和え

 苺

 飲み物は、熱燗(月桂冠

 パスカル ジョリヴェ アティテュード ソーヴィニヨン  酸味があってとてもあっさりした白ワイン。

 ウィリアム フェーブル 2003 シャブリ プルミエクリュ  お香のような独特の香りの白ワイン。香りから受ける印象と味が違うのがおもしろい。

 半熟卵が食べたかったけれど、今日は出なかったので残念。お正月、ということもあってか、前に来たときよりもさらにオーソドックスな料理という印象。

 会がお開きとなり、独り路地奥に消えたいと思うものの、少し歩いてスタバに行くことになり、飲み物とケーキをごちそうになる。何年かぶりに、わたしの好きなモカバレンシアが冬メニューに登場しているのを発見してうれしくなる。上司のキャラクターの面白さを確信し、そこそこに楽しい夜であった。

 *瓢樹

  京都市中京区六角通新町西入ル北側

  TEL 211-5551 水休

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dimanche 08 janvier 2006

メリー柿の種チョコレート

 プチ厄が続く。朝、出勤時、パンを買って店を出て、靴紐がほどけたので自分の自転車の横でかがんで紐を結んでいたら、自転車が倒れてきてハンドルで頭を打った。痛い。一層あほになったらどうするのだ。仕事が終わり、着替え中、特にひっかけてもいないのに制服のブラウスのボタンがぶちっと取れた。

 昼ごはんを食べているときに、右上の歯茎に違和感を感じる。小骨のような何かが刺さっているようにちくちくして痛い。舌で探ってみると、確かに何か刺さっている。ブラッシングしても取れない。歯医者に行きたいけれど、今日は日曜。仕方がないので帰りに休日歯科診療所に行くことにした。

 行ってはみたが開いている気配がない。仕方がないので休日急病診療所へ行こうと自転車を走らせている途中、洛和会丸太町病院の前を通った。標榜科の案内を見ると、うれしいことに「歯科」とあり、受付にも人がいる。入って診療を申し出ると、救急は内科と外科しかやっていないと言われる。どこかやっているところはないかと尋ねると、休日歯科診療所は、4時か5時で終わっているという。え?そんな時間に終わってるなら救急の意味ないし!ただ、同じ系列の、山科の音羽病院なら24時間歯科もやっているという。けれど山科は遠い。

 純粋に「歯」ではなく歯茎にものが刺さっているかどうかくらい小児科でも診てくれるかもと思って休日急病診療所へ行ってみる。ここは大繁盛で次々とタクシーや車で赤ちゃんが連れてこられている。受付で聞くもアウト。ここへ問い合わせるようにと、京都府の医療情報センターの電話番号を教えてくれたのでかけてみる。しかし答えは同じ。結論、歯科の救急は京都市内でただ一箇所、山科の音羽病院しかやっていない!この政令指定都市京都で!もしわたしが去年の正月明けに歯を痛めたときのような痛みに襲われても診てくれるところはないのだ。幸い去年痛くなったのは3ケ日があけてからだったのでまだよかったけれど、あれはボルタレンを立て続けに飲んでも治まらず、固形物が一切食べられないほどの痛みだったのだ。

 今回は去年ほどのことではないからましだというものの、こんなお粗末な救急歯科事情を知るとぞっとした。それにしても明日丸一日、しかも夜には新年会もあるというのに何か刺さったままがまんしなければならないとは・・・。試しにガムを買って噛んでみたがよけいに痛くなった。暗澹たる気分で帰宅し、糸ようじや歯間ブラシや歯ブラシを使って格闘してみるも、どうも思わしくない。こうなりゃやけだと爪で手探りで適当にカキカキとやってみる。すると何かのはずみで取れたのか、違和感が軽くなった。しかしまだ痛みはあるような・・・。刺さったいたものが奥に入っていたら・・・と思うとホラーであるが、様子をみるしかないのだ。取りあえずがまんできないほどではなくなったし、これで普通に物も食べられる。

 開き直ってメリーチョコレートカムパニーの、メリー柿の種チョコレートをぽりぽり食べる。寒い間の限定商品なのだが、人気があるのか、定番の季節商品になっている。ここのはさすがチョコレート会社のもの。チョコレートコーティングが厚い!食べ始めるとやまらなくなるほどおいしいのだ。今日がちょっとやけ食いも入っているかもしれない。チョコレートは癒されるなあ・・・。

 プチ厄も続けばかなりストレスだ。お祓いに行ったほうがいいのかな。だれかがショボい呪いをかけているのかもしれない(笑)。

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samedi 07 janvier 2006

七草がゆ

 早いもので、新しい年も七日を過ぎた。今年が始まってから、大事にはいたらないもののちょっとした悪いこといやなことが続いている。言わばプチ厄(?)。下はそのプチ厄一覧である。

 1月1日朝、この寒いのにこたつのコンセントが不具合を起こす。1月2日朝、暮れまでなんともなかった電灯が切れる。1月2日昼、「凶後吉」のおみくじをひく。1月2日夕、お皿を2枚割る。1月3日朝、餅の付け焼きを食べていて3月に治したばかりの歯のかぶせがとれる。1月3日昼、出かけてからスカートのすその大きなほつれを発見する。同昼、友人の背負うリュックの紐にひっかかってコートのボタンがちぎれる。1月3日夜、悪夢。1月4日夜、セーターを脱ごうとしてぎっくり腰ならぬぎっくり肩になり、肩甲骨周辺に激痛。1月5日、友人との間でちょっと悲しいことあり、気持ちが沈み、今もって上昇せず。同夜、きゅうすのふたを割る。1月6日昼、仕事で大いに不快あり。なかなか気が治まらず。同昼、右の手のひらに謎の血豆ができる。1月7日朝、出勤時。雪の中をスピードを出して走ってきた自転車に腕を当て逃げされ、痛み続く。

 せりなずな ごぎょうはこべら ほとけのざ すずなすずしろ これぞななくさ

 七草がゆが邪気を祓ってくれるかどうかは知らないが、夜、七草粥を炊く。今年は餅を入れないで、さらりとしたお粥に仕上げる。神棚と仏壇にお供えして、おいしくいただく。今日で松も取れた。明日からはいいことがありますように。

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jeudi 05 janvier 2006

無事終了

 システム稼動初日、何事もなく無事終了。利用者の多い土・日・祝を乗り切ればひとまず安心か。

 わたしの歯も表面のかぶせが取れただけだったようで、くっつけてもらって無事終了。でも恐くてしばらくお餅は食べられないかも(笑)。

 なんとなく胃腸の疲れを感じる今日このごろ。そろそろ節制しなければね。

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mercredi 04 janvier 2006

恒例昼食会

 仕事始めの日は、毎年恒例の上司主催(?)の昼食会があり、ひし伊のお弁当を職場で皆でいただく。仕事始めと言っても一昔前みたいなのんびりした気分はなくて、とにかく忙しい(今年は特にかもしれないが)ので、新年の挨拶もそこそこに朝から仕事をかたづけているとあっという間に昼を回り、会が始まったのは1時前。

 配膳したりお吸い物を温めたり、ちょっとした準備が非日常で楽しい。お弁当は、いつも同じ店のをいただくのだが、今年は盛り付けを一新したようで、去年までのとは少し違う。4つの仕切りに、さらにそれぞれ陶器の器が入れられ、そこに料理が入っていた。

 お刺身は赤身のまぐろとひらめえんがわが入っているのがうれしい。てんぷらえび2匹、一匹は湯葉揚げ、ししとう、れんこん、さつまいも。冷めてなかったらなあ、と思うのは贅沢。だって、お弁当だもの、涙が出ちゃう。紅白かまぼこ、いかのうに焼き、半熟うずら卵の巻きもの、焼き魚、八幡巻きだし巻きは定番。もろこの甘露煮は骨までやわらかでおいしい。

 芋棒。京都のお正月という感じ。棒鱈はさすがに柔らかくほろっとして、よく味が染み込ませてある。おいしい柚子風味のソース(?)をかけた紅白なます炊き合わせには湯葉やにんじん、さやえんどう擬製豆腐サーモンとすり身の一口ミルフィーユ(?)、柚子餡の入ったおいしい麩饅頭

 たぶんもっとあったと思う。お弁当らしい多彩な味。わかめとしんじょうのお吸い物に、ごはん、白菜の漬物、塩昆布

 十分にいただいた後は、のんびりしたいところ、できるわけもなく、会議に明日の打ち合わせに各種作業。4時頃休憩。森八本練羊羹とメンバーの北海道みやげの白い恋人トラピスチヌ修道会のホワイトチョコレートでコーヒーを飲む。

 結局年頭から1時間の残業となる。さあ、明日は無事終わるか。

 *ひし伊

  京都市右京区太秦桂ケ原町1

  TEL872-5151 火休

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mardi 03 janvier 2006

三日

 昨日の夜、お皿を2枚割った。今日出かけてからスカートのすそがほつれているのに気が付いた。友達の背負うリュックのひもがひっかかってコートのボタンが取れた。そして何よりショックだったのは、朝、お餅の付け焼きを食べていたら、左の奥歯のかぶせが取れた。恐るべし、餅の粘着力。治してから1年にもならないのにはずれるとは歯医者に対して藪疑惑。なんということだ。昨年に引き続いて年明け早々歯医者に行かなければならないとは・・・。はずれただけならまだよいがもし虫歯になっていたらと思うとかなり落ち込む。昨日のおみくじは「凶後吉」。今は最悪なのだとか・・・。

 午後からハカセさんと会って、お年玉のように、遅めのクリスマスプレゼントをもらう。これはとてもうれしい。四条河原町周辺は恐ろしい混雑だったので、ゆっくりお茶をするために早々に街を離れてブライトンホテルのラウンジ、クーオミディへ。

 午後も遅くかなりお腹もすいていたので、ブライトンセットというアフタヌーンティーセットを注文する。

 ポタージュ  デミタスカップに入れたクリームスープ。かりかりのクルトンが香ばしくてなかなかおいしい。

 ピッツァキッシュ  冷めていたのはいただけない

 グリーンサラダ

 フルーツのコンポート  シロップの下にふるふるのピンクのゼリーが入っていてひんやりと舌に心地よい

 ケーキ  好みのものが選べる。表面がつやつやしたグラッサージュで覆ったドーム型のキャラメルのムースを選ぶ。ムースは苦味が効いていておいしい。中にはいろいろなナッツが隠れていたが、食べない。

 ココナッツのサブレ黒胡麻のクッキー  サブレは甘くなくて、ほろほろと崩れる食感。クッキーはかりっとしている。

 マドレーヌ  包装してあったので持ち帰る

 コーヒー  コーヒーも紅茶もボトムレスなのがうれしい。ゆっくりおしゃべりができる。

 帰りに明日の朝のパンを買いに伊勢丹に寄る。伊勢丹も混雑も相当なものである。昨日3本も飲んでしまったので今日のワインがないので急遽伊勢丹で買う。

wine6 「成人式のワイン特集」と銘打って、試飲のできるプロモーションをやっている。3種類ほど試飲するが皆ごく普通(?)な印象だったので、その中から一番「酸っぱい」という主張のあった、ブルゴーニュ アリゴテ 2002(ジャン・カリヨン社?)を買う。2003年のコンクール・デ・グラン・ヴァン・ド・フランス マコン メダイユダルジャン(銀賞)のシールが貼ってある。

 非常に酸っぱいワイン。上撰水の如し(?)、抵抗なくするする~っと飲める。モン・ドールと試してみるけれど、あまり合わないような気がした。塩の効いた昔ながらの酸っぱい梅干と飲んだらおいしかったのが意外。

 年末年始、本当によく飲んだけれど、ワインもお酒もしばらくはさようならである。

 明日は仕事始め。毎年思うことだけれど、もう一日くらい休みがあって、その日は家族もだれもいないところでのんびりしたい。元来独り好きな性格である。また、ようやく日常生活に戻れる、とほっとする部分もわりとある。

 年明けの仕事が気がかりではあったけど、歯のほうが今は気がかり(笑)。大事でなければよいが・・・。 

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lundi 02 janvier 2006

二日

 お正月二日目は、秋田に帰らぬ秋田嬢と、いつものように伏見稲荷に初詣。お参りを済ませ、古い御札を納めて新しい御札を受ける。今年最初のおみくじは「凶後吉」。なんだか天気予報のようなくじだった。今はとても悪いが、人生への姿勢を改め、神恩に感謝して生きれば転じて吉となると。「人生への姿勢を改め」ってなんだろうね?帰りにはこれまたいつものように稲荷煎餅を買って帰宅する。

 夕方からは秋田嬢を交えての小宴会だ。年末にたくさん買っておいたチーズを大放出。とろとろのシェーブル、ルエルに、シャンパーニュ地方産の白カビ、シャウルスゴルゴンゾーラ、そして冬のお楽しみ、丸ごとのとろっとろのモン・ドール。切り分けできないのでふだんは多すぎて買えないけれど、チーズ好きが家に来るので思い切って買った。オレンジ色の厚い皮で覆われた外見とは違ってカスタード色の中身は意外なほどマイルドでクリーミーである。スプーンでとろとろをすくって食べると本当にクリームを食べているよう。

 秋田嬢がパンチェッタと、ピザ風味のソーセージ(?)、薄くスライスしたボロニアソーセージのようなものを持って来てくれたので、ソーセージもいっしょにいただく。中にチーズやパプリカが入って、切り口も美しく、複雑な味がして美味。ありがとう!

 酒豪の秋田嬢を迎え開けたワインは3本。wine5

 まずはシャンパーニュ、ギ・シャルルマーニュ レゼルブブリュット。ブラン・ド・ブランである。薄いきれいな黄金色。ラベルからは重厚そうなのを想像していたが、口当たりよく、薄くはないけれど軽やかなシャンパーユである。昨日のガティノワを飲んだときほどの驚きはなかったけれど、とてもおいしい。シャウルスと合わせたらガティノワみたいにチーズケーキの味になるかなあ、と思ったけれど、そうはならずにまた別の味わい。

wine3

  写真では分かりにくいけれど、空色と金の美しいラベルにひかれて思わず買ったドイツのラインガウのワイン、ロバート ヴァイル リースリング 2003である。言わばワインのジャケ買い(笑)。少し甘口で微炭酸(??)少しほこりっぽい(??)ような、またどことなく杏仁とかアマレットの香りが感じられるような白ワイン。                                             

wine4 ボルドーの赤ワイン、シャトーキルヴァン グランクリュクラッセ 2002。ワイングロッサリーでボルドーワインのお勧めを教えてもらって買ったもの。おいしかったのは確かなのだけれど、既に酔っていてわからないのか、複雑すぎてわたしの舌が認知できないのか、果たしてどのような味や香りだったのか(笑)。もう一度飲んでみないともったいない~。

 メインはしゃぶしゃぶで。ートショップヒロで買ったおいしい牛肉を思う存分食べる。新鮮で柔らかくて霜降りの様子も美しい牛肉である。。暮れに買いに行ったとき、長蛇の列だったのもわかる。ここの肉はとても質がいいのに高くない。鍋物はお正月に不足しがちな野菜がたっぷり食べられてとてもよい。

 後はコーヒーを飲みつつ、お菓子をつまむ。S嬢にいただいた干し柿そのままの風味のおいしい岐阜の名産、柿羊羹、オペラさんからいただいた、たま木亭黒豆シュトーレンはちょっと和風の変わり種。同じくベッカライ・ビオブロートシュトーレンはしっかりしたオーソドックスな味。スペシャルサンクスです!後は好物のペックのクリームたっぷりのレーズンサンド亀屋良長の戌年にちなんだお菓子、犬あそび。紅白の上用饅頭に5種類のかわいい犬の焼印が押してあって、とてもキュート。

 あれやこれやとつまみながら、おしゃべりの夜は更ける・・・。 

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dimanche 01 janvier 2006

元日

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 穏やかによく晴れ、よい2006年の幕開けとなりました。皆様、それぞれ”おいしい”お正月をお過ごしでしょうか(^^)?

 例年通り、朝、祖母が帰宅。家族揃って新年を祝う。毎年同じ元旦の朝だけれど、「毎年同じ」を厭うなかれ。毎年同じように過ごせることはなかなかに有り難いことなのである。

 今年の元旦は、わたしがお雑煮を作るようになってからは初めての白味噌のお雑煮。味噌は本田味噌のを用意してある。昆布だしだけで神様と仏様のお雑煮を調製したあとは、鰹をプラスしていつもより濃い目で取っただしでお雑煮を作る。白味噌は甘いので皆あまり好きではなかったのだけれど、改めて食べてみるとこれはこれでなかなかおいしい。

 今年のお節は、大阪の東洋ホテルのもの。oseti1 oseti2 oseyi3

左から、和の重、洋の重、中の重。お味はまあまあ、量もほどほど。

 祖母を送り届けた後、遅めの夕食を8時頃から始める。祖母が帰ってくるのはうれしいけれども、ほぼ「介護」であるのでやはり緊張を強いられる。緊張の糸が緩んだこともあって少々飲みすぎる。

 今日、楽しみにしていたお酒は、ピノ・ノワールとほんの少しのシャルドネで作った、ブラン・ド・ノワール、ガティノワである。wina2

 ロゼのシャンパーニュではないのに、色はほんのりとピンクゴールドがかっていて美しく、香りもやはりほのかに赤ぶどう、黒ぶどうのよう。ワイン用の品種、ピノ・ノワールは食べたことはないけれど、確かに巨峰とかベリーAなどの黒ぶどうの香りと味がする。仕事が始まったら、自分のためのレファレンスとして、『食材図典』かなにかで、ワイン用のぶどう品種を調べてみよう。今までこういうのは飲んだことがなかった。とてもおいしい。お刺身と合わせてもおいしかったし、何よりもよいと思ったのが、シャウルスというチーズとの相性である。シャウルスはシャンパーニュ地方のチーズなので、同郷のシャンパーニュと相性がいいと聞いてはいたのだけれど、シャウルスの中心部の、まだ熟成していない、白くてもろっとしていて、口に入れて溶かすとほわっと生クリームの香りがする部分。これを口に入れて溶けてすぐ、ガティノワを飲むと・・。なんとなんと、おいしいチーズケーキの味がする♪。ケーキ好きなわたし、この組み合わせがいたく気に入り、何度も試すうちに一滴もなくなる。3人で飲んだからしかたないか・・・。

 夕刻、S嬢より思いがけぬお年玉。彼女の故郷である岐阜県の、朴葉味噌柿羊羹が送られてくる。これは日本酒が合いそう(^^)。ありがとうございましたm(__)m。

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