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mardi 20 septembre 2005

東京(4) ロオジエ

 14日昼、久々にCとゆっくり大人だけで食事を、ということでロオジエに行く。並木通に面して店はあった。向かい側から見ると、上はオフィスで、隣のハウス・オブ・シセイドウとつながっているようにも見える。立派なエントランスを入るとレセプションがあり、エレベーターで2階のダイニングルームへ案内される。テーブルに着く前に化粧室を使うか尋ねられる。(化粧室は後で行ったが、当たり前だけれど広めでゆったりしていた)

 室内は広くモダンな印象。日本人、フランス人、若い人、ベテラン、たくさんの男性女性がサービスに当たっている。

 グラスワインが付いている、「市場のランチ」というコースを選ぶ。ソムリエールが、「今日のグラスワインは南アフリカの・・・・・2002年でございます。」と説明に来てくれるが、詳しい銘柄はやはり失念。メモでも取ればよいのだろうけれど、どうしても覚えられないのだ。色は暗く濃い、味も香りも強い赤ワインだった。他にガス入りの水を頼めば、サンペリグリノとペリエとあともう一種類を言われる。水の銘柄も選べるのか~と思いつつペリエを注文すると、くし型に切ったライムが付いてきた。大瓶だったけどあとで勘定書きを見ると1000円。付加価値ね?しかも全部飲んでないし。(せこっっ)

 アミューズ・ブーシュ  スチームで調理したサーモンとカリフラワーのクリーム

 小さな円筒形で、下はサーモン、上はクリーム。円筒形をくるむように薄くスライスした大根できれいに巻いてある。クリームがなめらかでなんともおいしい。

 北海道の生雲丹と甘酸っぱいキュウリのジュレ カカオ風味のヴィネグレット

 エッグスタンドのような容器が縦1列にお皿に並べられて、三つ子のよう。細いチョコレートがそれぞれに飾ってある。キュウリは本当にジュレで、原型はないのだけれど強いキュウリの風味。雲丹と合わせればなんとなく酢の物のような感じもして、和食の店で出されても違和感のないような味だった。

 トピナンブールのスープ 手長えびのロワイヤル

 聞き慣れないトピナンブールとは、菊芋のことだそうだ。薄いベージュ色のスープの下には手長えびの、言わばフランス版卵豆腐。中にはえびの細かい実、オレンジピール、何か緑の野菜が入っている。豊かな甲殻類の風味と柔らかなスープの味がよく合ってとてもおいしかった。

 子羊肉のロティ コーヒー風味 スイートポテトのピュレ

 脂や筋を取り除いた子羊肉は、美しい円筒形に整えられている。焼き色はきれいなピンクで、見るからにおいしそうである。円筒の側面には砕いたコーヒー豆がまぶしてある。倒して切って食べるが、とても柔らかい肉である。火も通りすぎていなくてとてもおいしい。表面のコーヒー豆はちょっとざらざらして、苦味を主張していたけれど、子羊と合うのかどうかはよくわからなかった。さつまいものピュレはなめらかでほんのり甘くておいしい。

 バナナのソルベ 黒糖の焼き菓子添え  パッションフルーツのソース リキュール(グリーンバナナ?)がけ

 アヴァンデセール。すっきりとしたおいしさに、デセールへの期待が高まる・・・。

 デセール  ワゴンから好みのものを

 ヴァシュラン 赤いベリーのソース  バニラのアイスクリームやフランボワーズのソルベなどが幾層にも重ねられたアイスクリームケーキ。表面は乾燥焼きにしたメレンゲ。さっくりと甘いメレンゲもおいしい。

 カスタードと苺のケーキ  見た目はフレジエそっくりだったのでフレジエかなと思うが、クリームはとろっとしたカスタードクリームだった。ジェノワーズの香りもよくて、生地自体もしっかり甘くて、苺とクリームとジェノワーズが口の中で混じり合うと、絶妙・・・。

 マスカルポーネとドライフルーツのケーキ  なめらかでクリーミーなクリームの間には、お酒の効いた柔らかく戻したドライフルーツがたっぷり。思わずお代わりしたくなるほど、選んだ4種の中で一番気に入った。

 黄桃のタルト  薄くのばした生地の上に生の黄桃をきれいに並べて焼いてある。甘さはとても控えめ

 ワゴンに載っているデセールは多種多様。見ているだけでアドレナリン分泌!ワゴンがテーブルに来たかと思うと、ずらりとテーブルにお菓子が並び、丁寧に一つづつ説明してくれるのだった。3種くらいにしておくかと思ったけれど、結局4種に。デセールの魅力には抗い難し。一口づつとか1cm角で味見したい・・・。

 残念ながら食べられなかったお菓子は以下のとおり。

  青りんごのソルベ  パイナップルのソルベ  ミルクのアイスクリーム  キルシュのアイスクリーム  いちじくのコンポート  洋梨(?)のコンポート  イル・フロッタント  クレーム・カラメル  クレーム・ブリュレ  ピンクグレープフルーツのタルト  フランボワーズのタルト  マスカルポーネのコーヒー風味のケーキ  桃のシブースト  オペラ  ミルクチョコレートのケーキ

 小菓子  アヴァンデセールが終わるとすぐ、テーブルにはずらっと食後のプティフールが並べられる。種類もたくさんで、とても食べきれなさそうなほど。

 乾燥フランボワーズとメレンゲのタルトレット  メレンゲのチョコレート包み  薔薇のマカロン 薔薇の香りが華やか  いちごのタルトレット  ナッツ入りマカロン2種  プルーンのタルトレット  小さなエクレール・モカ  小さなシュー この二つのシュー菓子は、クリームもちゃんと入っているのだけれど塩味が効いている  トリュフ(粉糖まぶし)  トリュフ(ココアまぶし) 強くつまんだらつぶれてしまうほど柔らかですばらしい口溶け  ボンボン・オ・ショコラ2種  ナッツ入りチョコレートのキャラメル ヘーゼルナッツ(アーモンド?)のチョコレートがけココアまぶし さすがに二人とも手がつけられず・・・。

 エスプレッソ  ダブルかシングルか選べたのでダブルにする。

 パン 6種類から選べる。いずれも小型のパン フランスパン そば粉のパン バターのパン あまり引きが強くないパンで他のと少し食感が異なる いちじくのパン

 乾燥オリーブ入りそば粉のパン  さつまいものパン この2種は試せず。

 バター

 デザートワゴンが圧巻で、どれもとてもおいしい。ボリュームのあるしっかりした料理の後なのに、別腹でどんどんおなかに収まるのが怖い。二人とも晩ごはんがいらないほどおなかも心も満たされる。

 カトラリーはピュイフォルカ。あまり使われているのを見たことがなかったので覚えている。サービスのベテラン男性がてきぱきしすぎてちょっとどきどきしたけれど、総じて居心地はよかった。ちょっと張り切っておしゃれしていく甲斐のあるレストランだった。またぜひ行きたい。

 平日水曜の昼というのに席は満席。英語を話す白人ビジネスマンのグループ、一人で食事を楽しむ老婦人、やはり一人で来てスタッフとフランス語でおしゃべりして、さっと食べてさっと帰る常連らしい中年婦人。お客さんも多種多様で、こんなところにも東京だなあ、とおもしろかった。

 *ロオジエ

 東京都中央区銀座7-5-5

 TEL 03-3571-6050  日祝休

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Commentaires

朝、サダハル・アオキのプログを読んで、はたこさんの今回の東京は、スイーツだけだったのかな?と思ってしまいました。でも違っていたんですね!お食事も素敵な所へ行ってこられたんですね。読ませていただいて、うらやましい限りです。食事の内容を的確に書かれいる事にいつも感心してしまいます。読んでるものに美味しさを伝えてくれます。

Rédigé par: オペラ座の怪人 | le mardi 20 septembre 2005 à 23:02

ありがとうございます。食べておいしかったことは覚えていても、詳細となると忘れてしまうことが多いです。それがなんだかもったいないような気がして始めたブログなのですが、続けてみると、わたしは食べ物のことを書いたり記録したりするのが大好きなのだということに気が付きました。書き始めるととまりません(笑)。

Rédigé par: はたこ | le jeudi 22 septembre 2005 à 00:18

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