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mercredi 31 août 2005

天狗堂海野製パン所

 ほぼ毎日通勤時に前を通る昔ながらのパン屋である。対面式販売なのもレトロだし、お店の人も皆、少々レトロ(?)。でもみんなおっとりした感じで愛想がよいのだ。

 こういうパン屋では、昔ながらの「日本の」パンを買うのがよい。今日はカレーパンクリームパンを買う。わたしは揚げてあるのも焼いてあるのもカレーパンが大好きなので、いろいろな店のを食べているけれど、ここのカレーパンはおいしい。オーソドックスな揚げたタイプのもので、油が、カロリーが、という懸念はあるものの、中身のカレーがとてもおいしいのでついリピーターになってしまうのだ。

 ここのクリームパンのクリームは、自家製で、とてもさわやかである。色も濃くなくて薄いレモン色で、香りがよくて優しい味。今はやりのこってりクリームもよいけれど、こういうクリームも気に入っている。大正製パン所のと似たような感じだ。

 グランディールやプチメックとはまったく系統は違うけれど、変わらずあってほしいパン屋である。

 島根のおみやげに、O下殿より、しじみの佃煮をいただく。御飯のお供によさそう。ありがとうございました。

 *天狗堂海野製パン所

 京都市中京区三条通御前東入ル  日・祝休

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忘れもの

 8月31日。子供のころと違って今はほとんどの学校で新学期が始まっていて、職場も急に静かになった。「明日から学校・・・」30日くらいまでに半泣きで宿題を終わらせたあと、31日は何か特別な感じがしたものだ。

 子供のころから大好きな詩がある。高田敏子の「忘れもの」という詩だ。

 入道雲にのって
夏休みはいってしまった
「サヨナラ」のかわりに
素晴らしい夕立をふりまいて

けさ 空はまっさお
木々の葉の一枚一枚が
あたらしい光とあいさつをかわしている

だがキミ! 夏休みよ
もう一度 もどってこないかな
忘れものをとりにさ

迷い子のセミ
さびしそうな麦わら帽子
それから ぼくの耳に
くっついて離れない波の音

 行く夏を惜しむ少年の気持ちが、今もわたしとシンクロする。日が短くなった。朝一番の水道の水を冷たく感じた。夏の終わりは嫌い。忍び寄る秋の気配が嫌い。太陽の光が弱まっていくにつれて生きる力まで弱まっていくようだ。最も憂鬱な季節。

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mardi 30 août 2005

サマーフルーツショートケーキ

 久しぶりに近鉄のアフタヌーンティールーム行く。休みとはいえなんだかんだと行かなければならないところもあり、しなければならないこともありで、ばたばたしているとついついふらふらっとお茶休憩をしてしまうのだ。おまけにうかうかと予定外のお菓子なども頼んでしまう・・・。

 食べたのは、夏季限定のサマーフルーツショートケーキ。この店スタイルの、こぽっとすくい取ってサーブされる定番のショートケーキの夏バージョンだ。この店もケーキの見せ方がうまくて、白い四角い深皿の白いクリームの上に、色とりどりのフルーツが散らしてあるのには目をひかれる。そうそう特別においしいというわけではないことはわかっているのだけれど(笑)。

 白いクリームの上には、パイナップル、マンゴー、透明な薄い黄色のレモンゼリーの角切り、パイナップルスライス、と黄色系でまとめられているのが夏らしくてよい。中はスポンジケーキと、生クリーム、カスタードクリーム。レモンゼリーの酸味が効いているので、味にめりはりが出てよかった。それにしても、ひとすくいの大きかったこと!ここのケーキってこんなに大きかったっけ??半分でよかったかもしれない。全部食べたら胃がもたれた(泣)。

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lundi 29 août 2005

教育を憂う(?)

 は~・・・。どうやらほとんどの学校で夏休みが終わったようだ。二期制というのはどんなメリットがあるのだろう。夏休みが短くなっても秋休みがあれば同じではなかろうか。どちらにせよ子供にはもう少し勉強させたほうがよいとわたしは思う。

 小学6年にもなって、自分の名前を漢字で書けないわ、生年月日の「生年」を覚えていないわ、という子に出会う。そしてその子の友達は中学1年で自分の住所の番地を知らなかった・・・。老婆心ながらつい説教してしまったよ・・・。これでいいのか、日本の教育!!これでいいのか~か~か~・・・・・・・!!

 M嬢より『神の雫』の3巻が出たとのメールを受け、早速買って読む。さらにワインの入門書っぽくなっているものの、遠峰氏の「おお・・・・、お・・・」も健在。読み終わるとやっぱりワインが飲みたくなるのであった。

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dimanche 28 août 2005

31

 仕事帰りの食料品の買出し。サーティーワンのショーケースをふらっとのぞいて見ると、コットンキャンデーなる毒々しい色のアイスを発見する。たぶん9月から出る新しい味だろう。紫とピンクの、よく日本で許可されたなと思うような色である。ちょっと退くがやはり試してみる。味は優しい味で色とは全然違う。それにしてもアメリカの綿菓子はこんな色なのだろうか。日本では白か薄いピンクなのに。

 しばらくさぼって読んでいなかった業界誌を読む。勉強不足を感じる。日進月歩とまではいかなくてもこの業界も進歩しているから、常にアンテナを立てていないと取り残されて、古い知識と感覚・思想にしがみついたイタイ人となる。だんだんと責任ある仕事が増えるにつれ、これからどういう方向の仕事がして行きたいのか自問して怠ることなく自己研鑽をしていかなければと自らを戒める。

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samedi 27 août 2005

富三油

 三条会商店街の、ミートショップヒロの揚げ物コーナーがなくなった。どうしてなのだろう。おいしかったのにショックである。

 同商店街の中の富三油(とみゆ)というテイクアウト専門の中華料理店で、夕飯にしゅうまい酢豚を買ってみる。

 しゅうまいはかなり大ぶりで食べ応えがある。ひき肉に海老、さくさくの蓮根(?)などあんもたっぷり包まれていて、味付けもよい。6個で350円くらいだったと思う。

 酢豚は赤いあん。しっかり下味をつけて揚げたほどよく脂身のついた豚肉に、玉ねぎ、筍、ピーマン、しいたけ、パイナップル、にんじんと、肉も野菜もたっぷり入っている。2人前くらいは入ったパックが450円。そんなに高くもない。明日のお弁当用にチャーハンも買ってみたのでこれも期待できそうだ。

 やはりいい店がけっこうある、三条会商店街なのであった。

 *富味油

 三条会商店街内 北側

 TEL 812―4058

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vendredi 26 août 2005

ラ・フルール

 仕事関係某氏に、某嬢と共に食事に連れて行っていただく。今回の主賓は某嬢で、わたしはお相伴に預かる。ありがたや~~m(__)m。

 場所は、ホテルグランヴィア京都15階の、ラ・フルールである。「欧風料理」となっているが、フランス料理の店のようだ。このホテルには多くのレストランがあるけれど、ここがメイン・ダイニングなのだろう。

 店内はそんなに広くはない。威圧感のない柔らかい雰囲気のインテリアだ。京都タワーの真正面のテーブルに案内される。店の奥にはデザートワゴンが見えて目が釘付けに。苺のミルフィーユと氷菓を入れておく銀の壺(?)。期待感が高まる。

 サービスの係はほとんどが制服を着た若い女性である。アキバでないのでメイドではない。ホテルのフロントの人みたいな制服だ。席についてしばらくすると、今日のコースについて説明があり、苦手な食材なども尋ねられる。魚料理はオマールだということで、海老(正確にはザリガニの仲間だけれど)が苦手な某嬢は代わりの料理を所望する。肉の焼加減も聞かれ、某嬢はミディアム、あと二人はレアで。

 ワインは某嬢のお好みを聞いて、某氏がサービスの人と相談の上選んでくれる。飲みやすい白ワイン、プイイー・フュイッセである。シャトー・フュイッセ 2002と書いてあった。

 しばらくして、銀の入れ物に入れた生きたオマール海老を見せに来られる。大きな爪がおいしそう。なんかすごいなあと思う。

 アミューズ3種

  夏野菜のゼリー寄せ 大葉のソルベ添え  中に海老の身が少し。大葉のソルベがさわやか。

  リコッタのオレンジソース かりかりのガーリックトースト

  まぐろのたたき カルパッチョ風

 フォアグラの冷製テリーヌ  とうもろこし シブレット いちじくチップ いちじくのソース 別皿にとうもろこしのブランマンジェかりかりのライ麦パンのスライス

 脂の濃厚な風味がおいしい。いちじくのソースはジャムのように香りがよい。とうもろこしと合わせてあるのは、それを食べて育ったから??

 ブランマンジェはとうもろこしの香りが強くてとても甘い。好みでフォアグラをパンに付けて、ということだったので、ブランマンジェもいっしょにつけて食べてみる。フォアグラには甘いものが合うようだ。

 あなごのグリル  水なす ビーツの葉

 皮の方から焼いたあなごは、半生で身に透明感がある。絶妙な火通り。あなごには塩が振ってあり、シンプルなおいしさである。

 水なすは生で、塩味でオリーブオイルがかけてある。オイルのフルーティーな香りと混ざって、まるで果物のような甘くてしゃくしゃくのおいしい茄子だ。

 オマールのロースト  塩味を効かせた貝のソース 酸味を効かせたトマトのソース トマト きのこ(種類はわからず)

 大きな爪の身が、ぷりぷりとしていて、とても甘い。脂があまり使われていないようで、あっさりしたソースなのだが、旨みはたっぷりあってとてもおいしかった。

 海老が苦手な某嬢の料理は、アカムツのグリエ(ポアレだったかも??)赤ぶどうのソース 根セロリのピュレ添えになった。おいしかったそうだ。

 お口直しの玉露

 氷ではなく、お口直しは、客席で入れてくれる温かい玉露である。茶葉は松田桃香園という宇治の茶舗のものだそうだ。深い緑のつやつやとした茶葉で、香りも高い。耐熱ガラスの急須で、同じくガラスの小さなお茶碗でサーブされる。玉露にしては苦味も強いお茶だった。このめずらしいサービスは、おそらくここだけです、とのこと。京都らしさを出しているのだなあと思う。

 特選和牛フィレ肉の網焼き  トリュフのソース  スライストリュフ じゃがいも オクラ 万願寺とうがらし 小玉ねぎ

 お皿に銀のカバーをしてテーブルに運ばれてくる。クラシカルだなあと思う。一斉にカバーが取られると、強いトリュフの香り。肉はとても柔らかく、焼き目が香ばしい。丸ごと焼かれた付け合せの玉ねぎはとても甘くなっている。

 ワゴンデセール

 奥に見えたワゴンが来る!と思ったら来なかったのが寂しい。メニューが配られ、そこから好きなものを好きなだけ選ぶようになっている。せっかくワゴンなのだから、見て選びたかったなあ。

  ローズマリーとアプリコットのソルベ  アプリコット色がきれいなソルベで、目の覚めるようなローズマリーの香り

  ココナッツとパッションフルーツのソルベ  白いソルベ。ココナッツの風味が強く、ほのかにパッションフルーツの酸味

  クローバー蜂蜜のムースケーキ ムースの中にアーモンドとグレープフルーツのピールが入っている。『はちみつとクローバー』を思い浮かべてこれを選ぶ。

  いちごのミルフィーユ  マキシムの「ナポレオン」のようにしっかり組み立ててあるのをカットしてサーブされる。我ながら季節はずれのチョイスであった・・・。

  某氏はミルフィーユにバニラのアイスクリームを。某嬢はオレンジ風味のクレームブリュレ バニラアイスクリーム添えパイナップルのコンポートをチョイス。アイスクリームはうっとりするほど甘くて濃厚。クレームブリュレもおいしい。コンポートは味見せず。

 コーヒー  エスプレッソという選択肢はなく、ドリップコーヒーか、紅茶

 お茶菓子3種

  マシュマロ  星口金で絞り出した薄いピンクのマシュマロ。一見メレンゲに見えた。

  抹茶の小さなマドレーヌ  小さくても抹茶の香りは強い。小豆入りで少しおまんじゅうのような感じの味になっている。

  りんご(?)の甘煮のチョコレートがけ  オレンジかグレープフルーツのピールかと思ったら、たぶんりんご。シナモンがほんのりと香って。おいしい。

 パン  軽いフランスパン(チャバッタのような感じの)  ひまわりの種入りパン

  温めて出される。ひまわりの種は味と香りが強い。フランスパンがおいしい。

 エシレバター

  へぎで作られたバケツのようなエシレバターのパッケージに入れられた5キログラムの固まりを持ってきて、客席でお皿に取り分けてくれる。テーブルに皿が置かれるとふわ~っと発酵バターの香りが立ち上る。こんなサーブの仕方は初めて見たのでとても驚いた。バターがいいので予定量を上回ってパンを食べる。

 食材を聞いただけでも高いコースなのだとわかる。斬新ということはないが、きっちりとした手堅いおいしさという印象。どの料理もはずれがなくおいしかった。あなごやオマールの火の通し具合いがすばらしい。バターのサービスには驚いたし、口直しの玉露のアイデアもおもしろかった。デザートはどれも濃厚で甘さもしっかりしている。しかしアイスクリームやソルベに比べると、ケーキはわりと普通かな、という印象だたけれど、他のはどうだったのだろう?

 ホテルのメインダイニングは自分ではまず来ないところ。とてもおいしくて高価なお食事を、ごちそうさまでした。某氏、本当にありがとうございました。

 「カイショもないのに口ばっかり肥えたらあかん!」と父が怒っている。まったくそのとおりだと思う。

 食後はバーに行こうとするも満席のため、センチュリーホテルに場所を移す。メインバー エセックスへ。3人とも夏のオリジナルカクテルを頼んだので、妙にトロピカルなテーブルになる。某氏の注文にいたっては、パイナップルの皮の器がどど~んと(笑)。中身はカットしたパイナップルとその上にフローズンカクテル、子供の頃に病院で出たくすんだピンクの風邪薬風味。一番素直な味なのは某嬢の頼んだオレンジ色のマンゴー味のカクテル。わたしのは楽園という名の青緑のフローズンカクテルで、グリーンバナナというリキュールベース。ラムネ味。

 カウンターの端の席に、常連と思しき墨染めの衣姿の尼さんが独りいて、不思議な感じがした。

 よく食べ、よく話した数時間だった。某氏・某嬢、ありがとうございました。検討委員会がんばります・・・・・(涙)。

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jeudi 25 août 2005

耽読

 一巡して手元に戻った『のだめカンタービレ』1~12巻を耽読中。すごくおもしろ~い。ちょっと『動物のお医者さん』のような感じも。『はちみつとクローバー』の音楽版という気も。

 レーズンサンド。そういえばリプトンにもあった。久しぶりに買ってみる。クッキーが大きいいのに、やっぱりクリームが少ない。でも味は前よりもおいしくなっていた。進化するのだね。ちょっといいかも。

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mercredi 24 août 2005

Uさんと共に

 おいしい食事をたっぷり堪能して上機嫌のUさんとわたし。次は国立博物館でやっている「龍馬の翔けた時代」という龍馬生誕170年記念の展覧会に行く。歴史上の人物誰か一人を調べる宿題を出された子供の一番人気はいつでもこの人か織田信長。わたしたちは二人ともそう龍馬に興味はなかったものの(^^;、招待券を持っていたのでありがたく行かせていただいた。

 さすが国立博物館、その展示の充実ぶりはすばらしい。地図や絵や、龍馬の書簡が広く集められおり、龍馬ファン、幕末ファンにはたまらないだろう。

 わたしが気になったのは、中浜万次郎(ジョン万次郎)の手による、アルファベット掛け軸である。こんなものまであったのかと感心することしきり。やはりいろんな展覧会は見ておくものだと思う。

 見終わって後、ポルタのイノダコーヒにて一休み。以前から気になっていたわさびアイスを食べてみる。シャーベットではなく、白いミルク味のアイスクリームに本当にわさびの香りと味がついていて、溶けたあとに辛さがぴりっとくる。Uさんは、わさびというよりホースラディッシュのようだと言うが、どちらにせよこれもここだけの味だろう。

 久しぶりだし、誕生月なので・・・と、ありがたいことにプレゼントをいただく。中身はヴーヴ・クリコのイエローラベル!久しぶりのシャンパーニュなのでしばらく温存することにする。

 Uさん、本当にありがとうございました。楽しみに飲ませていただきます。またおいしいもの食べに行きましょうね!

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草喰 なかひがし

 今日はほんとに久しぶりにUさんとお昼御飯を食べる約束の日である。今日のお店は、草喰 なかひがし。この店の料理も、ほかでは食べられない、ここだけの料理だ。

 八寸  水を打った葛の葉を敷いた木皿に、さまざまな料理が7種

  鱧のお鮨  ほおずきの皮の器に青紫蘇を敷いて、実に見立てて丸く作ったお鮨が入れてある。酢の加減もちょうどよくておいしい。青紫蘇もしっかり苦味もあり、自然の味だなあと思う。

  もぎ茄子の煮びたし 間に枝豆が挟んである  しっかり目の味がよくしみこんでいる。

  茗荷と蘇  蘇は仏教と関係が深いということで、縦に切った茗荷で蘇を挟み、合掌の形に見立ててある。ほおずきと同じく、お盆の季節だから?

  衣かつぎ

  あかざと百合根のおひたし 塩だらのフレーク

  とうもろこしの寒天寄せ  切った黄すいかの形に見立ててあって、とてもかわいい。種は大徳寺納豆で。とうもろこしが甘くて香りも豊か。

  秋刀魚にくるみを挟んだスモーク  秋を先取り。青魚で、脂もよくのっているのに、いやな臭みがまったくない。燻製のよい香りが脂とよく合って、高級なハムのよう。前菜の中で一番気に入った。一口で食べてしまうんじゃなかったと・・・。

 朝風胡瓜の酢の物 赤紫蘇のジュレ 車海老 うどの花

  きゅうりはしゃきしゃき、海老はぷりぷり。ジュレはとても良い香り。

 そばがき オクラ 長芋 モロヘイヤ きざみのり

  冷たいそばがきがグラスに入って出される。よいおだしの味と香り。ただ・・・。わたしはぬるぬるが苦手・・・。恐怖のぬめり食材トリオ!夏には頻出・・・。正直これほどぬめっていなければもっといいのにと思いつつ、味は良くそばがきも好きなのでぺろりといただく。

 苦うるかを塗って焼いた鮎の風干し 焼き万願寺 トマトを煮詰めたもの

  鮎のほろ苦さ、干して凝縮された旨み、炭火で焼いた香ばしさ。トマトは甘酸っぱく、味がぎゅっと濃い。イタリア料理みたい。

 鯉のお造り 夏大根のシャーベット 実山椒 黄色いにんじん 茗荷の花 煮こごり 鯉の皮の湯引き

 薬味を鯉にくるんで醤油をつけて食べる。夏大根のシャーベットの辛さが刺激的。川魚好きなので、鯉もおいしい。

 さつまいも さつまいもの葉 茄子 きのこ(種類わからず)の炊き合わせ かたばみの葉を乗せて

 さつまいもの葉は初めて食べるが柔らかく味がしみておいしい。きっとプロが料理するからこそなのかなと思う。茄子もとろとろ。

 鴨の塩焼き スライスオニオン 茗荷 あさつき 実山椒 大根おろし

 ミディアムレアに炭火で焼いた鴨が柔らかくてとてもおいしい。シンプルな塩味なのに、豊かな滋味が。夏の鴨もおいしいのだなあと思う。

 煮えばなの御飯を一口

 お米がつやつやで光っている。炊きたての御飯のよい香り。そう御飯好きとも言えないわたしでもこのおいしさはわかる!

 茗荷と隠元(?)の味噌和え

 今日の献立には茗荷がたくさん。そしてこれは茗荷がメインの料理。茗荷天国!これだけ堪能できると茗荷好きとしては感涙もの。もちろんこれもとてもおいしくいただいた。茗荷嫌いの弟を思い出して吹き出しかける。

 御飯  おくどさんで炊きたてのとってもおいしい御飯

 田中唐辛子とおじゃこの炊いたん

 丸干し(メインディッシュ)(笑)。 はじめて来たとき、丸干しまで酒の肴にしてしまい、「もう一匹焼きましょか?」といわれてちょっと恥ずかしかったので、今日はちゃんと御飯が出るまで置いておく。

 お漬物  大根 刻み柴漬け ズッキーニ 黄色い瓜(?) 塩昆布

 よく漬かった大根がとても濃い味。酸味がヨーグルトのよう。

  おこげ 塩

 おこげ大好き!ぱりぱりのおいしいおこげを塩で食べる。おいしいおこげもご飯も、塩で食べるのが一番おいしいと思う。二回お代わりをする。

 「甘くないデザート」  千成瓜の塩入りシャーベットバルサミコ酢かけ まくわ瓜 西瓜 小豆 白隠元 井戸水の寒天 

 瓜類に目がないわたしにはとてもうれしくおいしいデザート。まくわ瓜の懐かしい香りに西瓜のしゃくしゃく、千成瓜の涼しい香りがさわやか。瓜天国である。氷みたいな形の井戸水の寒天はつるんとすっきり喉を通る。もっと食べたい~。

 飲み物は冷酒。英勲嵯峨の月

 デザートになっても付け合せになっても、もちろんメインの素材になっても、ここの野菜はなんて味が濃いのだろう。最初から最後まで、市内にいながら緑濃い冷涼な山にいるような気分になる料理だった。五感全部をフル稼働させて食べる。世界で唯一、ここでしか味わえない、どこにもない料理なのだなあとしみじみ思った。

 *草喰 なかひがし

 京都市左京区浄土寺石橋町32―3

 TEL 752―3500 月休

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mardi 23 août 2005

うさこちゃん

 今年はうさこちゃんが生まれてから50年目の年である。大丸ミュージアムでやっている「ミッフィー展」を見に行く。が、本当は「うさこちゃん」と言いたいところである。ミッフィーことうさこちゃんはまったく同一人物で、本国のオランダではナインチェ(小さいうさぎちゃん)と呼ばれている。したがって、これが本名。

 日本では、福音館が石井桃子訳で出版したのが最初だが、このときのナインチェの訳が「うさこちゃん」である。「小さなうさぎちゃん」の意をうまく表した良い名だと思う。90年代に入って講談社が版権(?)を得て、角野栄子訳で出版するようになってから、突然「ミッフィー」という名になってしまった。そして現在でも出版社の違いだけで、二つの名前が並列して使われている。少し前、朝日新聞の記事にもなっていたが。

 わたしは「ミッフィー」という名に抵抗がある。わたしたちの子供の頃は、「うさこちゃん」は「うさこちゃん」であって、「ミッフィー」ではなかった。「ミッフィー」と呼ばれるようになったのはここ10年足らずの間である。したがって、世の大人はほとんど「うさこちゃん」世代だろう。もちろんわたしもそうだ。

 長く「うさこちゃん」と呼んで愛してきたものが、突然「ミッフィー」という見知らぬ横文字の名前で呼ばれる不快。自分では「ミッフィー」とは呼ばない。そしてもう一つ、それが英語圏の名前であることの不快。新しい(?)呼び名が、「ナインチェ」なら納得がいったであろう。それが「本名」なのだから。ところがそうではなく、うさこちゃんというよい訳名がありながら、なぜわざわざ英語名で呼ぶのだろう?「ミッフィー」とて、英語に翻訳した人がつけた、「うさこちゃん」、ほどのものではないか。

 似たようなことがもう一つある。タンタンシリーズである。タンタンの愛犬の名は、「スノーウィー(SNOWY」)ではない。それは英語圏での名前であって、本国ベルギーでの名、すなわち本名は、「ミルー(MILOU)」なのだ。日本語の名をつけないのなら、英語名で呼ばずにちゃんと本名のミルーと呼んでほしいものだ。

 TINTINはフランス語だから「タンタン」と発音するけれど、英語圏ではティンティンとかチンチンとか発音するのだろうか?タンタンはタンタンで、ミルーはスノーウィーというのはおかしな話。

 肝心の展覧会であるが、これはかなり充実しており、見ごたえがあった。これまでにもたびたびブルーナ展は開かれているが、今回は50周年ということで、うさこちゃんが主役。こどもの頃のあれやこれやを思い出し、不覚にも涙が出て、かなり怪しい人物になってしまった。うさこちゃんはすばらしい。あの単純な線、単純な色、無表情ではあるのに、さまざまな表情に見えてくる顔。まるでそれは能の松だけの背景や、能面が見せてくれる世界のようだ。大人も子供も、シンプルな絵の向こうにいろいろな世界を見るのである。

 堪能したあとは、前田コーヒーにて一休みする。カプチーノ氷を食べる。ざっくりとした氷にコーヒー蜜と練乳がかけられ、シナモンパウダーが振ってある。乾いた喉においしくて、値段は屋台の氷並の350円。なかなか気に入った。

 *前田コーヒー

 京都市中京区蛸薬師通烏丸西入ル

参考リンク  ムスティ

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lundi 22 août 2005

知らない街の

 昨日のマッサージのおかげで、今日の朝は少し肩と肩甲骨まわりの痛みがましである。すっきりとはいかないのは残念だが、よい兆しである。

 お昼はB.L.Tのパン。ベリーのベーグルを何もつけずに、ムチムチムチっと噛む。おいしいけど治療中の歯にはつらい。そしてあまいクロワッサン(ほんとにこういう商品名だ)。グランディールの大好きなクロワッサントラディショネルと同じく、蜜を塗ったクロワッサンで、ここのもおいしいのだ。甘くてバターがじゅわっというのは、うなぎパイだけではなくちょっとクイニーアマンにも似ているな。

 夜の職場にN嬢が訪ねてくる。貸していたまんが、『のだめカンタービレ』を返しにきてくれたのだ。のだめにはまる人は多いようだ。N嬢もその一人であるが、わたしは持ち主のくせに、いつものくせで積ん読しているのでまだ読んでいない。一巡して手元に戻ってきたので、これから12巻イッキ読みだ!

 亀岡のシェ・サンタという店のクッキーをいただく。知らない街の知らないお菓子屋さんのお菓子をもらうのはなんだかうれしい。この5月に、きっかり3年で古巣の職場に戻ったN嬢。古巣は今でもそう平和ではないそうだけれど、元気そうで何より。しばしのおしゃべりの後彼女は帰って行った。

 「定食の店 マリーアントワネット」「食べ放題バイキング ロココ」。ときどき通る通勤ルートにある店の名だ。本当にこんな名だ。何だと言うんでこんな名なのだ。今日も通りすがりに腑に落ちないのだった。どなたか行ったことありますか?

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dimanche 21 août 2005

モンサンミシェル

 モンサンミシェルに行く。と言っても、ここはお菓子屋でも料理屋でもなく、ヒーリングサロンである。アロマテラピーがメインなのだが、ほかにホットストーントリートメントや、筋肉系のマッサージもやっている。ここのアロマオイルを使ったマッサージがかなり気に入っている。体調や好みに合わせてオイルをブレンドしてくれるし、施術も丁寧、ショッピングセンターの中にありながら静かだしゆっくりできるのだ。

 ここ数日、クーラーによる冷えで体調が悪い。どことなくむくんでいるようで、体はどよ~んと重いし、腰痛から来る足の痛だるさに、置き抜けの左の首から肩甲骨にかけての痛み・・・。まいっているのである。

 今月は誕生月のため、通常メニュー全て20%オフの案内をサロンからもらっていた。20%オフはかなり大きい。ここぞとばかり80分の長いコースを予約したがアロマオイルを使ったマッサージはどちらかというとリンパ系なので、今のわたしの状態からすると、もう一つ、タイ古式マッサージのような筋肉系のマッサージも受けたいところであった。

 約束の時間にサロンへ行くと、前はなかったような筋肉系のマッサージがあるのを発見。これも20%オフというので思い切って追加する。なんと計2時間弱の長大なコースになった。

 初めて受ける、ここの筋肉系も、しっかりツボを心得ていてなかなかに気持ちいい。好みの強さでしっかりやってくれる。肩や肩甲骨周辺や腰のみならず、お尻や頭の筋肉まで凝っているのだからひどいものだ。このあとリンパ系をやってもらえばカンペキに違いない。

 オイルマッサージはホットパックを当てながら。冷え性のわたしにはありがたい。今日のオイルは、体内の水分量を調整し、むくみに効くジュニパー、凝りに効くグレープフルーツ、あとはユーカリオレンジをブレンドしてもらった。柑橘系の香りが好きなので、好みにも合っていて、とてもよい香りである。

 うとうとしながらたっぷりマッサージしてもらうと、終わった後も頭がぼ~っとしている。今日は水分を多く取ってゆっくり休むよう指示を受ける。明日はさわやかな目覚めが待っているだろう。

 *モンサンミシェル 京都店

 ダイヤモンドシティハナ 3F

 TEL 314-9577

 大阪のハービスエントの中にある、モンサンミシェルフルールはさらに多くのメニューあり。

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samedi 20 août 2005

グランディール

 久しぶりに下鴨のグランディールにパンを買いに行く。今までこのブログに登場しなかったのが不思議なほど、ここは開店当初から、わたしが京都で一番好きなパン屋なのである。それにしても、やはり下鴨は遠い。支店も2店ほどできているが、いずれも自宅からは遠い。高島屋の地下がリニューアルした当初、グランディールが入って喜んだのも束の間、どういうわけかは知らないが、わりとすぐに撤退してしまった。非常に残念である。

 真夏の午後1時、自転車で行こうかバスで行こうか迷った末にバスで行くことにしたのだが、時間がよけいかかって後悔する。自転車のほうが早いとは。

 ここの店で一番好きなのは、薄く蜜を塗った、クロワッサントラディショネルである。冷凍して蓄えようと思っていたのに、なんと、1個しか残っていない。店の人に聞いてももうないらしい。ショックであるが、なにはともあれおやつに1個買う。

 ちょっと小ぶりのさくさくのクロワッサンで、表面に塗られた蜜は、つやっと、かりっと。噛むとおいしいバターがじゅわっと出てきて、なんともいえず美味である。ちょっと風味が浜松銘菓、うなぎパイにも似ているかもしれない(違う?)。

 おやつにもう一つ、ブルーベリーとチョコのデニッシュ。ジャム状のブルーベリーとチョコが入って、カスタードクリームが少し周りに絞ってある。かなり甘くておいしい。さくさくのデニッシュは買ってすぐ食べるのが一番!

 明日の朝用とストック用に今日はたくさん買い込む。

 サンドイッチ2種。カツと卵のサンドイッチコロッケのサンドイッチ。ここのサンドイッチはどれも具がたっぷりでずっしりと重く、かなりのボリュームである。マヨネーズがよいのか、卵サラダやポテトサラダもおいしいのだ。

 クロワッサン・オ・ブール。甘くないクロワッサンで、やはりバターたっぷりのさくさくしたタイプのもの。これは冷凍ストック用に。

 ペッシュ・ジョーヌ、つまり「黄桃」。名前のとおり、クリームチーズの上に黄桃をのせたデニッシュ。冷やして食べてもおいしそう。

 メープルのデニッシュ。通常のデニッシュ3つ分くらいの大きさの角型に入れて焼いたデニッシュ。大きめだからしっとり系かな?

 コーヒー味の編みパン。生地を編んで、くるっと輪にした形がかわいくて買ってしまう。持った感じは柔らかい。

 リュスティネル。先のとがった小型のバゲット型のハード系のパン。「生地に風味がある」と書いてあったのでリュスティック生地?

 ピストレ。ふわふわの白いパン。ここのパンにしてはちょっと目先が変わっているな。これもストックへ。

 オレンジピールとレーズン入りのハード系のパン。どうしてもオレンジピールにひかれるわたし。ここのハード系フランスパンはとても好みに合っていておいしい。これも切ってストックへ。

 バゲットも買って、チーズとワインを!と誘惑されるが、今日はお地蔵さんの精進おかずなのでミスマッチのためやめておく。次回のお楽しみである。

 *グランディール

 京都市左京区下鴨梅ノ木町44 ロジュ下鴨1F

 TEL 701―3956 無休

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地蔵盆

 今日は地蔵盆である。京都の子供の夏休みの絵日記にかなりの頻度で登場する、夏の楽しい行事、地蔵盆。福引やらすいか割やら金魚すくいやら、わたしも子供の頃は、それは楽しみにしていたものだ。本当の地蔵盆は8月23日なのだが、町内の地蔵盆が今日行なわれるのでそれに合わせてうちも今日、あんじゅさんにお参りに来てもらう。

 物心ついた時からそう呼んでいるが、「あんじゅさん」とはおそらく「庵主さん」と書き、庵の主の意であろう。わたしどころか母が生まれるずっと前から、この界隈の町内や、お地蔵さん、大日さんを持つ個人宅はほとんど、ちょっと離れたところにある浄土宗の尼寺の尼さんにお参りに来てもらうのだ。どういういきさつでそうなっているのかは知らない。うちにも相当古いお地蔵さんの掛け軸があるので毎年お参りをしてもらう。わたしの子供のころは、町内のお地蔵さんとは別に、うちにも近所の人たちのお供えやお参りが盛んで、お参りの時にはみんなで数珠回しもできたものだった。子供の名前を書いて奉納されたちょうちんもたくさんで、賑やかなものだった。しかしうちに子供もなく、時の流れと共にご近所さんも代わったので、今はお参りも家族だけになった。数珠回し用の大きな数珠も、出すことは出すけれど、近年出番がない。寂しいことである。

 お地蔵さんにもお膳を作る。今年のお膳は、御飯、豆腐とみょうがのお吸い物、かぼちゃの煮物、高野豆腐と椎茸とにんじんの煮物、青瓜と青紫蘇の酢のもの。これが終われば、お盆にも使った小さなお膳は役割を終え、来年の出番を待つことになる。毎年決まった時季に決まったことを、決まったように無事営める喜ばしさよ。

 お供えにはお盆とちがって、紅白のお餅や、卍の形なり焼印なり、ともかく卍モチーフの紅白のお菓子を供える。そしてやはり子供を守って下さる仏様なのでお菓子もたくさんお供えする。

 地蔵盆が終われば、本当に京都の夏も終わりである。

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vendredi 19 août 2005

いただきもの多数

 大丸でやっている、北海道市にて、マルセイバターサンドと、松尾ジンギスカンを買う。レーズンサンド、なんておいしいお菓子なんでしょう・・・。うっとり。ほかに用もあって、出勤前に大丸に行ったのであるが、おかげで今日も通勤が三条高倉からの三条通タイムトライアルになってしまった。仕事前から疲れている。なのに到着すればすでに職場は忙しすぎて混乱状態に陥っていた。落ち着くまでに小一時間、息つく間もなし。

 うれしいことに、今日はいただきものがたくさんあった。第一に、これは昨日の夜いただいたものだが、でこちゃんのおみやげ、鎌倉のおおいちょうサブレ。一瞬鳩サブレと思うが、よく見るといちょうの葉型である。味も鳩サブレとは少し違う。

 第二に、焼菓子の詰め合わせが職場に差し入れられた。葛野大路花屋町の、オペラというお菓子屋のものだが、知らないお店である。どんな店なのだろう。ご存じの方おられます?

 第三に、某嬢より、岐阜みやげの五平餅をいただく。うまくガス火で焼けるかな。夏は皆、帰省や旅行でいただきものも郷土食豊かである。

 皆さん、ありがとうございましたm(__)m。

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jeudi 18 août 2005

煌庵

 1年ぶりにでこちゃんが京都に帰ってきたので、先輩方からお声がかかり、いっしょにごはんを食べに行く。でこちゃんも長~いおつきあいの職場の先輩。今は退職して鎌倉夫人ならぬ平塚夫人である。メンバーは、大先輩Uさん、Hさん、すーぎーちゃん、ワキちゃん、かねちゃん、みーさんの計8人。さっちゃんは残念ながら欠席である。久しぶりに会ったでこちゃんはほんとに出会ったころと変わってなくて、おもしろくてオットコマエ。なじみのメンバーで楽しいひとときを過ごす。

 烏丸蛸薬師の煌庵にて中国料理を食べる。ビルの1階、奥まったところに入り口がある。町屋と防空壕を改装したということだそうで、個室の配置などがちょっと変わった作りになっている。

 前菜の盛り合わせ  自家製叉焼 切干大根の中華風なます 蒸し鶏のジンジャーソース きびなごの甘味噌和え 蒸しナスの生姜ソース 地鶏の肝の広東風焼き物 イカのXO醤風味 冬瓜の冷製

 いろいろな前菜が美しく、長方形の大皿に盛られて出て来る。海のもの、山のもの、濃い味、薄い味、と変化に富んでいて、バランスがよく、目にも舌にも楽しい。叉焼となますが特においしかった。

 完熟上賀茂トマトの冷製 豆乳カスタードスープ

 1人前づつサーブされる。ほどよい酸味の赤いトマトのスープの中に、まさにクリーム、といった感じのなめらかな豆乳のスープが隠れている。味は中華というよりもむしろフランス料理のようである。二つのスープの調和がよく取れていて、塩加減もちょうどよい。とてもおいしいスープだった。

 イカの彩り野菜炒め

 柔らかい紋甲いかとブロッコリー、にんじんなどのあっさりとした塩味の炒めもの。

 鱧のサクサク揚げ 夏野菜ソース

 夏野菜のソースはラタトゥイユ風で、熱々の鱧にたっぷり乗せて食べるとよく合った。

 豚ヘレのゴーヤ炒め 黒椒醤

 柔らかい豚肉に、黒胡椒のぴりっとした風味の効いたたれがたっぷりからまった濃い目の味のおいしい炒め物。ゴーヤは苦いが、豚肉といっしょに食べると苦味がぐんとまろやかになった。

 蛸の中国醤油チャーハン

 蛸はこりこり、色も味もしっかり目についたチャーハン。仕上がりはぱらっとしていて、味もよし。

 豆腐花~トーファー~ 黒蜜のソース

 豆腐花がとてもなめらかでするっとのどを通る。そう黒蜜は好きでもないのだがこの黒蜜はおいしい。ただちょこっと添えられた植物性のホイップクリームはいらないと思う。そこだけが安っぽい味に・・・。

 ジャスミンティー

 ポットサービスだったらなおうれしかったなあ。

 飲み物は、パナシェと、ラムネの煌き(?)というまさにこの文字の色のオリジナルカクテルを飲む。

 料理は広東とも四川ともわからなくて、たぶん創作中華かなと思う。どの料理もおいしくて、創作系の店でたまにある,???な感じがまったくない。あっさりしたものはあっさり、濃い味のものはしっかり、と非常にめりはりがあり、どれもぴたっと塩味が決まっている感じがした。また行きたい。

 *煌庵

 京都市中京区烏丸蛸薬師東入ル 染匠会館1F

 TEL 213―1564 月休

 

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mercredi 17 août 2005

ブリアンと秋田みやげ

 さんこさんが先日見つけたという平野神社横の新しいパン屋さん、ブリアンへ行く。自転車を走らせ、出勤前に行ったのだが、平野神社まではやはり少し遠い。ゆるやかな坂道を35分ペダルをこぐと、朝から汗だくになる。

 訪問は実は2回目。前回のと合わせて食べたのは、

 クラブハウスサンド 細かくしたローストチキンと野菜の小ぶりなサンドイッチ。

 クリームパン 最近はやっているのかもしれない、クリームたっぷりで柔らかいクリームパン。トングだと破れてしまうので専用のへらで取るようにしてある。クリームがけっこうおいしくて、パンというよりお菓子のようだ。冷やしてもいいとのことだったが、わたしは室温で食べた。そのほうがクリームがなめらかでおいしいような気がする。

 我が家のおやつパン 大と小があったので、翌日の朝食用に大を購入。オレンジピールとチョコレートが入っていて、上にはくるみがトッピングされている。

 デニッシュ(メランジェ) カスタードクリームの上にブルーベリーをのせて焼いたデニッシュ。いちごなどもトッピングされている。1個210円と高かったのだが、味は普通だった。

 カレーパン パン粉を振って焼いた、焼きカレーパンである。自家製のカレーが入っていると書いてある。中身は、さいの目のじゃがいも、にんじん、コーン、玉葱などがたくさん入ったひき肉のカレー。カレーの味はよかったけれど、好みの中身とはちょっと違った。カレーパンが大好きなので中身にはちとうるさいよ。

 カスタードプリン レジ下の冷蔵庫で、マンゴープリンと共に売っていた。おやつに、と特に考えもせず買ったが、これが予想に反してとてもおいしい。生クリームたっぷりのタイプのものではないのに、生地はとてもなめらかで香りがよく、カラメルも香ばしくほどよく甘苦でなかなかのものである。下手なお菓子屋のものよりおいしい。

 食パン 明日の朝用に6枚切りを購入。したがって未食。おいしいかな?

 おいしいのと普通のとがあって、もう少し食べてみないとわからないな。

 帰省中にて震度3の秋田にいながら昨日揺れを感じなかったというツワモノH嬢からおみやげをいただく。秋田県人なら知らない人はないローカルCM、「金萬28個食べました~」(『ビバ★いなかもん!』永浜 敬子/著 講談社 2005年参照)の秋田銘菓「金萬(きんまん)」と、はろうきてぃの、おそらくは地域限定のうまい棒、「きりたん棒」。

 金萬(いい名前だ)は、白あんが入った、新京極のロンドン焼きの色をもっと薄くしたようなお饅頭で、表面に「金萬」の焼き印が押してある。味もロンドン焼きに似ているが、なぜかほのかに木の香りがする。

 きりたん棒は「棒」の字に半濁音がついている。「きりたんぽう」と読ませたいのだな。袋を開けるとはでなオレンジ色のちくわ状(きりたんぽ状。正しくは切ってないから、たんぽ状)のコーンスナックが1本。きりたんぽ鍋にははずせない具材のまいたけの香り。ううむ・・・。食べたらけっこういけるのだ。

 H嬢、ツボを心得たおみやげ、ありがとうございました。

 *ブリアン

 平野神社のすぐ南

 TEL 463―5325

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mardi 16 août 2005

お盆その4

 今日でお盆も終わりである。今日の盛り物の送りだんごを朝お供えした後、お供物をまとめて、近くのお寺にお精霊さんを送って行った。昔はお供物を本当に川に流していたらしいが、さすがに今はそんなことはない。毎年巡って来ることとは言え、お迎えするときはうれしいが、送るときはやはり寂しいものである。来年も祖母ももちろん家族そろってお迎えできるよう願いつつお精霊さんを送る。

 夜は五山の送り火である。少しの間こちらへ戻って来て、またあの世へ帰ってしまう愛する人たちと、去り行く夏。二つの別れがとても寂しい。ほんのひと月前は、祇園祭りの宵山で、これから始まる夏にわくわくしていたのに、もう早々と夏の終わり・・・。夏の終わりの蜩の声や、忘れられた麦わら帽子のような気分が嫌い。

 子供の頃は送り火を、近所の家具店の屋上や、公団アパートの屋上で見たものだが、いつの頃からか、上らせてもらえなくなった。送り火に手を合わせながら、祖母が、「おじいちゃんが帰って行かはる」と行っていたことなどが懐かしい。昔と違って世の中がこう物騒では、それも致し方あるまい。たとえ上ることができたとしても、高い建物が増えた今ではほとんど見えなくなっているだろうけれど。

 爾来、落ち着いて送り火を見ることのできるスポットを探し続けているのだが、複数の火を見ることのできるスポットは少ないし、どこに行ってもどうやって見ても一長一短なのだ。駅ビルやホテルオークラなどでやっている「鑑賞ディナー」などは、悪いとは思わないものの自分の感覚とは随分と違う。送り火はあくまで送り火であって、宗教的な意味合いのもので、ショーやイベントや興行とは違うのである。

 今年は、鳥居以外全部見えるという船岡山へ初めて行く。左大文字が近いだけあって一番きれいに見える。舟形も一部欠けてはいるがよく見える。どこのスポットでもそうだが、とにかく人が多い。しかも見える場所が違うので歩き回らねばならないのでより落ち着かない。どうにかこうにか手を合わせ、お精霊さんにさようならを言う。年季の入った方々は大丈夫として、今年初盆を迎えたF君も迷わず無事に帰って行っただろうか。

 さようなら。また来年元気で会えますように・・・。

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グリルミヤタ

 元祖炭火焼ハンバーグと、裏メニュー(?)のガーリックライスがおいしいと聞くグリルミヤタにて夕食を食べる。古いビルの地下1階の奥にお店はあった。昔ながらの・・・といった様子の店内である。カウンターがメインになっているがけっこう広い。3000円の炭火焼ハンバーグディナー(小)を頼む。ハンバーグの大きさによって値段が違うのである。

 サラダ

 ちぎったレタスに白いドレッシングがたっぷりとかけられ、黒胡麻が散らしてある。ドレッシングがおいしいので、たっぷりでもしつこく感じない。

 ハンバーグ

 丸く形作ったハンバーグがたっぷりのドゥミグラスソースをかけられて出てくる。ハンバーグの表面には香ばしい焦げ目。少しお肉がほろっとした仕上がりで、中から白い生の玉葱がちらりとのぞく。スパイスもつなぎも多くない。余分な脂もない。ドゥミグラスソースは無駄な甘味や脂分がなく、野菜や果実のこくや旨みはたっぷりあるけれどあっさりと感じる。レーズンか、干した果実の味を強く感じた。中にはよく煮込まれたマッシュルームが見える。ハンバーグもソースも脂や甘さによらないこくがある。おいしくてボリュームもたっぷりなのに胃もたれなどはまったくなし。

 かにクリームコロッケ

 上品な小さい俵型に整えられたコロッケが二個出て来る。いろどりはパセリ。薄いドゥミグラスソースか肉汁のソース(?)が少しかかっている。中のクリームと、きめ細かい衣がよく合っている。

 コーンのポタージュ

 粒コーン入り。

 本当は、ハンバーグの前にスープとコロッケが出るはずだった。何か手違いがあったようでハンバーグが2品の前に早々と出てきた。えらく謝っておられたが・・・。

 御飯

 フライドポテトとコーン

 ハンバーグの付け合わせだったのだろうか?ハンバーグを食べ終わるころに別皿で出て来る。これまた別皿で、ドゥミグラスソースが出てくる。ご主人曰く、「一度で二度おいしいミヤタの料理!」。御飯にかけてハヤシライスにして、とのことである。

 コーヒー

 残念ながら、「絶品」らしいガーリックライスは食べられなかったけれど、おいしいハンバーグだったので満足。

 *グリルミヤタ

 京都市東山区縄手通四条上ル 鴨東ビルB1F

 TEL 525―0848

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lundi 15 août 2005

お盆その3

 15日の盛りものは白むしである。わたしはこの、ただ単にもち米を蒸しただけの大変シンプルな食べ物が好きなのである。いわば小豆を入れない赤飯(笑)。けれど赤飯よりこちらの方がずっと好きだ。赤飯はいつでもあるけれど、白むしをお菓子屋の店先で見ることは今日以外にはない。だからお供えのほかに、しっかり自分の食べる分も買う。塩を振って食べるともちもちもっちり噛むほどにもち米の味が出てきて、シンプルだけれどもとてもおいしいのだ。

 今日のお膳は、御飯、みょうがと豆腐のお吸い物、胡麻豆腐、かぼちゃの煮物、ひじきの煮物。

 お盆の15日は必ずひじきをお供えする。これはきっと正しくは「追い出しあらめ」であって、あらめを炊くのであろう。しかし我が家ではなぜかひじきなのである。

 今日は入院中の祖母が久しぶりに帰宅する。弟の車で迎えに行ってついでに少しドライブをする。岩倉に行ったら、レ・フレール・ムトウがあった。岩倉は日常、まず来ないエリアであるのでちょっとのぞいてみる。上京の店には2度ほど行ったけれど、本店は初めてである。

 ケーキと焼き菓子のほかに、パンとサンドイッチがたくさん置いてあり、どちらかというとパンがメインといった感じ。おもしろいのは、上京の店と違って、デリはないのに、ワインが売られているところ。ケーキ屋・パン屋でワインを売っているところはほかに知らないのでちょっと驚く。奥に、お座敷スタイルのカフェがあった。

 今日のおやつは既に買ってあったのでケーキはやめて、パンと焼き菓子を少し買ってみる。パンは、揚げたてが出てきた牛すじカレーパンキッシュ・ロレーヌを買う。両方ともフィリングの味がかなりよい。サンドイッチやデニッシュも試してみたくなった。

 焼き菓子は、シナモンクッキーココナッツクッキーチェリーのガレットクランベリーとパイナップルのバターケーキを買う。ガレットとココナッツクッキーはまだ食べていないけど、他の二つはけっこうおいしい。前に上京の店で買ったケーキとデリは印象が薄くてどうだったか忘れてしまったけれど、今日の感触では再訪してもよさそう・・・。ケーキだけならたまにデパ地下に来るか。

 祖母と共に、昨日買っておいたアンテノールのお菓子を食べる。めったに買わないけれど、大手チェーンの中では好きな方だ。食べたのはアンテノールプリンと京都伊勢丹店限定の抹茶のブリュレ。プリンは普通だけれど、ブリュレは抹茶が濃厚でおいしいね。

 久しぶりに祖母と家で過ごす。たいへんではあるものの、やっぱりうれしいものである。今94歳。お精霊さんに「迎えはまだいい!」と言っとく。

 *レ・フレール・ムトウ

 京都市左京区岩倉北池田町

 TEL 724―9299 火休

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dimanche 14 août 2005

お盆その2

 14日の盛り物はおはぎ。

 お膳は、御飯、万願寺の焼いたもの、きゅうりと青紫蘇の酢の物、高野豆腐・干し椎茸・にんじんの煮物、さつまいものレモン煮を作った。洛匠草わらびもちをお供えし、夕食後お下がりをいただく。とろんとろんでおいしいこと!

 毎日家でどんなものが食べたいか、といえば、わたしの場合精進料理の、あまり豪華ではないもの。野菜や豆や乾物の味が生きて、油脂が少なく、胃にもたれず、低カロリーで、食べ続けていると味覚が鋭敏になってくる、そんな料理だ。

 せっかくのお精霊さんのお膳だから、定番のもののほかにちょっと目先の変わったものも作ろうと、

 『身体にやさしい料理を作ろう―「精進料理」基本60のレシピ集』 白澤雪俊/著 ニュートンプレス 2003年

 を見返してみる。鎌倉の曹洞宗の寺の典座和尚(食事担当の和尚)が著した本である。「道元禅師の名著 典座教訓の世界」と題しているように、この本には道元が1237年に著した『典座教訓』の現代語訳も載っているのだ。しかも料理のレシピのページにも、ひとことコラムのように、典座教訓の一節が書かれている。典座教訓(てんぞきょうくん)というのは、修行僧のための食事を作る役目を担う者の心得である。わたしはもちろん現代語訳しか読めないが、これは本当にすばらしく、現代に生きる在家の者にも当てはまる心得なのだ。禅宗はいつも、今このときを懸命に生きることを教えてくれるが、これも同じである。食事を作るという行為をゆめゆめおろそかにしてはならない。毎日毎日のことなので、ついテキトーになったりしがちな調理という行為だが、たまには読み返して、気をひきしめたほうがよさそうである。

 ここ2日ばかり、こま切れにしか考える時間がとれないために調査が行き詰まっていた私的なレファレンス課題が2題あった。もう手詰まりだと思ったとき、天の啓示か(笑)、ひらめきがあり、2題とも回答を出すに到る。ネットでヒントを引き出し、複数の資料でウラを取るのがイマドキのレファレンスの必勝パターンであるが、この初動捜査とも言うべきネットでの検索のよしあしが命運を分けるのだな。たとえばどのキーワードの組み合わせで検索するか。一種動物的カンもあるのだろうか。

 ともかくもすっきり。

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samedi 13 août 2005

お盆その1

 お盆の初日。今日の盛り物は、お迎えだんごである。

 お精霊さんのお膳は精進揚げにする。かぼちゃ、茄子、玉葱、万願寺、みょうが、青紫蘇、紅しょうが、しいたけ、蓮根、さつまいもを揚げる。人間用に動物性のものを一つだけ、えびを揚げる。お膳の小さな食器には塩、大根おろし、御飯を盛り、精進揚げは大皿に盛ってお供えする。毎年のことだけれど、このお精霊さんやお地蔵さんの小さなお膳を作るのが好き。うちは真宗なのでそんなに派手ではないけれど、果物や野菜やお膳の上がったお仏壇を見るのはうれしい。今年も無事お迎えすることができました、とほっとした気分。

 いただいた福島の桃がそろそろ柔らかくなってきた。フォークで軽くつぶして、クレマン・ド・ロワール ジャン・マリー・ペネと合わせて、ベリーニもどきを作る。スプマンテではないから、ベリーニもどき。甘いフレッシュな桃の香りと、しゅわしゅわのよく冷えたワイン。短い桃の季節にのみ許された贅沢である。幸せ・・・。

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カレーマドレーヌ

 その物件の名は、「よこすか海軍 カレーマドレーヌ」。先日、大阪へ行った折、阪急の地下の、地方の銘菓のコーナーで発見。1個168円のばら売りのがあったので買ってみた。

 見かけは普通の菊型のマドレーヌ。表面も普通にキツネ色。割って見ると中はほんのりカレー色。塩味ではなく、甘いマドレーヌにカレーのスパイスを混ぜたような味である。キワモノではあろうが、まずくはない。おいしいかというと微妙だが。

 5個売りとかなら決して買わなかったろう。わたしのようなチャレンジャーを引っ掛けるために阪急はばら売りを置いたと見た。引っ掛かった人はおそらく多数。なぜならわたしが最後の1個を買って売り切れたから。

 横須賀の、菓子工房モリなる店の品である。

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vendredi 12 août 2005

おめざフェア

 広告を見て、今回はそんなにめぼしいものはないなと思いつつ、出勤前に覗いてみた。高島屋でおとといからやっている、おめざフェアである。時間がないのでざっと見ただけ。行列してたのが、名古屋の風来坊の手羽先(これはおいしいからね~)と東京のシェ・リュイ。興味をひかれつつも素通り。

 昼ごはんに、ひげ張魯肉飯(ひげちょうるうろうはん)の400円の魯肉飯を買ってみる。ごはんに、豚のほほ肉の煮込みをミンチ状にしてかけた丼のようなもの。味は、まあ、こういうものなのね、というもの。

 ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマで、サンフォアキンを横目に見つつも、新作のクレームダンジュ・トロピックを買う。ガーゼでやさしく包まれたいつものクレームダンジュに、パッションフルーツとアングレーズソースをダブルでかける。やさしい口当たりに酸味のアクセントがほどよく、夏の味!

 昨日の貸出2500冊超、返却3000冊超。今日もまた忙しかったけれど休憩時間にうれしいお菓子の癒し。

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jeudi 11 août 2005

フラワーケーキ

 連休明けの木曜日、朝から職場はすんごいことになった。怒涛のように打ち寄せ、あふれかえる人・人・人、そして本。ポストの返却本も処理し切れないまま昼近くになってもまだ返却本は両面ブックトラック4台近くをキープし、返却に行っても行っても減ることがない。鳴る電話、ブックメール、10冊近くの雑誌の納品、本の納品、新規登録、レファレンス。カウンターには常に列。昨日の予約カードの集計も組み込みも一切手付かずである。職員皆、無表情に黙々と仕事をこなしているが、一皮むくときっと鬼のような顔だろう。今年のピークは7月に来ずにいきなり盆前にやってきた。疲労困憊である。

 4時前に15分休憩。一息ついて、昨日O下殿にもらった、GOKANの、「完熟とろとろマンゴー」をいただく。小さな瓶に入った、マンゴープリンのようだ。熊本県菊池郡西合志町産アップルマンゴー使用、と書いてある。「とろとろ」と銘打っているが食感はとろとろではない。マンゴーの練乳入り寒天といった感じのアジアチックなお味のお菓子であった。ごちそうさまでした。月曜より帰省中のH嬢より、すいかおかきの置き土産。なかなかかわいいね。I山氏より青森みやげが2点あり。りんごまんじゅうのようなのと、「青森ねぷた」と名付けられたフロランタン。ありがとうございました。

 ようやく終業となり、買い物をして帰宅。へろへろである。しかし、帰るとハカセさんより、かわいいフラワーケーキが届いていた。黄色とオレンジのバラと赤いスプレーバラで、ハート型に形作ってある。花を贈られるのはうれしいものだ。思いもかけないサプライズである。ハカセさん、本当にありがとう。うれしいです。

 ひとんからもらったカサブランカは、毎日キッチンハイターを入れた氷水を代え、メンテナンスしているので、ついにつぼみが一つも枯れることなく全部開いた。ものすごい存在感である。さすがカサブランカ、王者の風格。ハカセさんのフラワーケーキもちゃんとメンテナンスすれば、しっかり水を吸って長持ちしてくれるかな。花のおかげで癒される~。

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mercredi 10 août 2005

ラ・ベカスとパレ・ド・オール

 3連休も3日目。今日はO下殿が誕生日のお祝いにランチをごちそうしてくれる日だ。高麗橋、ラ・ベカスにて。大阪のグランメゾンに揚げられるお店なのでいつもよりはちょっとましな格好で出かける。

 オフィス街の真中のビルの1階に店はある。レセプションやウェイティングバー(?)のようなソファーの部屋などもあり、店内は広い。各テーブルに置いてあるガラスの置物も壁のベルナール・ビュッフェの絵も、どことなく店の作り全体がモダンアートの美術館風である。

 4000円のランチコースをいただく。

 鰹のガスパチョ仕立て  茄子 とうもろこし 水菜 じゅんさい 長芋 オレンジの皮 レーズン 糸唐辛子etc.

 トマトの酸味、甘味、塩気がちょうどよくて、とてもおいしい。じゅんさいや細い糸のように切った長芋なども入っていて、おもしろい。いろいろな食材で複雑な味になっている。オレンジの皮と鰹がよく合った。

 鱸のポアレ 新じゃが添え 桜海老のソース ほたるいか(なぜか足だけ確認)

 オリーブとレモンのソースの色と酸味がアクセントになっている。うにのような色のソースは桜海老の殻や頭を使って作ったソース・アメリケーヌか。わたしの好きな夏魚、鱸である。表面は香ばしく、中はしっとりと焼けていて、それだけで食べてもおいしい。ソースはいかにも「フランス料理です!」といった、とてもよい香りである。塩加減は強めだったけれど、これくらいの塩が濃厚なソースと淡白な魚にはいいような気がする。もう少しソースがあったら、じゃがいもにもつけられたのだけど。

 鴨の胸肉のロースト 木苺のソース しし唐 しめじ さやえんどう(?)などのソテー

 これは普通においしかった・・・かな。(ごちそうになっといてスミマセン。O下殿はいかがでしたか?)歯を治療中の身には鴨の固さがキビシかった。

 マルキーズ・オ・ショコラ 五香粉のアイスクリーム添え

 デザートは7種類から選択。どれもオーソドックスなもので迷った末にこれに決定する。クレームブリュレを焼くような大き目の平たい皿に、苦味の効いたとろとろの濃厚なガナッシュが張られ(「張られている」というのが最もぴったりくる)、その上に五香紛の香りのよい柔らかなアイスクリームが乗っている。デコレーションは何もなく、とてもシンプルな作りがなんとなく、店内のしつらえと呼応しているような・・・。とろけるチョコレートもおいしいし、アイスクリームがとてもおいしい。濃厚なチョコレートとスパイスがとても合う!

 O下殿は、メロンのスープ はちみつのアイスクリーム添えを選択。少しお味見。これもアイスクリームがおいしい。メロンは赤肉メロン。甘すぎず、さっぱりしている。

 あとの選択枝は、パン・デピス、ポ・ド・クレーム、杏のコンポート、たしかブラン・マンジェと・・・あと一つが思い出せない。

 エスプレッソ

 そば粉のパン バター

 飲み物は赤と白のグラスワインを1杯づつ飲む。白はロワールのワイン、赤はボルドーのワインで、名前はまったく覚えていない。

 雰囲気もサービスも感じのよいお店で、ゆっくりと2時間、午餐を楽しむ。しゃべることがたくさんあるわたしたちにはゆったりとしたペースがちょうどいい。

 後、阪急の7階で今日からやっている、「夏はうまい」というフードイベントを覗く。催場の半分では子供服のバーゲンをやっていたので規模は小さい。喉が渇いて夕張メロンジュースを飲んでみた。ちょっと甘すぎて、ベカスの勝ち(笑)!

 パレ・ド・オールでお茶。ショコラのセットと迷ったけれど、結局ケーキとアイスコーヒーにする。ショコラを選ばなかったのは、ここのスペシャリテ、パレ・ド・オールが、セットでは選べなかったからである。ケーキはオペラデピスというシナモン風味のバニラクリームを挟んだチョコレートのお菓子。オペラという名はついているものの、とても軽いお菓子。

 O下殿、ごちそうさまでした。お心遣い、心からありがとうございましたm(__)m。 

 *ラ・ベカス

 大阪市中央区高麗橋4―6―2 銀泉横堀ビル1F

 TEL 06―4707―0070 日休

 *パレ・ド・オール

 ハービス・エント 4F

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mardi 09 août 2005

モンモランシイ

 夏休・公休合わせて3連休の中日。今日と明日は大阪である。

 アナスタシアで眉をどうにかしてもらうため、心斎橋の大丸へ行く。めんどうではあったが、キャンセルするとまた予約の取り直しが大変なので、ぐうたら心にムチ打ってゆく。他に用事もあるではないか。終了後は歩いて大阪市立中央図書館へ本の返却に行く。

 いつもは周防町をまっすぐ西へ行くのだけれど、今日は二つ南の三津寺町を西へ。もう若くなくなって久しいわたしには、アメ村などまったくご縁もないところであるが、目指すのはモンモランシイというアイス屋さん。わたしのツボにぴったりはまる大野斎藤さんのブログからお店のHPへとリンクをたどり、必ず行くと決めた。2週間前に行ってみるが、時間が早くて開店前のようだった。今日はリベンジが成る。

 注意深く見ないと、うっかり見落としてしまうほどの小さなお店。ちょっと変わった種類のアイスがたくさんあるのが魅力的である。お店の女性は、はきはきしていて感じの良い方だ。

 400円のトリプルをカップで頼む。選んだのは、青紫蘇ほうじミルクティーお中元シャーベット。先にダブルで二つ選んでいたのだが、お中元シャーベットを見ているうちに、どうしても食べたくなったのだ。この変わった名前のシャーベットは、ミックスフルーツジュースの味で、懐かしいような味わい。一番気に入ったのはほうじミルクティー。茶飲みの心をわしづかみである。

 どれも甘さは控えめでさっぱりさらさら。ごくごく飲んで、乾いた喉を潤してくれるようなシャーベットだ。あのねっとり濃厚な、愛するサン・マンデのソルベとは系統の違うおいしさである。また行ってみよう。

 モンモランシイ・・・。たしかフランスのさくらんぼの産地の名だったか?

 夕方帰宅。玄関の戸を開けてもいないうちから昨日もらったカサブランカの香りがする。ゆりの芳香の強さに驚かされる。

 *モンモランシイ

 大阪市中央区西心斎橋2丁目17―13 月休

 TEL 06-6213-5971

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lundi 08 août 2005

ビガロ

 西大路九条に、ビガロというお菓子屋ができているとさっちゃんより聞き、帰りに寄ってみる。思ったとおり、嵐山のガトー・ドゥ・ビガロ、嵯峨のドゥ・ビガロの支店だった。

 キャラメルムース、西大路プリン、ミックスフルーツのゼリーを買ってみる。嵐山のを1回、嵯峨のを1回食べているけれど、ここのもやっぱり味が薄いなあ。甘味も薄いし風味も薄い。やはりわたしの好みではなかった。ゼリーは固いけれどまずまず。焼き菓子はどうかな。

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誕生日

 誕生日を迎える。一つ年を取ることはそううれしいことではないが、おかげさまで、生まれてここまで無事に過ごせたことが「めでたい」のである。神仏に赤飯をお供えし、不慮の事故や災害にも遭わず、大病もせず、食うにも困らず、生きて来られたことに深く感謝し、そして新たな1年も無事に過ごせるようにと願う。

 誕生日には何の予定もなくとも必ず夏休みを1日取り、なるべくいらいらしたくないので家事も含めてなるべく働かないことにしている。ここ10年ほどの習慣である。

 今日は朝から六道さんへお精霊さんを迎えに行く。もうお盆はすぐである。卒塔婆を書いてもらって、迎え鐘を撞くために行列をする。東門から出て、行列の最後尾を目指して進むが、今年はいつにも増してすごい人である。角を二つ曲がってやっと最後尾についた。八坂通りではちょうど、てんぷらのお店、圓堂の向かい側に列ができる。圓堂のとなりに、焼肉の鹿六あるのを発見する。その斜め向かい、行列の側には、肉料理八坂が。このへん、なぜかこってり系??などと思いつつ、お昼前の炎天下の下30分ほど並ぶ。無事迎え鐘を撞いて、卒塔婆を線香で清め、槙で水をかける。途中地獄極楽図を見て、帰りに閻魔大王と小野篁の像を拝み、最後に薬師如来を拝んでおしまい。毎年毎年同じなのだが、この「毎年同じ」ことこそが大事なことだ。毎年決まった時期に決まったこと、というのはいい。誕生日と同じく、今年も無事、この時期を迎えることができたと思えるからだ。

 帰りに今熊野まで行き、大谷園茶舗の抹茶ソフトクリームを食べてみる。抹茶の粉末がたくさん粒々しているのだけれど、そのわりに抹茶の苦味や香りが少なくて、ちょっと期待はずれ。残念。

 帰宅すると、ゆみより、プレゼントが届いていた。とてもおいしそうな霜降りの牛肉である。いつもお心遣いをいただいて、本当にうれしくありがたく、感激である。 

 午後から、夕立のせいで大幅に遅くなってしまったが、吉祥院へ古巣の職場を訪ねる。さっちゃんが夏休み限定でバイトをしているのだ。わたしのいたときから変わっていないスタッフも多いし、上司二人もか~な~りわたしのお気に入りの方たちなのでしばらくの間楽しく過ごす。ここでもさっちゃんとTさんにおめでとうを言われ、感激する。雨のためチャリダーのさっちゃんとわたしは終業後もなかなか帰れず、遅くなってしまってお茶もできず。残念!

 夕方、ひとんより、カサブランカと紫のばらの大きな花束が届く。そのままでは活ける花瓶がないので、3つに分けて活けるがそれでも一つ一つがかなりのボリューム。ふだんは京都ー名古屋と離れていて、会えないときでも誕生日には花を贈ってくれる。本当にうれしく、ありがたいことである。

 夕食は、いただいたお肉で、花を愛でつつしゃぶしゃぶをいただく。こんなに何人もの方々がわたしのことを気にかけていてくれるのだと思うと、ほんとうにありがたく、幸せである。わたしもますます友人や家族を大切にしなければと思う。

 今年もとても幸せな誕生日を過ごすことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。ほんとうにありがとうございました。

   m(__)m。

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dimanche 07 août 2005

エキュバランス

 やはり誕生日のお祝いに、弟がエキュバランスのケーキを買ってきてくれていた。昨日と今日とでおいしくいただく。

 桃のショートケーキ

 オーソドックスなショートケーキだけれど、ジェノワーズそのものの味がよい。上のデコレーションも、挟んであるのも白桃。自分ではほとんど買わない種類のケーキなのでかえって新鮮に感じる。

 季節のミルフィーユ

 たっぷりのカスタードクリーム、生クリームに、パイナップル、バナナ、桃、いちじくをこんもり盛って、側面にバターの香り豊かなさくさくのフィユタージュが刺してある。味と色のアクセントに、木苺のソースを細く絞り出してある。フィユタージュもクリームも実においしい。時間が経つと普通に組み立てたミルフィーユはフィユタージュがしけっておいしくなくなるけれど、これは生地でクリームをサンドしていないのでその問題を楽々クリアしている。

 メープルキャラメル

 メープルシロップ風味の薄茶色の生地に同じ色合いのキャラメル風味のバタークリームを何層にもサンドし、上には飴がけのスライスアーモンドが斜めに一面に刺してある。おもしろいデコレーション。大好きなバタークリームのお菓子。この時季は冷やしてクリームが固いまま食べるのもおいしい。

 ムースショコラ

 イデミ・スギノやガトー・ド・ボアの「アンブロワジー」のような、つやつやのグラッサージュがけ。側面に貼り付けたチョコレートのメダイヨンには砕いた真っ赤なプラリネが振ってある。上には生のグロゼイユの実。赤をアクセントにしてある。少し固めの濃厚なムースの中には、深紅の酸味の効いた濃厚なグロゼイユのペーストが入れてある。この強い酸味が濃厚なチョコレートとよく合う。

 ショコラクラシック

 どこにでもあるお菓子だけれど、ここのは輪をかけて濃厚でおいしい。ずっしりとチョコレート。

 夏だからか、売り切れだったからかはわからないが、わたしも弟も大好きな「エキュバランス」がショーケースに出ていなかったという。はんこを押すのではないポイントカードができていたらしく、しっかり会員になって帰って来た。どのお菓子もおいしいから、はるばる御蔭通まで行く値打ちはあり。おいしいケーキ屋はやはり左京に集中している。

 福島の叔父からおいしい桃が届く。お盆のお供えにと毎年送ってくれるのだが、今年はちと早い。お盆を待たず早々にお供えする。福島の桃はすばらしい。残念なことに日持ちはしないので、明日からしばらくは桃の日々。贅沢だなあ。

 8月もはや7日。そろそろお仏壇の掃除をして、お精霊さんをお迎えに行かなければなるまい。今年は親友の初盆でもある。お参りに行ければよいのだが、遠方のためそれもかなわない。お花を送る手配をしておこう。今年はまた一人、お盆に偲ぶ人が増えたのだ。お盆がすめば、地蔵盆。8月は仏事の月でもある。

 仕事を終え、夕方アンジェロに行き、施術の間熟睡する。ちょっと頭も胃腸も疲れ気味?

 *エキュバランス

 京都市左京区北白川東蔦町28―1

 TEL 723―4444

 

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samedi 06 août 2005

御料理 てら川

 てら川にて、家族が少し早めの誕生日のお祝いをしてくれる。宮川町の近くの、庶民的な雰囲気の商店街の中に店はある。小さな間口の店の前には小さなあんどんが一つだけ。目立ちはしないけれど、白木がすっきりとした印象の店である。中に入ると、カウンター奥の、中庭の見えるお座敷に案内される。

 茄子の豆腐 ゆば あわび うに きざみおくら

 さっぱりとした冷たい前菜。とろとろの湯葉とうにがソースのようになっている。うにの味がとても濃い。

 お造り 焼き霜にした鱧 鯛 車海老

 鱧には梅肉がちょんと載せてある。少しの焦げ目なのに、口に入れるととても香ばしい。海老はさっとゆでてあって、外側は美しい朱赤で、中はレア。ぷりぷりで甘味があっておいしい。

 ぐじの蓮根蒸し  じゅんさい 角切り昆布 

 おろした蓮根でぐじをふわっと包んである。上にのせた3粒の枝豆の緑色がさわやか。上には梅肉とおろした青柚子の皮も。

 だしの香りがすばらしい。蓮根に包まれたぐじに塩がしっかり効いていて、やさしい味のおろした蓮根といっしょに食べれば絶妙な塩加減である。

 大とろの鮨

 美しい霜降りの大とろで、小ぶりに握った鮨飯をくるっと巻いてある。上には生わさびがたっぷり乗せてある。はけで醤油を塗って食べるスタイルは「ささ木」と同じで、遊び心があって楽しい。あれだけの脂なのに生臭さはみじんもなく、味は申し分なし。3人ともまったく趣の違う器で供されるのもおもしろい。

 和歌山の稚鮎の塩焼き  蓼酢  万願寺唐辛子と山椒の実のたいたん

 2尾。まず何もつけずに頭から。香ばしさ、鮎の香り、内臓のほろ苦さ・・・。今年食べた中で一番おいしかった鮎である。緑鮮やかな蓼酢はなぜかとてもクリーミーで、フランス料理のソースのよう。味も柔らかくて、今までに食べたことのない蓼酢。万願寺はしっかりと苦く、山椒の痺れる感じ「麻」が心地よい。

 蛸の子 小茄子 小芋の炊き合わせ おろした青柚子の皮

 蛸の子を初めて食べる。どの素材も中まで上品な味が含ませてあっておいしい。

 岩牡蠣の南蛮漬けを揚げたもの しし唐 海老の頭のから揚げ

 一工夫も二工夫もある料理。牡蠣の殻に入れて供される。揚げた牡蠣の身の薄い部分がぱりっとしてこれもまたおいしい。

 生このこ 蛸 なまこ 梅肉

 手のひらにちょうど納まる大きさの丸い蓋物に入っている。生このこは、なまこの生の卵巣。オレンジ色の素麺状の不思議な食べ物。初めて食べるが、なるほど珍味。奥が深い複雑な味がした。

 鱧の丸鍋  ゆば 水菜 松茸 糸のような細い葱(?) すだち

 最初はすだちを絞らずにどうぞ、と言われる。これもだしがとてもおいしい。鱧もまったく骨を感じさせず、ふんわり柔らか。すだちを絞ると少しきりっとした味わいになって、変化が楽しめる。

 鱧丼 赤だし(小さななめこ 揚げた生麩) 香の物 塩昆布

 鱧をふわふわの卵でとじてある。かなり水分が多く柔らかいので、丼というよりも、雑炊のような感じ。薄味だけれども、鱧のよい味がしっかり出ていておいしい。おなかがいっぱいなのに、さらっと食べられるおいしさ。

 いちじく・桃のコンポート メロンのゼリー 木の芽のシャーベット 三河産マイクロトマト

 上に今はやりの食材(?)マイクロトマトが一枝飾ってある。小さな赤がとてもかわいい。小さいのに普通のトマトよりしっかりとトマトの味がするのがおもしろい。コンポートの風味のよいこと・・・。少しコアントローの風味がするような・・・。メロンのゼリーは冷たくなくて不思議な食感だった。何で固めてあるのだろう?

 冷酒 京山水(伏見) 香住鶴(兵庫)

ジャンルを問わず、多くの店では、何品か順に食べていく中で、「これは普通」とか「特筆すべきものはなし」、という料理があったりするのだが、この店はどの料理を食べても「普通」というものがない。どの料理もすばらしくおいしいのだ。塩辛かったり、逆に水くさかったりということもなく、非常に整った料理である。ふだんは少し苦手な食材も、不思議ととてもおいしく食べられる店がたまにある。ここもそんな店の一つだ。デザートも凝っていて一つ一つとても丁寧に作られていてすばらしい。

 ごちそうさまでした。本当にありがとう。

 *御料理 てら川

 京都市東山区松原通大和大路西入ル

 TEL 531―0208 水休 

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vendredi 05 août 2005

双月堂

 出勤前に少し寄り道の後、三条烏丸より三条通を西へ向かう。途中いつもなんとなく気になっていた双月堂という洋菓子店に思い切って寄ってみる。なぜ気になっていたかというと、なんともクラシカルというか、レトロな感じの店構え。しかも、「洋菓子双月堂」と「トータルファッション双月堂」という看板が同じ店を指しているからである。カフェとケーキ屋の併設はあたりまえ、花屋とケーキ屋の併設もたまにある。でも服屋とケーキ屋の併設は聞いたことはない。

 入ってみると、正面に冷蔵ケース、左横には箱入りの贈答菓子、そして、服を着せたボディーが・・・。見たところ試着室はなかったものの、なんとも不思議な店である。どちらが本業?どちらも本業?

 お菓子の種類は多くはない。マレーヌよりもずっと少ない。。昔ながらの・・・といったラインナップ。マドレーヌプリン(各150円)を買って、休憩時間に食べてみた。マドレーヌは菊型でふわふわの懐かしい味である。プリンは卵黄が多いのか使っている卵黄の色が濃いのか、黄色みがかなり濃い。表面にはつややかな膜が張っている。昨今はとろとろだったり、クリームの配合を多くして二層にしてあったり、クレーム・ブリュレ風にしてあったりするプリンが多いけれど、ここのは、プリンとはこういう味のものであったことよ、と思い出させてくれるような、実に基本に忠実な味だった。食べているうちにプリンが作りたくなってきた。

 ちょっと不思議な店だけれど、ここも昔からある、街のケーキ屋さんなのだろうなあ・・・。

 *双月堂

 京都市中京区三条通西洞院西入ル塩屋町51

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jeudi 04 août 2005

洋菓子のマレーヌ

 久々におやつはマレーヌのフルーツいっぱい、オムレットである。マレーヌは職場近くの小さな街のケーキ屋さん。売っているお菓子はもちろん、本格派フランス菓子などではない。そう、子供のころに食べたような懐かしい味のお菓子である。

 ここのお菓子で1番のお気に入りがこのオムレット。ふわふわのスポンジにたっぷりの生クリーム、その中にはバナナ、いちご、パイン、キウイ、みかんがごろごろ入っている。洋酒も香料も使っていない、直球勝負のシンプルなお菓子である。ところがこれがとてもおいしいのだ。生クリームが少し甘めなところも昔っぽくてとてもよい。1個食べれば大満足。職場の休憩時間の幸せなのであった。姉妹品、ココアのオムレットも一時期あったのに、これはなくなってしまった。こっちもおいしかったのに残念である。

 偉大な街のケーキ屋さん。わたしの中では別格本山である。こういう店はいつまでもなくならないでいてほしいものだ。

 *洋菓子のマレーヌ

 京都市右京区太秦一の井町10―7

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mercredi 03 août 2005

『人形霊』とムレスナティーハウス

 5日までやっている、韓国ホラー『人形霊』を見に行く。入場したのが上映開始まで20分くらいの時間だったが、先客はなく、しばらくはわたし一人。映画が映画なだけにさすがに独りはいやだなと思う。しばらく後で何人か来たのでよかった。

 とは言うものの、実はわたし、子供の頃から怪談、幽霊話、心霊写真、UFOと、夜トイレにも独りで行けないほどの怖がりのくせにそういうものが大好きで、子供の頃に一生分怖がったせいか、今ではもう、何を見ても聞いてもまったく怖がれないカラダになってしまっているのだ。あとは経験するしかないって感じで。したくもないが。

 さて、映画である。怖くない。とはいえ近くのカップルは怖い怖いと言っていたので、怖いのかもしれない。韓国のホラーにはどれも韓国人のメンタリティーがとてもよく現れていると思う。この映画も、呪いや祟りの及び方が実に韓国的なのだ。主人公のヘミという女はどうも好きになれない。主人公だから当然生き残るのだけれど、助かるのが理不尽にも思えてしまうほど(笑)。

 深く考えようとは思わず見るのがよいでしょう。次の韓国ホラー『霊(リョン)』と、日本映画『ノロイ』はどうかな?

 夕方、ムレスナティーハウスでお茶をする。三条のサクラビルのお店が烏丸錦に移転リニューアルしたのである。随分と広くゆったりとした店になった。

 スコーンセット1200円を注文する。紅茶は8月のおすすめ、オリエンタルバカンスをアイスロイヤルミルクティーにしてもらう。甘さの加減を聞いてくれるのがうれしい。ミルクティーやカフェオレは甘くして飲むのが好みなので、甘めでお願いする。・・が、甘好きなわたしには普通程度の甘さ(笑)。

 紅茶はマンゴー、ストロベリー、ジャスミンのフレーバーティーで、ちょっと想像できない味の組み合わせだったが、3種がブレンドされて、複雑で絶妙な香りになっている。一瞬バナナ?とも思ってしまうくらいで、ブレンドが何かは、突出したものがないのですぐにはわからない。とてもおいしかったのでまた飲みたいな。

 スコーンは温めた小ぶりのものが2個。生クリームとマーマレード添え。これは残念ながらいまひとつ。クリームがクロッテッドクリームではないのは当然残念だが、スコーンの生地そのものももひとつなのだった。テ・コンセプシオンの圧勝であった。

 それにしても、ビストロ・ラ・フルシェットのランチ(前菜+パスタ+小菓子とコーヒー+パン・バター)が1050円なのに、ここのスコーンと紅茶は1200円。ちなみに祇園のある店では宇治金時のかき氷が1300円。ものの値段ってやっぱりよくわからないなあ。

 *ムレスナティーハウス

 京都市中京区錦小路通烏丸西入ル占出山町315―3 日鴻ビル1F

 TEL 211―8750

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ビストロ・ラ・フルシェット

 カウンターだけしかない小さなお店、ビストロ・ラ・フルシェットでお昼を食べる。ビストロ、というからにはフランス料理なのかと思ったらなぜかパスタがある。今はやりのイタレンチなのか?お昼のAコースは、前菜、2種から選ぶパスタ、パン、バター、コーヒーが付いて1050円。量も十分だし、味もそこそこいいし、かなりお得かも。今日び、ファミレスやしょぼいサ店やカフェでもこれくらいかこれ以上に取られるのだから。

 サーモンとじゃがいものテリーヌ

 値段から考えて、これはアミューズですかと聞きたくなるようなほんの少しの前菜が小皿にちょこっと出て来るのかと思いきや、さにあらず。しっかりした前菜がどん、と出て来る。

 ゆでたサーモンとじゃがいもをおそらくは野菜のブイヨンのゼリーで寄せたテリーヌである。みじん切りの玉ねぎとゆでたキャベツのマヨネーズ和えをソース代わりにして食べる。飾りに薄く切って星に見立てたオクラを散らし、脇にはたっぷりのサラダ菜添え。 一口食べて悪くない・・・どころかかなりおいしい。サーモンはまったく生臭くないし、ゼリーの味や香りがいい。

 かぼちゃのクリームソースのスパゲティ

 かぼちゃがつぶしてあって、鮮やかな山吹色のソースになっている。具は薄くスライスしたスモークチキンと玉ねぎとしめじが少し入っている。仕上げにパセリとパルメザンチーズ。厨房を見たら、チーズは固まりをおろしてかけていた。かぼちゃの甘味を生かした優しい味のソースで、大石橋の上野軒のパンプキンスープを思い出した。チキンも薄切りながら香りで存在を主張する。

 パン バター

 小さな山形に焼いた胚芽パン一つと、白いパン半分で、一人分1.5個。パスタと食べればかなり満腹になる。

 コーヒーと焼菓子

 メニューには書いていないのに(デザートはデフォルトでなく350円での追加制)、コーヒーといっしょにオレンジピールたっぷりのバターケーキを5ミリ厚さに切ったものが出された。これはデザート好きにとってはうれしいサービス。

 カウンターだけのとても小さい店なので3~4人で来るとなるとしんどそうだが、1~2人でちょっとごはんを、という時によさそうだ。夜のメニューはどうなのだろう。やはりパスタもあるのかな?

 *ビストロ・ラ・フルシェット

 京都市中京区押小路通両替町西入ル金吹町460 往岡店舗1F

 TEL 070―5651―6331 木休

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mardi 02 août 2005

ボッカ・デル・ヴィーノ、のち岩盤浴そして酒

 うれしい公休日、ボッカ・デル・ヴィーノにランチを食べに行く。6月にできたこの店は、長岡のイル・カントゥーチョで7年間シェフをしていた方の店らしい。イル・カントゥーチョは長岡在住のゆみと何度か行ったことがあり、けっこうおいしかったのでここも行ってみることにしたのだ。

 ランチは2100円のコースのみ。前菜、パスタとメインからどちらか1品、デザート3種から1品+ジェラート類から1品またはチーズ、食後の飲み物、自家製パンという構成。

 前菜3品  剣先イカのフリット 絹姫サーモンのマリネ 自家製ソーセージのグリル

 フリットはさくっとした衣の揚げたてが出てくる。ソーセージはスパイスが効いているが塩は薄め。レンズ豆の煮込み添え。サーモンもおいしかったが、「絹姫」ってなんだろう? 

 タリアテッレ 4種のチーズのクリームソース

 チーズは、ゴルゴンゾーラ、タレッジオ、フォンティーナ、パルミジャーノが使われている。パルミジャーノは客席で固まりをおろしてサーブされる。

 タリアテッレはしっかり歯ごたえがあって、クリーム系ソースとよく合う。塩加減もちょうどよくて、残ったソースはパンに染み込ませて食べてもおいしかった。

 バナナ風味のクレームブリュレ  マスカルポーネのジェラート キウイ、オレンジ、グレープフルーツ

 ジェラートが冷凍庫から出し立て、という感じでかなり固め。もう少し柔らかい方が絶対おいしいと思う。フルーツは切っただけではなく、マリネしてあるようだったのが好印象。

 自家製パン かなりふわふわのフォカッチャ(?)、くるみとレーズンのパン

 コーヒー

 パスタとメインと両方食べたいときは1品1500円で追加できるらしい。デザートとチーズが選べるのもおもしろい。全体的に塩味控えめな印象。前菜のフリットが揚げたての熱々だったり、パスタのゆで加減などかなり丁寧に作っていると思った。ただそのせいか、お皿が出てくるのがとても遅い。満席でもなかったのに、食べ終えたのは1時間15分後。ゆっくりしたペースの皿出しをわたしは好むほうだけれど、四条室町のオフィス街で、という条件では時間に制限のある客には少し厳しいかもしれない。夜にはアラカルトだけになるということなのでまた行ってみたい。個室以外全席禁煙なのも非常によい。

 少し残念なこと。開店直後に行ったのに、テーブルクロスには1cmほどの髪の毛が2本・・・。点検しましょう・・・。サービスの方(飲み物も用意してた)の爪に銀のラメ。ベースは透明だったものの、やはり気になる・・・。

 食後、しばらくの後、いよいよ岩盤浴に行く。西洞院錦の夢の癒しである。90分1400円。韓国で体験しそこなった汗蒸幕(はんじゅんまく)のリベンジである。種類は違うが高温系ということで・・・。

 作務衣に着替えて、熱い石の床に寝そべる。うつ伏せ5分、あお向け10分、外に出て休憩と水分補給5分を2~3クール繰り返すと、かなりの量の汗が出る。

 ううむ、これは癒しというよりも、わたしにとっては体育会系の根性トレーニング系デトックス法。あの熱さでなぜにまどろめようか。癒された、というよりも、老廃物を出して鍛えたぞ~!!とアドレナリンさえ出てそうな浴後感。

 確かに作務衣が重くなるほど汗をかく。しかしもともと汗かきなので現に今も同じくらい汗をかきながら暑い部屋でこれを書いている。お店の人の話だと、汗の質が違うということなのだが・・・。汗をかくのがデトックスには一番だという。次回は癒しを求めずに、アグレッシブな気持ちで行ってみよう。今度は必ずスッピンで。

 せっかくデトックスしたのに夜にワインを飲んでしまう。非常におバカな行動である。ミット・ナハト・フレール クレマン・ダルザス。化学肥料をまったく使用していない畑で作られたぶどうで作られているらしい。いつぞやカフェ・アンティムのマダムから説明されたビオ・ディナミというものだろうか。あまりキンキンに冷やしていなかったからか、しっかり目のクレマンという印象。

 ボッカ・デル・ヴィーノ

 京都市中京区室町通四条上ル菊水鉾町569 

 TEL 211―7053

 *夢の癒し

 都市中京区錦小路通新町西入ル西錦小路町249

 TEL 257―0174

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lundi 01 août 2005

ミディ最終

 二夜連続の饗宴の日々が去り、翻って今日は地味な一日となる。きっと燃え尽き症候群なのだ。少し気分も重めだったのだけれど、さんこさんのブログやかもめさん、えさえさんのコメントを見て、昨日の楽しい気分がよみがえる。ブログを始めて本当によかったと思う。楽しい方々と新たに知り合えたのだから。結ばれるご縁に感謝なのである。

 休憩時間に、昨日をもって閉店した、ミディ・アプレミディのお菓子を食べる。昨日エルゴへ行く前に買いに行ったのだけれど、わたしの前に9000円分も買い込んでいるおじさんなどがいて、ほとんどの焼き菓子が売り切れ状態。3人へのプレゼントも含めてもう少し買いたかったのだけれども、なすすべもなし。

 店の再開を切に願う。

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