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dimanche 31 juillet 2005

エルゴ ビバームス

 新生エルゴビバームスにて、さんこさん、かもめさん、えさえさんと初めての会食。実は人見知りのわたしは緊張しつつ今日を迎える。さんこさん、えさえさんにお世話いただいて、デザートが3皿も付く、デザート中心(?)シュシュ限定コース(5000円)をいただく。

 アミューズ3品  鮎のコンフィ シラサエビのエスカベッシュ スモークサーモン

 枝豆のブランマンジェ 蟹のサラダ添え   しまあじと甘えびのカルパッチョ

  枝豆のブランマンジェは薄味でどことなく枝豆豆腐の風情。蟹肉にはしっかりと味つけがしてあるので、合わせて食べるとほどよい味加減となる。

 和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み

 肉がとろけるようにやわらかで味がよく染み込んでいる。赤ワイン煮込みは大好きなので、どこでもよく選ぶ料理だけれど、ここのはかなりおいしい。

 ココナッツのブランマンジェパルフェ仕立て

 まずそのグラスの大きさに圧倒される。とろとろのブランマンジェの上には果肉をそのままつぶしたかのような濃厚なマンゴーのソルベとカットしたマンゴー。マンゴーのソルベがとてもおいしい。ねっとりとしていて、ダイレクトに冷たさがキーンと伝わらないので非常にまったりとした味わいである。ブランマジェの固まり具合もわたし好み。

 白桃のスープ 山梨産白桃のマリネとマスカルポーネアイス

 3皿のうちの箸休めあるいはお口直し(?)的な意味合いを持たせてあるのか、非常にさっぱりした一品。スープの温度はそんなに低くしておらず、果物本来の甘さで食べさせる意図を感じた。こちらも量はたっぷり。

 抹茶のタルト 黒ごまのクレームブリュレ 生姜のチュイルミルフィーユ仕立て

 「でかっ!」全員がタルトのポーションに目を見張る。抹茶とホワイトチョコレートのムースのタルトは、抹茶の緑が美しい。見た目はどっしり重く濃厚そうだが、食べてみると意外にふんわり軽い。甘さは極力控えてあって、抹茶の苦味が効いている。この軽さだからこのポーションなのだと納得。

 生姜のチュイルの間にはオレンジヨーグルトのような風味のアイスクリームが挟まれている。シャーベットオレンジの色合いがかわいい。アイスクリームの酸味がどこか懐かしい味である。

 エスプレッソ

 パン2種  バゲット 茶色いくるみパン  自家製生チーズ オリーブのリエット 肉系(?)のリエット

 白のグラスワイン

 よくある、少しづつ3皿、ではなくて、丸々一人前が3皿のデザートは予想外で驚かされる。でもかなりのデザート好きでなければきついかも(笑)。

 皆さんとても感じのよい方ばかりで、時間が経つのもうっかり忘れるくらい楽しい会になった。やはり料理界のことに詳しくて、いろいろな興味深いお話が聞けてたいへんおもしろかった。お世話くださったさんこさん、えさえさん、かもめさん、ありがとうございました。お会いできてうれしかったです。またおいしいものを食べに行きましょうね!

 *エルゴ ビバームス

 京都市上京区河原町丸太町東入ル

 TEL 222―2368

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samedi 30 juillet 2005

鉄板焼 ときわ

 仕事関係 I氏と、某嬢とともに会食。I氏にゴージャスな夕食をご馳走になる。どこのお店に連れて行ってもらえるのかは行くまでのサプライズ。果たしてお店は、京都ホテルオークラ17階の、鉄板焼 ときわであった。

 店内はけっこう広くて、鉄板カウンターがいくつもいくつもある。眺望のよい窓際のカウンターに案内される。窓からは西の方角の眺め。山際に沈んでゆく夕日を見る。ここではなんと、客一組に対して一人シェフがついて、目の前の鉄板で次々と料理を仕上げて出してくれるのだ。

 I氏、即決でメニューを選ぶが、特選和牛コース、16170円也。メニューをちら見した某嬢にあとでお値段を聞いてびっくり!!いいのだろうか・・・と思う。ワインも好みをわたしたちに尋ねたあとソムリエと相談し、I氏即決、ボルドーのシャトー・ラグランジュ1999年。デキャンタージュされてサービスされる。香りもよくて、濃厚でしっかりした味でおいしい。

 牛肉のたたき

 スライスオニオンを添えて

 野菜のテリーヌ

 にんじんやブロッコリーなどの野菜を彩りよく並べて、あっさりとしたゼリー寄せにしてある。梅肉のソースとエディブルフラワーがお皿の模様のように周りに散らされている

 厚揚げ 長芋 しし唐 鉄板焼

 たれ三種 にんにく醤油 おろしぽん酢 ごまだれ 

 このたれはお肉と共通

 鮑と鱧のしゃぶしゃぶ  16時間オーブンで焼いたトマトと、きざみみょうが、かいわれなどの薬味を添えて  アンデスの塩 辛子酢味噌 柚子胡椒のソース

 鉄板の上に野菜のスープを張った紙の器を置いて沸騰させ、その中で鱧と鮑をしゃぶしゃぶにして供される。鮑がとても柔らかで、鱧も骨切りが完璧で口の中でごつごつしない。アンデスの塩はピンクがかったオレンジ色。原石(?)が飾ってあったが、まるで鉱物のようだ。塩で食べても、ぴりっとした柚子胡椒とオイルのソースで食べてもどちらもおいしい。また、トマトを鱧と合わせて塩で食べると、またこれもソースのようになっておいしい。辛子酢味噌は残念ながら試さなかった。

 特撰和牛サーロイン130グラム  たっぷりのにんにくチップス

 目の前でにんにくチップスも作ってくれる。塩をつけてそれだけで食べてもかりかりとおいしい。

 3種の塩  アンデスの塩 ヒマラヤの塩 ドイツの塩

 フィレかサーロインか選ぶ。わたしはどちらかというとサーロインが好き。どちらもすばらしい霜降りの美しい肉だ。2回に分けて供される。

 シェフに塩の説明を受け、勧めに従ってそれぞれをなめてみて味の違いを確かめてみる。ドイツの塩は白いくて一番塩らしい塩。非常に特徴があったのがヒマラヤの塩。茶色くてかすかに硫黄臭がする。なんでも6億年前にできた岩塩らしい。アンデスの塩はピンクがかったオレンジで、食べやすい味。

 焼く前に焼き加減を聞かれ、3人ともレアでお願いする。皆、かなりの肉好きと見た。一口大に切られたお肉は、とても柔らかでジューシー。脂の甘味がなんともいえない。よい肉はやはり塩で食べるのが一番である。特にサーロインに合うというヒマラヤの塩でまず食べてみる。独特の硫黄臭が、じゅわっとひろがる脂の香味と不思議とよく合う。どの塩、どのたれで食べても、非常に美味であるが、あんなにいい肉なのだからおいしいに決まっているなあ。

 茄子の鉄板焼

 サラダ

 きざみのりと、じゃこの入ったドレッシングをかけた大根の和風サラダ。ドレッシングにはこんぶのとろみがある。

 2回目のお肉のうち二切れは鉄板の上でしょうゆをからませて供される。これもまた香ばしくて美味。

 すみれ菜のソテー

 すみれ菜という少し歯が紫がかった野菜。京都産ということだが、初めて食べる。見た目は固そうだが、バターソテーにされたものをいただくと固くはなく、しゃきしゃき。

 麦御飯 香の物(青瓜 大根など) なめこの赤だし

 ピスタチオのアイスクリーム キウイフルーツ メロン 巨峰

 グリーンが夏らしくさわやかな印象のデザート。まったく甘味のある料理がなく、塩を多く摂ったからか、アイスクリームの甘味が特に快い。

 おいしいお肉を堪能できた夕食に、大満足。ごちそうさまでした。

 食後は2階のバー チッペンデールへ移動して歓談する。歌舞伎というシャンパンベースのカクテルと古都舞喜という白ワインベースの柑橘系カクテルを飲む。どちらもオリジナルらしい。ついつい変わった名前のを好奇心で選んでしまうのだが、今回は正解。どちらもおいしい。

 あれやこれやと話がはずみ、11時にお開きとなる。結局ここもごちそうになることに・・・。I氏、本当にありがとうございました。明日からも仕事頑張ります!

 *鉄板焼 ときわ

 京都ホテルオークラ 17階

 TEL 254―2536

 *バー チッペンデール

 同 2階

 TEL 254―2541

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vendredi 29 juillet 2005

アルピーヌ

 パンのことを書くのは久しぶりかもしれない。お昼に、アルピーヌのパンを食べる。今日買ったのはカレーパンと、いちじくのパン。今日も一つに決められなかった・・・。

 ここのカレーパンは揚げておらず、円形に薄くのばして焼いた焼きカレーパンである。「特製カレーがたっぷり」との言葉どおり、中には洋食屋系の茶色いカレーが入っている。少しオーブントースターで温めて食べるとおいしい。カレーの味がよい。

 もう一つは、カップに入れたブリオッシュ生地(?)の真中に、たっぷりのカスタードクリームと、いちじくのコンポートを入れて焼いたパン。クリームといちじくを入れた真中がくぼんでカップ状になっている。縁の生地にはたっぷりアプリコテしてある。

 冷やして食べようかなと思ったけれど、買ったときに熱々だったのでそのまま置いて室温で食べることにする。クリームはとろとろで、まるでお菓子屋のクリームみたいだし、柔らかく煮たいちじくはジューシーで種のぷちぷちが舌に心地いい。ケーキのような、いや、下手なケーキよりおいしいパンである。

 どちらかというと日常遣いで、それほど意識もしていなかったパン屋だけれど、けっこうおいしいのだと今日ようやく発見した。

 *アルピーヌ

 京都市下京区高辻通大宮東入ル

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jeudi 28 juillet 2005

土用の丑の日

 今日食べるものと言えば、鰻。平賀源内が考え出した鰻屋のためのプロモーションだというが、21世紀の今でも忘れ去られずに定着しているのがすごい。この日ばかりは川魚屋は大繁盛である。

 鰻の食べ方でおいしいのは、白焼きにわさび。だけれどもそういうのは家ではまず食べられない。家では蒲焼を買ってきて丼にするのが定番である。何事も育ったところの関西風を好むわたしだけれど、鰻だけは背開きで、蒸してから焼く関東風が好きだ。開くのは背でも腹でも味に変わりはないと思うが、焼く前に蒸すと、骨も皮もふんわり柔らかになるのがよい。食べ方はふつうの丼やうな重よりも、断然名古屋のひつまぶしが好き!鰻と山椒より鰻とわさびの組み合わせのほうがおいしく感じる。細かくした身と、御飯をよ~く混ぜ、刻みのりなどをちょっとかけて食べるとなんとも言えぬおいしさ。名古屋の熱田蓬莱軒で食べたひつまぶしのおいしかったこと!

 今日もひつまぶしにして食べる。・・・が、鰻があまりよくなかったのか、わたしの歯に問題があるからか、いつもよりも小骨の当たりが厳しく、やけにちくちくする。恐々噛んでいる感じで、どうも具合がよろしくない。せっかくのひつまぶしなのに、なんだか不完全燃焼だったのであった。

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mercredi 27 juillet 2005

経過良好

 朝、歯医者に傷口の消毒に行く。歯科医曰く、「手術から一週間は痛いですが・・・」。やっぱり昨日のは手術だったのだな。

 今日になって、自発的な痛みはなくなり、出血も治まり、噛む気が起きてきた。経過は良好のようだ。かなり神経質な歯科医のようなので、一応安心はしている。

 歯とは関係がないこととは思うが、今日は舌がとても甘味に敏感になっている。何を食べてもふだんよりも甘味を強く感じるのだ。厳しく食餌制限をして、動物性食品と油脂の摂取を抑え、禅寺の精進料理のような食生活をしばらく続けると、味覚がとても鋭敏になるのを感じるが、今回のはそれの甘味版といったところ。しばらく続くのだろうか。

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mardi 26 juillet 2005

歯医者でプチ手術?!

 わたしの歯は非常に悪い。今年の一月より、老朽化した詰め物やかぶせを順次やりなおし中である。今日も歯医者で、麻酔をかけての前歯の治療。

 上唇の内側に歯茎とつながっているひも状の薄い膜のようなものがある。わたしの場合、それが長くて歯側へ伸びすぎているらしく、それが歯磨きのじゃまをして、将来重症の虫歯(今でも相当なものなのだが)を引き起こす可能性があると歯科医は言う。「しっかり横磨きができるように、麻酔がかかっている間にレーザーで切ってひもの位置を下げます」

 それまでのレーザーによる歯茎の治療の途中で手鏡を持たされ、血みどろの歯と歯茎を見ながら歯科医の話を聞く。臨場感あふれる究極のインフォームド・コンセント。ろくろく話すこともできないので、そんなに大掛かりなことでもあるまい、レーザーだし・・・とも思い、うなづくと、治療が再開された。麻酔の効きがゆるかったのか、なんとなく熱い。やっと終わったなと思っていると、ななななんと、糸と針が出てくるではないか!おお!!!縫っている!!「抜糸は一週間後です。」

 って、これはちょっとした手術ではないの。レーザーと糸・・・。鏡を見ると上の歯茎には血染めの糸のがっしりとした縫い目が。かがり縫いか??

 そんなこんなで痛いのである。痛み止めのロキソニンが出たけれど幸い飲むには到っていないが。終日なんとな~く鈍痛が続いている。物を食べれば血がにじむ。さすがのわたしもあまり食べる気がしないというか噛む気がしない。柔らかいものなら大丈夫なので、先日買っておいたサン・マンデのアイスを2種、バニラとバナナを食べる。バナナがとくにおいしく感じる。冷凍庫から出し立てでも柔らか、なめらか。夜にはオッソー・イラティという羊乳のセミ・ハードチーズを食べる。セミ・ハードと言っても、中心に近い部分はほどよくしっとりだ。フェルミエのチーズはほんとすばらしい。あとにんじんジュースとヨーグルト。

 週末の楽しい予定に一抹の不安が・・・。明日も歯医者に消毒に行く。全力で回復に努めよう。に、しても、普通に歯磨きしろと言った歯科衛生士よ。こんな状態で磨けるわけないだろう!と明日つっこまねば・・・。

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lundi 25 juillet 2005

小菓子二品

休憩時間にペックレーズンサンドを食べる。子供の頃、母の東京出張のお土産によく登場したのが、当時八重洲の大丸の地下で売っていた、マキシム・ド・パリのナポレオン・パイと新宿中村屋のレーズンサンド。思えばこのころからこのレーズンサンドというお菓子が大好きだった。登録商標とか知的所有権・・・という話はないのだろう、何軒ものお菓子屋がこのお菓子を売り、ディテイルに違いはあれ、たいていは2枚のしっとり系のクッキーにバタークリームとラム酒漬けのレーズンが挟んであるというものである。

 新宿中村屋、鎌倉の小川軒(ここはレーズンウイッチと名付けている)、神田の近江屋洋菓子店、京都ではモニカ(ここのは丸い)、リプトン、果てはブルボン北日本製菓まで、作っている店は実にたくさん。マルセイバターサンドももちろんその仲間。ほかにおすすめの店あったら教えてください。

 レーズンサンドのおいしさはバタークリームで決まる。わたしの好みは、色が黄色くてしっかり固めで、バターの香りがよいもの。白くてふわふわのバタークリームはあまり好きではない。

 さてペックのは・・・。少し大きめの長方形。クッキーの片側にはPECKの焼印を押して、CHANEL、とかDiorだとかと同じように,ミラノの名店でありますよと、ブランドを主張している。でもけっこうかわいい。

 ぱかっと上下を分けると、たっぷり立体的にこんもり絞られた黄色くて固いクリームにレーズンもたくさん。見るからにおいしそう。食べてみるとバターの香りもよくて、たいへんわたし好みである。冷蔵庫から出して少したつと、この暑さですぐクリームがだれるから冷蔵庫から出してすぐ食べるのがいい。ほんとおいしいわ、これ。

 H嬢より、オッジの、マンダリンオレンジケーキのトランシュ(薄切り)をいただく。仕事帰りに1枚食べてみる。小さな台形のケーキを厚さ5ミリにスライスしたものを個包装してある。わたしの大好きなオレンジピールがたくさん入っていて香りもよく、これも見るからにおいしそう。食べるとぴったり予想通りの味。H嬢ほんとにありがとう!

 毎日毎日毎日甘いものを食べている。わたしの血はきっと甘いかも・・・・・。

 *ペック   高島屋京都店B1F

 *オッジ   大丸京都店B1F 

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dimanche 24 juillet 2005

サン・マンデ三たび

 三たびサン・マンデのアイスを食べる。今日もやはり塩キャラメルはなし。出したらすぐに売り切れるそうで、最終週にフランスから入荷する予定で、それまではないとのこと。どうもご縁がないようだ。今回は、ラベンダーバラを食べてみる。花シリーズである。ラベンダーはミルクのグラスにラベンダーのつぼみが粒々と入っていて、つぼみの色も鮮やか。香りを生かすためだろう、ベースもかなり軽くあっさりと作られている。鼻に抜けるラベンダーの香りがすごい。ラベンダーで驚いていたら、バラはもっとすごかった。もう、そのまんまのバラの香りで、毎日食べたら体臭がバラの香りに(そんなサプリメントがありましたね)なるのではないかと思うほど。さすがサン・マンデ、「花」と言ったらとことん「花」!なのだ。

 情報どおり、テイクアウトもできるようになっていたので、バニラバナナオリーブオイルを買う。ゆっくりと惜しんで食べよう!

 今日は天神祭の宵宮。祭見物に大阪天満宮へ行く。午後4時に、祭の準備が整ったことを知らせる「催太鼓」(もよおしだいこ)が宮を出ていくのを門のすぐ左で間近で見る。危うくぶつかりそうになるくらいの場所だったのですごい迫力。そのあとはすぐに船が宮へ入って行き、境内でぐるりと回転してまた宮を出て行く。明日の船渡御で大川に浮かぶ船だ。これも間近で見る。いくら人が多くても炎天下でもやはり祭はいい。心が浮き立つ。

 正門には門の高さいっぱいの大きな茅の輪が取り付けてあって、参拝者は皆この茅の輪をくぐって参拝する。長く大阪の学校に通っていたのに、天神祭には去年初めて来た。1年の時がめぐり、大きな不幸にも遭遇せず、こうして無事今年もまたお参りに来る事ができた。このことを神に深く感謝しないではいられない。そして新たな1年の無事を祈り、清々しい気持ちで宮を後にした。

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samedi 23 juillet 2005

舞妓鑑賞会

 こげぱんシリーズの本で知った、祇園かにかくにで毎週土曜日に行なわれる舞妓鑑賞会へ、舞妓ちゃん好きM嬢と行ってみる。

 舞妓ちゃんと話をしたり、写真を取ったり、舞を見たりして過ごすあっという間の30分。舞妓ちゃんは日によって違うらしい。今日は、豆ちほちゃんという、16歳の舞妓1年生。背がすらりと高くて、とてもかわいい。真近で見た肌のきめ細かく美しいこと!白塗りの化粧が浮くこともなく、むろん毛穴などみじんも感じさせない完璧な桃肌。思わず触りたくなってしまう。目鼻立ちは二重で、現代風な感じ。大阪出身なので、言葉のアクセントにもそう無理はなく、「おおきに~」と言う声も鈴が鳴るようでかわいい。花かんざしも、肩上げ、袖上げされた衣装も初々しくて、どきどき・・・。でもいくら気に入っても、花代なんてとても払えないし、これも一期一会の出会いだったのだなあ・・・、と思う。

 鑑賞会の前に食事をする。「舞妓御前」(3150円)と抱き合わせなら、鑑賞会の席の予約もできるのだ。

 前菜 鱧の落としじゅんさいソース フルーツトマト ナッツ入りのテリーヌ きゅうりと小えびの酢の物  シーザーサラダ

 下が引き出しになっている漆のお重で出される。引き出しの中には鉢に入ったシーザーサラダ

 とうもろこしとベーコンの冷製スープ

 ほろほろ鳥の串焼き カレー風味

 すずきのソテー 夏野菜添え

 すずきの下にラタトゥイユが敷いてある

 ごはん 香の物 胡麻と七味の辛いふりかけ

 マンゴーのシャーベット すいかのシャーベット メロン パイナップル

 器も美しく、凝っているし、冷たい料理のときはきんきんに器も冷やされている。料理の味も観光客向けの店ながら、まずまず。

 おかみさんがあいさつに回るのも丁寧でよい。窓外の景色もよい。舞妓ちゃんもかわいかった。

 なのにそのすべてをぶちこわしにする、フロアマネジャー(?)、支配人(?)もしくは番頭のような男性。言葉も関西系ではなく、祇園の、あまたいるであろうもてなしのプロとはまったく違うようだ。それどころか今まで接客の仕事についたことすらなさそうな人だった。

 店の入り口がややこしく、しかも表示もないので奥の入り口から入るところを間違って表の上がり口から上がってしまった。上がったところでしばらく待っていたが誰も出て来る様子もないので進んで行くと、お運びの女性がいたので、予約と名前を告げるが、いらっしゃいませの言葉もない。事情を話し、履物を表に置いてきてしまったと言っても要領を得ない。くだんの男性が出てきてまた事情を説明するはめになる。

 「入り口がわからなくて」「間違って」表から入った、と言っているのになんと男性は「そんな勝手なことはできません!ほかのお客様が食事中ですから!履物取ってこっちから回って来てください!」と言い放つではないか。履物はお持ちしますのでこちらに・・・と先に通すのが普通ではないのか。よしんば自分でぐるっと回って履物を取ってもとの場所へ戻らないといけないにせよ、勝手なことはできませんとはいったいどういう言い草なのだろう。

 さらに不快は続く。通された部屋の先客はすべて3時か3時半のどちらかの回の舞妓鑑賞会も予約している客だった。時刻は2時半ごろ。なんとその男性、隣の席の客に店を出るよう強要しているではないか。その言い方がまた・・・。「次のお客さん待っておられますから。もう来てますんで。鑑賞会まで25分ほどまだありますからいったん出てください。でも5分前には戻ってきてください。時間厳守でお願いしますよ」。あきれて思わず顔をまじまじ見てしまった。また違うテーブルの、3時半の回の客にはわざわざ「○○さんは3時半ですから、ゆ~っくり食べてゆ~っくりしてくださいね」だと。後から入れ替わりに入って来た客に対しても、ことごとく客の要望に「それは困ります!○○してください」の連発。

 きわめつけが、鑑賞会の直前、まだ三時にもなっていないのに、トイレの前でM嬢を待っていると、その男性、「早く来てください。でないと舞妓ちゃん入れませんから!」。まだ中に1人いるので・・と言っても、「ですがとにかく早く!」とせきたて、連れと引き離してでも席に着かせようとする。これにはさすがにキレそうになって、「連れですからいっしょに行きます!」と強めに言ったらさすがに黙ったが、それでもいらいらした様子で向こうからこちらを見ている。

 鑑賞会が終わって玄関のところで代金1000円をその男性に手渡す。細かいのがなくて5000円を出すと、1000円はたくさん集金して持っているのに「こまいのありませんかね~?」ものの言い方を知らないらしい。「申し訳ありませんが、細かいのはお持ちではございませんか?」くらいアルバイトさんでも言うよ?

 いくら一見さんの観光客向けの店であっても、いや、だからこそこんな接客でいいのだろうか。他の客も口には出さないが、むっとしているのが見てとれた。観光都市京都、ほんとにこれでいいの?

 終了後、祇園の大原女屋で氷を食べる。ここは室内の温度を過度に下げていないので氷を食べるのにはいい。いろいろおしゃべりに興じたのちお開きに。

 夜は素麺を消費すべく、そうめんチャンプルーをスパムを入れて作ってみるが、素麺がだんごみたいに固まってしまってあまりおいしくなかった。残念。ワイングロッサリーで買った、アルマン・ウルスト リースリング コート・デュ・トリックハイム 2003というアルザスワインを飲む。リースリングは軽くてさわやかと思っていたのだけれど、とてもこくのあるワインだった。1465円なのに、とてもおいしい。ワインってよくわからない・・・。

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vendredi 22 juillet 2005

ブーランジュリー・ルーク

 昨日の夜遅くの食事で胃が重く、朝ごはんを食べずに出勤する。本格的に夏休みも始まって、職場も昨日から喧騒の日々が始まった。足取りも重い。

 でもさすがに昼になると胃もたれもなくなったので、買って行ったブーランジュリー・ルークのパンを食べる。切ったバゲットに、マヨネーズ和えのソーセージと玉ねぎを詰めて焼いたパンと、小さなドーム型の菓子パン生地にたっぷりクリームチーズとカスタードクリーム、オレンジを詰めたパン、と、かなりボリュームのあるのを食べる。

 前歯を治療中のため、前歯で食べ物を噛み切ってはいけないと厳しく言い渡されていて、サンドイッチやハンバーガーなどのちぎって食べられないパンは食べられないのだ。このバゲットもちぎって食べるのは無理かと思われたが、どうしても食べたくなって買ってしまった。念のためナイフとフォークを持参するが、これを使ってもかなり悪戦苦闘。

 ルークのパン、今までわたしにはもうひとつピンとこなかったのだけれど、今日はどちらもおいしかったので満足。

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jeudi 21 juillet 2005

枝魯枝魯

 O下殿と、枝魯枝魯再び。このお店も閉店までカウントダウン。初めて行ったのはもう3年近く前になるだろうか。それからあまりの予約の取りにくさに長くそのままになっていた。なくなる、となればもうあの斬新な料理は食べられない・・・と思うと、いま一度、と思うのである。

 前回と同じ、9時30分の予約。少し早めに着くと店内にほとんど前の客は残っていなかったので、待たされることなく席へ案内される。

 隠元豆のすり流し コーン いくら じゅんさい

 濃度の濃い冷製スープ、あるいはやわらかいピュレのような食感。

 なすづくしの八寸  水なすの揚げたものの白和え  生ハムのソース 間にばい貝を鋳込んだものにピーナツソース なすのなすソースがけ よこわのお作りとなすの和え物

 「づくし」は楽しいので好き。なすの花も飾ってあって、盛夏を感じさせる。ピーナツソースのものと、よこわとの和え物が特においしかった。記憶力甚だあいまい(笑)で料理の描写はかなり不正確かも。

 東京湾のあさりのお椀 松茸風味 種のあさりの酒蒸しには別添えの岩塩をつけて

 旨みの出た香りのいいだし。あさりに岩塩をつけなくても十分塩気はあったのだけれど、あえて塩が出るのは酷暑ゆえ?

 おしのぎ にら御飯と鮎の塩焼き、うずらの卵(温泉卵のよう)、白菜の浅漬け

 全部を混ぜて食べる。鮎が香ばしく、ほろ苦く、おいしい。

 いさきのお造り 黄色いパプリカととろろ 割り醤油

 パプリカと山芋をいっしょにすりおろしてあって、薄い黄色のとろろになっている。割醤油をかけて食べる。

 豚肩ロースの炙りしゃぶ 夏野菜(しめじ、トマト、レタス、隠元、小芋の素揚げ、さつま芋の甘煮、玉ねぎなど) 田中唐辛子のソースと干しいちじくのソース

 少し豚肉が焼けすぎで固いような気がする。野菜がおいしい。芋類は一手間も二手間もかかっているし、野菜は量もたっぷりなのに単調ではない。

 揚げ物  とうもろこしのかき揚げ 生うに添え黒胡椒を振って オクラ 

 とろんとしたうにと、しゃきしゃきのとうもろこしがよく合った。ほんのりした甘味がよい。黒胡椒がきりっとしたアクセントになっている。

 鱧だしの素麺 鱧の照り焼きとずいき(?)  きゅうりの糠漬けに黒もろみのソースをかけたものを添えて

 鱧がおいしい。だしが香ばしかったけれど、鱧をどうやってだしを取るのだろう。

 桃尽くしのデザート  桃とクミンのグラニテ 桃のアイスとオリーブオイル 桃のヨーグルト寄せ烏龍茶ソース 桃の卵焼き 桃のてんぷらシナモンシュガーまぶし

 これも楽しい季節の「尽くし」もの。桃のアイスとオリーブオイルは、はっとする組み合わせ。オリーブオイルの持つフルーティーな風味が桃と合い、オイルがたっぷりかかっているのにくどくない。オイルのぴりっとした刺激も感じた。てんぷらは、熱の入った桃がとろんとしておいしい。シナモンとよく合うまったりしたおいしさ。バニラアイスクリームに添えて食べたくなる味。桃の卵焼きはわたしとしてはもうひとつ。もともと甘い卵焼きが苦手なのだ。

 飲み物は日本酒(例によって銘柄を覚えていない・・・)

 やはり斬新な、意表をつく料理で、新しい味の発見もあったりして楽しい。著作を見ても思ったが枝國さんのアイデアは尽きせぬ泉のようだ。

 店主、枝國さんは少し怖そうではあるけれど、実際は気さくでありつつ丁寧な方であり、スタッフも皆感じがよい。

 残念だったこと。

 席に着くそうそう、飲み物のメニューも来ていないのに、立て続けに二品の料理が出て来た。その後は少し落ち着いたけれど、それでも食べ終わらないうちに次の料理が出てきて、せかされているようで辛い。少し間ができたときにはすかさずスタッフが、「すぐ出しますんで・・・」と気を遣ってか言ってくださるが、そんなにいつもここのお客さんたちは急ぎの人が多いのだろうか??

 近くの客が夫婦二人してひっきりなしに煙草を吸っていたのが大変不快。カウンターだけの狭い店内で、禁煙にできないものか。

 煙草のこととも関連するけれど、以前にも感じたことだが、排気が悪いので、揚げ物の油の匂いが髪や服に濃くついてしまうのはあまり喜ばしくはないと思う。

 *枝魯枝魯

 京都市東山区川端通四条上ル2丁目常盤町177―1

 TEL 533―1155 日休

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mercredi 20 juillet 2005

『タイユバンの優雅な食卓』

 読んでも読んでも減らぬどころか増える本の山。借りた本には次の予約。迫る返却期限。自分で買った本は当然後回しで「積ん読」。そんないつもの状況ながら、めずらしく買ってすぐに読んだ本を1冊。

 あ~あ。一週間くらいどこかに引きこもり(山奥の秘湯とか)、読書三昧をしたいものだ。

 『タイユバンの優雅な食卓』  (文春文庫)  アンドリュー・トッドハンター/著 文藝春秋 2005年

 タイユバン、とはパリにある3つの星を持つレストランである。99年にタイユバンの厨房に、非公式の見習として入ったアメリカ人記者が、そこを辞してから今度は客としてタイユバンに夕食を食べに行ったときの一部始終が記された本である。

 見習をしていたときに見聞きしたこと、経験したことや、著者の過去の思い出なども随所に交えつつ、レストランへの「到着」から「退出」までの時間軸に沿って人、料理、背景、心境が事細かに語られる。食べている間じゅう、メモとペンが離せなかったのではないかと思うような周到な記述である。皿が運ばれてきた時刻さえ分単位で記録してあるのだから。詳細な品書きを読んでいると思わず読者も真剣に、まるで自分が食べるかのように前菜や主菜を吟味し、選んでしまうだろう。

 翻訳ものの宿命かもしれないが、文章ははっきり言ってくどい。しかし、細かな料理の描写には思わず入り込んでしまう。

 どことなくヘミングウェイを連想させる、「パリのアメリカ人」のおもしろい1冊である。厨房の裏(?)話も興味深く、レストランに関心がある人なら大いに楽しめるだろう。

 先日あるブログで紹介されていた、ルドワイヤン(同じく星3つ)でスタージュ中の日本人女性、マカロン由香さんの「パリ・スタージュ体験記!」http://yuka.no-blog.jp/stage/というブログを合わせて見たら、もっと楽しいかもしれない。

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mardi 19 juillet 2005

素麺12キログラム

 どういうわけか、叔母より素麺12キログラムが届く。1キログラム入りの袋が12袋。麺類はほとんど好きなのだけれど、素麺はあの独特の匂いが好きではなくてほとんど食べない。この大量の素麺をどうしたものか。

 ともかく夕食にゆでてみる。ねぎ、炒り胡麻、わさび、しょうが、青紫蘇、みょうが、おあげの炊いたん、干ししいたけの炊いたん、きゅうり、かきあげ・・・の11種類の薬味と具を用意して、冷やし素麺だ。しかし二人で二束食べてあと11.8キログラム。

 冷やし素麺、にゅうめん、そうめんチャンプルー?素麺レシピを考えるけれど、これだけしか思い浮かばない。そうめんチャンプルーは作ってみたい。調べれば作り方ぐらいはすぐわかるだろうけれど、作れないだろう。なぜならわたしはそうめんチャンプルーを食べたことがないから。食べたことのないものはレシピを見ても作ることは難しい。自分の記憶に目安となる味がないからだ。

 そうめんチャンプルー食べたいなあ・・・。海と空か味峯へ行けば食べられるか?ミミガーとらふてーもいいね・・・・・・。思考があらぬ方へ向かい始めた。「家でどうやって素麺を食べるか」が命題だったのに。

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lundi 18 juillet 2005

ゆずピール

 オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ゆず、すだち、きんかん、甘夏、ライムにブンタンetc.。柑橘類の皮が好きだ。コンフィにマーマレード、チョコレートがけもよいし、洋酒に漬け込んでたっぷりケーキに入れてもよい。

 仕事帰りに二条の生協に行く。その中にあるみもすパン工房というパン屋で、ソフトアイスなるものが売っていた。キャラメル、黒ごま、抹茶、オレンジなどなどやけに味が豊富で11種類もあり、一つ200円也。その中のゆずピールというのに心惹かれ買ってみる。どうも最近仕事帰りのおやつぐせがまた出てきたようでいけない。

 コーンに入った薄黄色のソフトクリームである。味は普通のソフトクリームよりもかなりさっぱりしていてシャーベットに近く、なるほど、ゆずの皮を細かくしたのが粒々と入っている。そこそこおいしくって、夕方の小さな幸せ。

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dimanche 17 juillet 2005

ミートショップヒロの揚げ物

 祭りに浮かれて二日連続の外食で胃も疲れ気味である。少し今日は節制をと思ってはいたものの、弟が帰宅中のため、以前に弟と約束していたミートショップヒロの揚げ物を買って帰る。ミートショップヒロは千本三条にある大きな肉屋で、よい肉が安い。隣に直営の焼肉店もあって、そちらも繁盛している。揚げ物のコーナーも広く、夕方には奥さん方でかなり混雑するほどの人気だ。揚げ物の匂いをさせつつ電車やバスに乗るのは辛いので、徒歩か自転車圏の人にのみお勧めである。

 今日は、コロッケ、一口ヒレカツ、ビフカツを買う。これにツバメソースをかけるとよく合っておいしいのだ。肉屋の揚げ物がおいしいのは、揚げ油にラードやヘットが入れてあるからだろう。匂いからしておいしそうなのだ。袋から立ち上る匂いに食欲を刺激されつつ自転車を飛ばし、急ぎ家に帰る。

 キリンのチルドビールシリーズの、ホワイトエールという小麦のビールと共に夕食。ビールは夏向きのさわやかな風味がする。ベルギー風にレモンを入れてもよかったか。

 節制はどうした?ダイエットも元の木阿弥。

 *ミートショップヒロ

 京都市中京区三条通千本東入ル

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samedi 16 juillet 2005

B Legumes a table

今日は宵山。ハカセさんとB Legumes a tableに行く。荒神口にあったときとは違って、店内は細長いけれど、だいぶ広くなっている。テーブル席のみで、深い青を基調としたモダンな印象である。

 夜のコースは4500円のプリフィクスで、前菜、主菜、デザートから一品づつを選ぶようになっている。選ぶ料理によってプラス500円、マイナス500円(これはめずらしい)にもなって、プラス1000円からマイナス1000円の範囲で自分の懐と相談できる。

 鱧と穴子 ホワイトアスパラガスのポッシェ すだちドレッシング

 祇園祭には鱧!と思い、これを選択。2種類の魚の繊細な風味を生かして調理されていて、味の対比がおもしろい。骨切りもうまいのだろう。鱧もふんわり柔らかで骨っぽくない。ドレッシングもまろやかでとげとげしくない酸味で、とてもおいしい。ポワブル・ロゼの風味が効いている。ゆでた白いアスパラガスは塩味はしっかりめで、しゃきしゃきと歯ごたえがよい。

 鷹峰青唐辛子の冷製スープ 真っ赤なトマトのソルベ添え

 テーブルに運ばれてきた瞬間に青唐の香りがふわっと鼻に届く。見た目はえんどう豆のスープのような薄緑色。口当たりはとてもなめらかで、ほろ苦さが残る。体によさそうな大人味の一品。

 大山鶏のもも肉 木の芽とフォアグラ風味のソース

 鶏の味がしっかりしているし、塩加減もちょうどよく、焼いた皮はぱりぱりとして香ばしく、中はジューシーである。これだけでもおいしい上に、たっぷりと濃厚なソースがかかる。ボリュームも味も大満足のメイン。つけあわせのさつまいも、オレンジの皮、しゃきしゃきした根セロリもおいしい。鶏肉とオレンジの皮をいっしょに食べてもよく合った。

 チーズ3種  スティルトン ペコリーノ シャウルス

 追加で二人で一皿チーズを頼む。くるみやレーズンの入った薄切りのパンがついてくる。フランス産のみかと思ったら、ヨーロッパ三国チーズの旅であった。

 すももとホワイトチョコレートのムース 梅のコンポート添え

 季節を感じさせるデザート。コンポートに添えてある梅酒のジュレもさわやかでよい。きれいなピンクのすもものムースは少ししっかり目の固さで酸味がある。ホワイトチョコレートのムースは柔らかく、優しい甘さ。合わせて食べてもおいしかった。

 コーヒー 

 小菓子  クッキー フロランタン

 ほろっとしたクッキーと、やわらかく香ばしいフロランタン。小菓子が出るとより贅沢な気分になる。

 パン バター

 ハカセさんの前菜、自家製スモークサーモンを味見する。出てきたのは薄切りではなく、厚い鮭の切り身。スモークの香りもよくて、表面をさっと焼いた炙りのお刺身を食べているよう。同じく主菜のオマールとにんにく風味のフランを味見。オマールは甘くておいしいし、フランもふんわりやわらかで、にんにくの香りが食欲をそそる。同じくデザートのいちごのミルフィーユとミントのソルベを味見。フィユタージュはぱりぱりで、キャラメリゼされた表面が香ばしく甘く、おいしい。ミントのソルベはふんわりとしていてさわやかにミントが鼻に抜ける。どのデザートも、レストランのデザートならではの品と思う。

 ワインはBASA(バサ)というスペインの白ワインを飲む。ヴェルデホという珍しい種類の葡萄で作られるそうだ。飲んだ後鼻に抜ける香りが今まで飲んだことのないような感じだった。わたしにはもう少し甘くないほうがよかったけれど、おいしかった。

 味もボリュームもとても満足できる店。ランチもぜひ行ってみたい。

 満足して8時半頃から行動開始するが、昨日より人が格段に多く、歩くのもままならない。サンダル履きの素足をベビーカーに轢かれたりする。それでも油天神山、太子山、木賊山、船鉾、大船鉾(休み山)、鶏鉾、月鉾、ハカセさんが昔バイトしていたという郭巨山、四条傘鉾を見て帰る。

 昨日と今日でお祭りを堪能。

 *B Legumes a table (ベー レギューム ア ターブル)

 京都市中京区四条油小路上ル3軒目559―7

 TEL 213―5563

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vendredi 15 juillet 2005

宵々山にワインバー

 今日は宵々山。急遽H嬢とともに出かけることとなった。山鉾を見に回る前に、ワイングロッサリー・ワインバーで軽くのどを潤し、お腹を満たして行く。新町六角とはすばらしい立地で、北観音山のすぐ近く。

 店に行く前に八幡山を見る。店は瓢樹の横のろうじの奥にある。

 まず白ワイン、2002アルザス リースリング トリンバックを飲む。乾いたのどに冷えた白ワインがとてもおいしい。ちょっと酸っぱいさわやかなワインである。あっという間になくなってしまい、次は赤を飲む。2002ブルゴーニュ・ルージュ ドメーヌ・クルセル。ちょっとベリーのような香りのワイン。おいしいと思ったらしっかり書いておかなければすぐに忘れて、同じのが飲めなくなってしまう。記録は大切である。

 料理は田舎風パテマッシュルームクリームのショートパスタキッシュ・ロレーヌを頼む。料理の前の突き出しに、小さなヴィシソワーズが出てくる。これはしっかり塩味で、汗をかいた体においしく感じる。どの料理も味がよい。パテもそんなに脂が強くなく、塩加減もちょうどいいし、パスタもきのこがみじん切りになっていてきのこの旨みがソースにたっぷりと出ている。

 いよいよ出発。まずは上司の町内の鯉山を目指す。途中で浄妙山、占出山、山伏山。鯉山で一灯献じたあとは、アポなしで上司の家を訪ねてみるが上司は不在。奥さんに挨拶して帰る。超迷惑なわたしたち。

 昨日の記事に訂正。鯉山は安産と立身出世と書いたが、安産は占出山と船鉾で、鯉山は立身出世だけだった。

 黒主山を見て、トゥ・レ・ドゥーでパフェを食べるが、ちょっと高いお祭り価格だ。店の脇ではスアンの屋台が出ていて揚げ春巻きを売っている。西洞院を南下して蟷螂山。動くかまきりがかわいくて、人々は写メ撮りまくり。四条から新町南下で船鉾に登る。鉾の上に上がるなんて何年ぶりだろう。上から見下ろすのもまたおもしろい。

 岩戸山を経て高辻を東へ。最終目的の保昌山にて小さな紙のお守りを受けて、今日はおしまい。

 *ワイングロッサリー・ワインバー

 京都市中京区六角通新町西入ル

 TEL 255―0117 日・第三月休

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jeudi 14 juillet 2005

カウント・ダウン

 おやつにミディ・アプレミディチェリーのタルトを食べる。これはまだ食べたことがない。りんごのタルトと同じく表面にバターの風味豊かなさくさくのそぼろがたっぷり振り掛けてあって、焼き込んだチェリーもとてもおいしい。今日はコーヒーといっしょに食べたけれど、ここのお菓子はやはり紅茶といっしょがいいな。このお店も閉店までのカウントダウン。残念なことである。

 4月の人事異動で、ウチに来た上司が遅番の後やけにお疲れなのでどうしたのか尋ねてみると、祇園祭りの準備の当番で、朝6時から道掃きを・・・とおっしゃる。何山ですかと訊いたら、鯉山だという。鉾町の人だったのである。室町通蛸薬師上ル、の鯉山。細いろうじの奥で町内の子供が歌を歌っている、あの鯉山。

 鯉山の お守りさんは これより出ます 常は出ません今晩限り 御信心の御方様は 受けてお帰りなされましょう♪

 といった歌だったか。毎年必ずここには行っているので歌まで覚えてしまった。安産のお守りが授けられる。かわいい女の子や男の子たちが、ろうそく一灯献じられましょう♪などとろうそくを勧める。そのかわいさにろうそくを献じてしまうのも毎年のこと。この山はたしかイリアスだかオデュッセイアだかをテーマにしたすごいタペストリーを持っているのだ。ひき付けられるろうじの奥である。

 上司の息子さんも、低学年のころは歌を歌ってろうそくを売っていたという。女の子と違って、男の子は高学年になると「卒業」するのだそうだ。鉾立てには毎年決まったところの大工さんを呼ぶらしい。そしてその大工さんも、2代目、3代目と代替わりをしていくのだそうな。鉾町の人ならではのいろいろな話が聞けて興味深かった。

 わたしは「休み山」に興味をひかれている。昔は巡行も、17日の先祭りと24日の後祭りに分かれていたほど、今よりも山鉾の数は多かったらしい。度重なる戦火や大火で失われてしまったものがたくさんあるのだ。山や鉾がなくてもお飾りだけはしているところもあるが、数は少なく、なくなったままのところも多い。資料を少しひもとくと、この身近な祭りのとんでもなく長い歴史が見えてくるのだ。

 今年は悪い事に宵山が週末に当たる。更にすごい人出になりそうだ。行きたいところに行き着けないかも・・・。

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mercredi 13 juillet 2005

いよいよ

 いよいよ祇園祭もクライマックスを迎えようとしている。今日13日、鉾立ても進んで鉾町はすでに賑わい出している。準備に大忙しの鉾町の人々、鉾を立てる職人さん、観光客に通行人、見学に来ている小学生たち。いよいよわたしの大好きな夏が始まるのだ。ぎらぎらの太陽にエネルギーをチャージされ、夏は一年で一番元気で過ごせる季節だ。祭りの準備が進むに連れて、わたしの心もどきどきわくわく、胸が高鳴る。

 少し自分をこぎれいにしておくかと、マーノ・コローレに行き、手足をケアしてもらう。足だけの予約で、行ってからついでに手も、とお願いすると、なんとネイリスト二人がかりの施術となった。なんとなくVIPな感じだが少々緊張。しかしやってもらっているうちに緊張も解けリラックスする。朝、歯医者で歯茎にぶっす~っと麻酔を刺された傷心に癒し。

 無事色も塗り終わって、とめてあった自転車まで出してもらって、さようなら、と言ったそのとき悲劇は起こった。いったい何が起こったのか一瞬すぎてわからない。気が付けば右2本、左2本の塗りたてマニキュアがものの見事にむにゅ~とよれている。あせりまくってネイリストに指を見せると、「大丈夫、元通りになりますよ!」と促され、再び店内へ。自分のうかつさにひどく落ち込むが、よくあることです、と慰められ、追加料金なしでお直ししていただいた。お二人のネイリストさん、本当にありがとうございました。いつ行っても感じのいい店である。

 今度は慎重に慎重に動く。今度やったらほんとにバカである。マニキュアが乾くまでの間は近くのテ・コンセプシオンでお茶。アイスロイヤルバニラミルクティースコーンを注文するが、半乾きのこの手でスコーンを食べるのは至難の業である。はたから見るとかなり挙動不審だったろう。それにしてもここのスコーンはおいしい。欲を言えば、クロッテッドクリームはあの倍はあってほしいが、クロッテッドクリームが付くことだけでもポイントは高い。アイスロイヤルバニラミルクティーには、好みで、と温めて柔らかくした蜂蜜とシロップがついてきた。冷たい飲み物に入れるとどうしても蜂蜜は固まってしまうけれど、やさしい甘さがなかなかいい。

 無事「手で」スコーンを食べ終えて、めでたしめでたし。スタンプカードがたまっていてスコーン分500円オフになってなおめでたし。

 *マーノコローレ

 京都市下京区烏丸六条上ル北町181―2

 TEL 344―6330 日休

 *テ・コンセプシオン

 京都市下京区不明門通花屋町下ル高槻町345 リンクス雅遊

 TEL 365―2100 火休

 

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mardi 12 juillet 2005

サン・マンデ再び

 どうしてもあと1回くらいは食べたくなって、ほぼムリから梅田に行く。目指すは阪急、サン・マンデ!!

 売場へ行き、ゲランドの塩キャラメルをまた訊いてみるが、ついさっき売り切れました、とのつれない返事。粘って食い下がるもやはりなし。今度いつ出るか訊いてもわからないと言われる。教えてくれないだけ?

 店員さんにオリーブオイルのソルベの試食を勧められ、食べてみる。とてもなめらかなソルベを口に含むと、さっと溶けて、オリーブオイルのフルーティーな香りがふわっと鼻に抜ける。これはすごい。

 1回目ダブルカップでアプリコットのソルベとチョコレートのグラス。ほんとにここのソルベは口溶けがふわ~っとしている。チョコレートも想像どおり、とても濃くて、練ったチョコレートを食べているようだ。

 迷わず2回目ダブルカップ。いちごのソルベとバニラのグラス。いちごはなんともかわいい味で、子供も好きそうだ。特筆すべきはバニラである。定番中の定番だけれども、そんじょそこらのバニラと違う。とにかく香りがすごいのだ。官能的でありすらする。

 とても濃厚なのに安っぽいしつこさや人工的なフレーバーとは無縁のこのアイスクリーム、関西にもお店、できないかなあ・・・。

 先日のチョコレートの続き。

 シトロネル ライムガナッシュ  酸味の効いたライム風味の白いガナッシュがさわやか

 ラニゼ ストロベリー アニスガナッシュ  ピンクのガナッシュにアニスの風味が効いている。個性的な味。

 プティ・ペシェ ピーチガナッシュ 桃の香りいっぱいの白いガナッシュ

 外側のチョコレートのかりっとした食感と中身のとろっ、の対比がおもしろい。どれもおいしかった。しかし1個たしか273円。ベルギーのチョコといい、フランスのチョコといい、どうしてこんなに高いのか。輸送代金?本国の価格を知ればおいそれとは手が出なくなるのも当然かも。

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lundi 11 juillet 2005

パスカル カフェ

 昨日買ったお菓子を食べる。

 ラ・プラージュのタルトレット・ショコラ。タルトレットにガナッシュを流し入れただけのまったくシンプルなタルトレットで、表面の飾りは一切なし。ガナッシュの美しいつやのみ。ラップに包んで職場へ持って行ってしまったためか、タルト生地がしけっとなってしまった。ガナッシュはねっとりと濃厚でおいしかったので、タルト生地がかりっとしていたらさらにおいしかったと思われる。

 抹茶のポルボロン。抹茶色の10円玉ほどの大きさで厚み1cmほどの小さなクッキー。ポルボロンは、スペインのお菓子で、たしか空焼きした小麦粉と、アーモンドの粉を使うはず。口に入れるとほろっとした食感が心地よい。甘味は極度に抑えてあり、お茶の香りを浮き出させている。

 パスカルカフェショコラデテ(夏のショコラ)。パスカルカフェはフランスはトロワにある有名な菓子店で、去年あたりから日本にも入ってきている。

 ショコラデテは全6種類ある。5℃、つまり冷蔵庫から出したての冷たいままを食べると一番おいしいように設計されている。6種類のうちに一つのみ正方形で、あとは表面がつるんとした小さなドーム型。今回ドーム型のもの5種のみを入手する。

 どれも表面には種類によってニュアンスの違うカラースプレーが吹きつけてあって、少々メタリックな感じ。銀河のようでもあるし、見ようによってはうずら卵のようでもある。

 トスカン フランボワーズ スミレガナッシュ

 またしてもフランボワーズとすみれ。かの地でははやっているのだろうか。冷蔵庫から出し立てなのに中のガナッシュがとても柔らかい。美しい木苺色の鮮やかなガナッシュ。やはりすみれの香りで、複雑な風味になっていてとてもおいしい。

 エキゾティック・エピセ スパイス入りマンゴーガナッシュ

 唯一外側がホワイトチョコレートのもの。これも中身は非常に柔らかい黄色いガナッッシュ。濃厚なマンゴーの味にスパイスがふわっと香って、厚みのある味になっている。非常に美味。

 あと3個・・・。

 

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dimanche 10 juillet 2005

ラ・ギャロワーズとラ・プラージュ

 大阪市立中央図書館へ行く。ここの3階の大阪資料室はすごい。大阪の資料は大阪の図書館で探すのがベストである。わたしが言うのも変だが、図書館はありがたい存在であると思う。利用する立場になるとよりそう思う。使い方次第では、自分の必要とする情報がすぐに引き出せて、コピーなどは実費としての費用はかかるものの、利用は基本的に無料である。しかも大阪市民以外にも門戸を開いていて、貸出すらしてくれるのだ。これに慣れると、情報は無料であるのが当たり前に思えるのは逆に少し怖いところかとは思うものの、ありがたいには違いない。

 いつも巡回している二つのブログで取り上げられていたラ・ギャロワーズで昼食を食べる。小さなドアを開けると、カウンター中心の奥行きの深い店だ。少しバーのような雰囲気でもある。毎朝ご主人が農家を回って持ってくるという泉州の野菜と魚が売り物の店だそうだ。泉州は特になじみのない地域で、野菜も水茄子しか知らないのだけれど・・・。

 2種類のパスタから選ぶパスタのセットは1000円、魚か肉のメインを選ぶセットは1500円、パスタとメインを選ぶコースは2000円。おいしいと聞いていたので欲張って2000円のコースにする。

 前菜盛り合わせ  生ハムのサラダ かぼちゃの冷たいスープ 新玉ねぎのキッシュ

  スープはかくし味にカレー?と思ったのはたぶんクミンだろう。家でもやってみたくなる組み合わせ。キッシュはアパレイユがふんわりしていて、玉ねぎの香りと甘味がおいしい。

 泉南の水茄子入りトマトソースのスパゲッティ

  量はパスタのセットのよりも少し少なめ。火を通しても歯ごたえの残る水茄子がおいしい。トマトソースは少しセロリの香りがするような気がした。穏やかなおいしいソース。

 ポアレミスト  すずき しまあじ さばふぐ しらさえび

 メインはやはり魚を選ぶ。たっぷりの魚の下には、玉ねぎ、新じゃが、アスパラ、にんじんなどいろいろな野菜のソテーがたっぷり添えられていて、これがまたおいしい。魚は表面がかりっと香ばしく焼けていて、どれもおいしい。いろいろな種類があるので、味の違いがよくわかって楽しい。驚いたことに、一皿ごと魚の構成が違ったのだ。他のお客さんのお皿にはまた違う種類の魚が載っている。隣の人の、鮎と鱧はちょっと食べたかったな。

 パン 自家製のごまをまぶしたパンとローズマリーのフォカッチャ

 コーヒー

 デザートはなくてコーヒーが出る。泡立てたミルクが添えられる。食後のコーヒーにはミルクと砂糖はいれないのだけれど、せっかくなのでカフェミストにして飲む。

 なぜかティファニーを思い切り主張している食器。TTTTTTTTがふちにいっぱい(笑)。

 さすがに魚と野菜をうたっている店だと思った。また来てみたい。

 パティスリー・プラージュへ行く。タルトレット・シトロンイヴォワールタルトレット・ショコラ抹茶のポルボロン金柑のマーマレードを購入。

 イートインがなかったので、タルトレット・シトロンとイヴォワールの生菓子二つは、近くのモスバーガーで不法持込(?)をして食べる。

 タルトレット・シトロン アーモンドクリームのタルトレットにレモンクリーム。フランボワーズとホワイトチョコレート

 黄色い表面はつやっとナパージュがかけられ、うっすらと細かな金粉がちらしてあり、美しい。レモンクリームは強い酸味ではないが、甘酸っぱく、とろんとしておいしい。固めに焼き上げられたアーモンドクリームの中にはフランボワーズが焼き込まれ、その上に薄くホワイトチョコレートが塗ってある。タルト生地も固め。

 イヴォワール  コアントロー風味のホワイトチョコレートのムース。苺とリュバーブのジャム、スポンジ

 上には削ったホワイトチョコレートと生のブルーベリーが載り、側面は細かなケーキクラムがつけられている。コアントロー風味と書いてはあったが、ほとんど感じられない。リュバーブの酸味がアクセントになっているが、全体的にはそうインパクトのある味ではない。

 タルトレット・ショコラは明日。抹茶のポルボロン、金柑のマーマレードは明日以降食べる予定。

 なんだかんだで西長堀から心斎橋さらに後に谷町六丁目から梅田までがしがし歩く。おかげで胃もたれなし。

 梅田阪急にて8月2日まで出店しているパスカル・カフェにて5種類のショコラ・デテ(夏のショコラ)を買う。しばらくお菓子には事欠かない。

 歯を酷使したばちがあたったのか夜、歯を磨くと治療中の歯の仮歯がぽろっと取れる。予約もないのにまた明日行かなければ・・・。思い切り鬱になる。

 *ラ・ギャロワーズ

 大阪市西区新町1―23―2 TBビルディング1F

 TEL 06―6532―5603 不定休

 *パティスリー ラ・プラージュ

 大阪市中央区北新町3―7 

 TEL 06―6949―3938 月休

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グラスリー〔サン・マンデ〕

 これは特筆したい!と思ったので記事を独立させる。

 梅田の阪急の地下1階に、期間限定で出ているグラスリー〔サン・マンデ〕のグラス(アイスクリーム)とソルベ(シャーベット)を食べる。ブリュノ・アイムというグラシエ(アイスクリーム職人)の店で、フランス直輸入なのだそうだ。

 試食をやっていたので、バナナのグラスをもらって食べてみる。一口食べただけでかなりおいしいし、違いがわかる。次に薄ピンクがかわいいハイビスカスのソルベを食べてみる。想像していたより酸味はないけれどハイビスカスの微妙な香りが生きている。さっそくダブルカップで、白桃のソルベとパン・デピスのグラスを注文する。

 パン・デピスは、濃厚なバニラのグラスに砕いたパン・デピスがたっぷり練りこまれていて、スパイスの香りもよくてとても美味。白桃のソルベはねっとりと濃厚で、桃の味と香りがすごい。さっぱりとしたソルベではないのだ。うっとり。

 あまりにおいしかったので、さらにシングルカップで色鮮やかなフランボワーズ(すみれ入り)を食べる。ソルベなのに、キーンとダイレクトに冷たさが伝わってくるような感じではない。泡・・・かな。抱いた空気が緩衝材のようになって、丸みのある冷たさが舌に伝わる。ふんわりした冷たさと食感。味はとても個性的で、すみれが主張しているのだろう、複雑な風味である。バイオレットのリキュールではなさそうだ。本物のすみれの花を使っているのだろうか。かなり個性的なので好みは分かれるかもしれないがわたしはとても気に入った。

 ここのグラスとソルベはどれも、甘く、濃厚で、素材のエキスがぐっと濃縮されているような感じ。素材以上に素材を感じさせてくれる。好きな人に食べさせたくなる味。

 メニュー表を見れば、ちょっとめずらしい味のものがたくさんある。ゲランド塩キャラメル、スズラン、セロリ、なんていうのも。日替わりで出すメニューが違うとのことだ。ぜひゲランドの塩キャラメル味が食べたかったので訊いてみると、初日に出して完売してしまったとのこと・・・。非常に残念である。

 値段はダブルカップが400円。シングルカップが280円。量も少なくはない。このクオリティを考えれば、この値段は安い。先日のBABBIほどの値段がついていても納得するだろうし、こちらの方が断然おいしいのだ。

 残念ながらテイクアウトがなかった。もしあったら全種類を買っていたかもしれない。梅田阪急に出店しているのは19日までだそうだ。もう一回くらいなんとかして行きたいものだ。小倉伊勢丹に常設店があるようなので、もしかするといつか京都の伊勢丹にもプロモか何かで出るかもしれないな、と期待している。

 今日一番のわたしのトピックスはこれ。19日までに大阪へ行かれるお菓子好きさんにはぜひおすすめしたいと思う。

 *グラスリー〔サン・マンデ〕 小倉伊勢丹 BF

 福岡県北九州市小倉北区京町3―1―1

 TEL 093―514―1897

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samedi 09 juillet 2005

鱧寿司とチーズとクレマンと

 先日買った、クレマン・ド・ロワール ジャン・マリー・ペネを飲む。お供はワインに合わせてお店で勧めてもらったシェーブル、「ブシェット・ブランシュ」に、出勤前にルークに寄って買ってきたアルブルという名の、くるみ、干しいちじく、レーズン、オレンジピールがたくさん入ったパン、現在大丸に出品中の、岡庄鱧寿司、夏の味。etc.

クレマンは、コルクをはずしただけでふんわりとよい香りがする。よく冷やして飲めばさわやかに乾いたのどを潤してくれる。『神の雫』みたいに、一口飲んだだけで草原に一陣の風が吹き・・・なんて境地には素人のため到らないが、とてもおいしい。ブリュットだから甘くないのもいい。甘いお酒もあるけれど、ごはんと一緒はいやなのだ。このクレマンは、ソーヴィニヨン・ブランという品種を使っているのだと、お店の人は説明してくれた。いろいろ飲み比べられたら楽しいだろうと思う。meganekunという方のブログで知った、おいしいワイン。ありがたいことである。

 シェーブルもとてもおいしい。ワイン・グロッサリーでは、チーズを真空パックはしていなくて、紙で直接包装してあり、食べ頃のものが売られているのだそうだ。表面は少しとろっとしていて、中は白く、シェーブル独特のほろっとした食感でさわやかな酸味がある。一口食べただけで感動・・・。ルークのアルブルもチーズとよく合う。さすがはイル・ギオットーネでチーズのお供に使われているだけある。オレンジ・ピールの香りもよくて、くるみもこれならくるみ嫌いにもOK。なのにくるみ好きの父、いたく気に入る。あとでドッフォのクリームチーズ(オレンジ)をつけてもおいしかった。

 岡庄はこれまでに何回か仕出しでお世話になっていたのだが、先日、さんこさんの研修先だったとうかがって、さらに親近感を持ち、先日見かけておいしそうだった鱧寿司を買ったのだ。寿司飯の間に青紫蘇が挟んであって、さわやかな風味を鱧に添えている。ワインと合うか合わないかは詳しくないので正直あまりわからないのだけれど、とてもおいしくいただく。

 鱧寿司二切れとクレマンをグラス1杯ほど、帰りの遅くなる弟に残しておいてやったわたしはやさしい姉かも??

 *ルーク

 京都市下京区西洞院通七条上ル西側

 TEL 361―6789 木休

 *岡庄

 京都市南区御前九条上ル

 TEL 691―2345

 

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vendredi 08 juillet 2005

なかじんロール

 家に帰ると、前に注文していたなかじんロールが届いていたので夕食後食べてみる。虚無蕎望なかじんという蕎麦の店が作っている、蕎麦粉でできたロールケーキだ。砂糖は和三盆、卵は有精卵、と他の材料も厳選したものを使っているらしい。虚無蕎望なかじんに行ったことはないのだが、もともとそこでデザートとして出されていたものらしい。

 表面はつやっとした濃い焼き色で、生地はきな粉色と象牙色の中間くらいの色、クリームはそれよりもやや明るい色合い。どことなく和菓子のような雰囲気を漂わせている。少し室温に戻して、蕎麦茶といっしょに食べる。

 生地に甘味はほとんどなく、とてもあっさりしている。ふんわりではまったくなく、しっとりというのとも違うような気のする食感。さっくり、でもないけれど、歯切れよく粘らない。クリームの巻いてある面にシロップが打ってあって、そこは甘味がある。シロップには蕎麦の蜂蜜と蕎麦焼酎が使ってあるそうで、なるほど独特の蜜の香りがする。クリームもなぜか少し粉っぽさを感じる不思議な食感。

 これは洋菓子としてのロールケーキではなく、たとえば一六タルトのように、ロールケーキの形をした和菓子なのだと思う。洋菓子と思って食べると違和感があるかもしれない。ほかにはない、かなり個性的なお菓子であるので、好みが分かれそうである。

 *ナカジンスイーツ

 京都市東山区古川町547―2

 TEL 525―0266

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jeudi 07 juillet 2005

『神の雫』

 昨日、ワインを買ったので、芋づる式(?)な書見をする。

 『神の雫』 (モーニングKC) 亜樹 直/作 オキモト・シュウ/画 講談社 2005年 1~2巻

 グルメまんがならぬワインまんがである。ワインを一口飲んだだけで登場人物の心の中では、クイーンのライブが始まったり、苺畑で乙女が振り返ったり、回転木馬が回ったりするのである。いやはやすごいことになっている。確かにワインの香りや味を表現する語彙はとても豊かで興味深い。ソムリエの訓練は、まるで調香師の訓練のようでもある。昔、そんなことを知らなかった若い頃、フランス料理店のワインリストの説明に、「火打ち石の香りがします」と書いてあって、火打ち石ってどんな匂い?と面白半分でそのワインを頼んだことを思い出した。白ワインだったけれど、どこのなんというワインなのかはまったく記憶にない。それは本当に火打ち石の香りなのだろうか。火打ち石とワインを並べて試してみたいなあ。

 ワインに詳しい人は、このまんがを読んで、深く頷いたりするのだろうか。ワインは好きだけれどあまりよく知らないのでいつも適当に飲んでしまっているわたしでも、出てくるワインを飲んでみたくなる。しかし、しっかりメモでもして行かなければ、ワインショップへ買いにも行けないのだった(笑)。巻末にワインのコラムもあって、面白くてためになる、そんなまんがである。

 

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mercredi 06 juillet 2005

BABBIのジェラート

 研修が終わった後、少し時間があったので大丸へ行く。8月2日までの期間限定で、地下にBABBIのジェラート売場ができたというので、食べてみる。

 BABBIはイタリアの菓子店で、2002年からは日本にも上陸し、東京を中心に店を出している、やたらと値の張るチョコレートウェファースを売っている店だ。もっとも、他の輸入チョコレートと同じく、高いのは日本国内においてだけであって、イタリアではもっともっと安いのかもしれないが。

 さて、ジェラートはどうか。二種類を選べる、ピッコロというサイズを選び、カップに入れてもらう。ピッコロという名前どおり、ワンスクープは、サーティーワンのキッズサイズより小さい。それが二つに、ワッフルのようなウエファースが添えてある。値段は682円。かなり高い。

 プリンマンゴーの2種類を選ぶ。カップは紙ではなく、丈夫なプラスティックのもの。使い捨てにするのがもったいないような感じで、容器代も加算されているのかとふと思う。さらに厚紙の土台まで付いてくる。肝心の味は、おいしい。特にマンゴーは、濃厚な生クリームとマンゴーを合わせたような感じである。添えてあるウエファースの味もいい。しかし、値段ほどのことはあるかな、というのが正直なところ。同じく高いアイスクリームに、ピエール・マルコリーニがあるが、そこにはそれだけの感動と、特にチョコレートのソルベなど、新鮮な驚きとがあったのだけれど、残念ながらそこまでは感じられなかった。おいしいのだけれど、要するに値段との釣り合いの問題なのだ。

 ワイン・グロッサリーに行き、ジャン・マリー・ペネというクレマン・ド・ロワールを買う。ベルクールで出されていて、おいしいと人気が出たクレマンだそうだ。レジ横をふと見るとチーズの冷蔵庫が目に入った。前にはなかったような・・・?コレステロール問題があるので(泣)、あまり家では食べない、買わない、を守っているのだけれど、「ワインに合うチーズをお選びします」みたいなことが書いてあったので、誘惑に負ける。週ごとに、東京のフェルミエというチーズ専門店からの入荷があるらしい。お店の人に、さっそくクレマンに合うチーズを訊いてみる。ロワール地方の白かびとかいくつか勧めてもらうが、その中から、ブシェット・ブランシュというシェーブルを買う。シェーブルが好き、と言うと、今が旬ですし、これはあまり市場には出回らないものですよ、と言われ、期待感がさらに高まる。今日はまだ飲まない。土曜日に飲もうかな。わくわくである。

 *ワイングロッサリー

 京都市下京区四条通堀川西入ル北側

 TEL 841―3058

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mardi 05 juillet 2005

ル・ペール

 朝から歯医者でいつも以上に時間を食った上、何かと忙しく、疲れていたのだが、夕方にアンジェロの予約があるので午後遅くから街へ出る。約束の時間までバーゲンをのぞいて、ル・ペールにて抹茶チーズケーキを食べる。

 もう10年以上も前になるが、あの界隈にさくら庵やル・ペールといった小さなケーキ屋がぽつぽつとできた時期がある。当時は何回か行った記憶はあるけれど、近年はまったくご無沙汰だったところ、ふと思い出して行ってみる。

 抹茶チーズケーキは、光に当たると抹茶の色が退色するということでショーケースには出ておらず、見本があるのみ。有無を確認してから注文する。ここの看板メニューのようであるが、食べたことはない。1個390円。

 鮮やかな緑色の表面はきつね色で、どことなく焙じ茶を思わせる色合いである。ニューヨークチーズケーキのような、しっかり目の食感であるが、チーズの味はあまり強くはない。甘味はあまりなく、抹茶の苦味がはっきりとしている。甘さ控えめのお菓子はあまり好みではないが、これは苦味をはっきりと出しているのでおいしい。菓子職人の「お抹茶焼き」に似ているが、お抹茶焼きのほうがチーズの味も甘さも強い。

 テーブルにご意見ご要望を書き込む手帳があった。ぱらぱら見ると、修学旅行生の書き込みが多い。中高生に人気の店なのだろうか。

 *ル・ペール

 京都市中京区御幸町通錦小路上ル船屋町389

 TEL 256―7272 水休

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lundi 04 juillet 2005

アルザス

 さっちゃんとみーさんと、アルザスに行く。3人で会うのは久しぶりで、仕事のことやなんやかやをしゃべるしゃべる・・・。おいしいものと一緒だからなお楽しい。

 少し不便なところにある、小さな店。間口は狭いけれど、そこだけ強引に「フランス」を主張している。地元のお客が多いようで、50代のおばさんたちも慣れた様子で次々とオーダーしていく。

 3人で食べたものは・・・、

 前菜盛り合わせ  ハモン・セラーノ サラミ パテ 半熟ゆで卵のマヨネーズ乗せ サラダ菜や水菜などのグリーンサラダ きゅうりのピクルス

 レバーの風味の効いたパテ。生ハムもおいしい。きゅうりのピクルスは今までに食べたことのない独特の風味でとても美味。

 ニース風サラダ

 サラダ菜、水菜、プチトマト、隠元、じゃがいも、ゆで卵、ツナ、アンチョビのサラダ。お皿はサラダの山のよう。

 タルト~(名前を失念)フランベだったかな??

 木の板の上に大きなまま出てきて驚く。周りがかりかりに焼けた薄い生地に、生クリームかベシャメルソース(?)、たっぷりの玉ねぎと刻んだベーコンが載って、仕上げに粗挽き黒胡椒が振ってある。

 生地のかりかりの食感がとてもいい。クリーミーなソースと甘い玉ねぎ、黒胡椒の香り。おいしくて食が進む。とても気に入った。

 シュークルート

 ここの看板料理だそうだ。アルザスだから。お皿にはシュークルートの山。塩漬けの豚肉、ソーセージ、ベーコン。好みでマスタードをつけて食べる。シュークルートの酸味がつんと来ず、まろやかな味である。発酵食品独特の深い折り重なった味がする。入れられたジュニパーベリー(?)がさらに複雑な風味を出している。

 マラスキーノのアイスクリーム

 バニラアイスクリームにマラスキーノがたっぷりかけられ、ほろ酔いになるほど。

 ヌガー・グラッセ

 香ばしいアイスクリームにアーモンドとレーズンがごろごろ。コーヒーの風味もする。ナッツ苦手のわたしも夢中になりそうなおいしさ。

 グラスワインシトロン・プレッセ

 パン  はついてくるがバターは200円のようだ

 リースリングやゲビュルツトラミネールやアルザスのクレマンがグラスで飲めるかなあと思ったけれど、それはないようだった。ボトルではあるのかもしれないがリストをよく見なかったのでわからない。シトロン・プレッセはお盆にレモンの果汁を入れたグラス、お砂糖、瓶に入った水を持って来てくれる。

 「うちは(量が)多いですから」とご主人が注意(?)してくれるがその言葉にたがわずデザートまでかなりのボリュームなのだけれど、どれもおいしいのでどんどん食べられてしまう。しかしいろいろなものを食べたいと思ったら、少なくとも4人は必要か?3人でこれだけ食べても一人2700円ほどで良心的な価格。

 『クレア・ドゥエ』に掲載されたすごい迫力のシュークルートの写真に魅せられてしまったのだが、期待どおりのおいしい店である。「フランス風」がはったりではないところがすごい!

 *アルザス

 京都市左京区一乗寺西閉川原町29―9

 TEL 723―2703 水休 

  

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dimanche 03 juillet 2005

フルーツサンド

 夕食の献立を考えあぐね、仕事帰りに四条大宮のモリタ屋をふらふらしていると、冷蔵ケースにヤオイソフルーツサンドがあった。「フルーツが2倍!スペシャルサンド」と書いたシールが貼ってある。確かにフルーツの厚みがすごい。ごろっと入っている感じである。フルーツの迫力に負け、フルーツサンドはどちらかと言うとあまり好きではないくせについかごに入れてしまった。6切れ入って788円。いい値である。

 米を食べずに(食パンだからね)食後3切れほど食べる。中のフルーツはいちご、キーウィ、パパイヤ、ハネデューメロン、パイナップル。中のクリームがとてもおいしくて、フルーツも果汁たっぷりである。う~ん、しかし・・・。生食パンというのがなあ・・・。ケーキに挟んであったらなあ・・・。フルーツサンドはかなり好みの分かれる食べ物であると思う。わたしはやっぱりあまり得意ではないようだ。でもこのヤオイソのフルーツサンド、ハイレベルで、フルーツサンド好きにはかなりおいしいと見た。

 *ヤオイソ

 京都市下京区四条通猪熊西入立中町488

 TEL 841―0353

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samedi 02 juillet 2005

松屋長崎

 休憩時間のおやつに、松屋長崎マドレーヌを食べる。ここのマドレーヌは、フランス菓子のマドレーヌとは味も食感も異なる、唯一無二、「松屋長崎の」マドレーヌなのだ。

 形は貝型ではなく円形で、形はよくあるマドレーヌ。剥がして食べる型の敷き紙も昔風なデザインなのがかわいい。かさの割に持ち重りがする。表面は照り良く薄狐色に焼けている。ミルキーなとても甘い香り・・・。

 生地は、卵白だけの配合かと思われるように白く、密であり、食感も見た目のとおりにしっとり、もっちり。甘さ控えめが好きな人は甘いと感じるかもしれないが、この香りと食感にはこの甘さでなければ・・・。1個150円しかしないのに上級の幸福感に包まれるお菓子。

 カステラ同様、予約したほうが確実だけれども、ふらっと行ってもあることもある。いつもビミョーに開いているのか閉まっているのかわからない店だけれど、だめもとで中に入ってお姉さんに聞いてみればあるかも・・・?この期待感もちょっといい。ばら売りは5個から。

 備考。保存料などは入っていないので早めに食べること。暑い時期は冷蔵庫保存がいいと思うけれど、やはり焼き菓子であるから、室温に戻して食べること。冷蔵庫から出し立ては少し固いのだ。

 *松屋長崎

 京都市中京区丸太町通室町南東角

 TEL 231―7272 日・祝休

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vendredi 01 juillet 2005

ロンドンティールーム

 ライブである!氣志團である!怒髪天である!「いい年をして氣志團・・・」と弟にあきれられながらも嬉々として出かける。ZEPP大阪で、氣志團、CRAZY KEN BAND、怒髪天の3バンドが出演する、濃い~~いイベントがあったのだ。わたしの当初の目的は氣志團。一度氣志團を見てみたいと言っていたわたしに、O下殿が声をかけてくれたのだ。O下殿の目的は、むろん氣志團ではなく、怒髪天とCRAZY KEN BANDである。

 ところが事前に怒髪天のCDを聞かせてもらったら、わたしも怒髪天が気に入ってしまった。毎日パソコンの友に怒髪天。だんだんと今日のライブも怒髪天メインな気持ちになってきていたのだった。

 ライブは本当に楽しかった。CRAZY KEN BANDも気に入った。基本的に楽器のうまいバンドが好きなのだ。怒髪天はとにかく熱い。MCも面白くて、笑ったり踊ったりしている内にあっと言う間に時間が過ぎる。やはり氣志團はすごい人気のようだ。ファン層も若く、みんな元気で黄色い声が飛び交う。一種怖いもの見たさというのもあったのだが、実際ライブを見てみると、なかなかにおもしろい。メンバーとファンと両方の踊りを見るのが楽しい。人気があるだけのことはあるのだ。

 音楽に詳しいわけではないので、レビューもできないし、感想もうまく述べられないけれど、とことん楽しませていただきました。O下殿、ほんとにありがとう。

 ライブ前の腹ごしらえに、堂島のロンドンティールームに行く。前回も今回も大阪のライブ前はなぜか「イギリス」である。

 店は堂島アヴァンザの向かいにある。地下なので、明るくはないが広く、席もちょっとしたコンパートメントのようになっているので落ち着ける。

 料理やサンドイッチやケーキなどを組み合わせたセットものがとても多い。パンプキングラタンとベーコン・ポテトのサンドイッチとサラダのついた1050円のセットにプラス100円でスコーンをつけてみる。セットに付いている飲み物は、おいしいと定評のある、アイスロイヤルミルクティーを頼む。

 食べ物はまずまずといったところであるが、アイスロイヤルミルクティーのおいしさは特筆すべきものがある。金属のマグに並々と注がれたそれは、香りも抜けてはいないし、こくがある。ミルクティーは甘い方が好きなので、シロップを多めに入れて飲むが、甘さにこくが負けないのだ。氷もたくさん入っているのに、時間が経ってもあまり薄くもならない。単品なら600円だから、各種セットはかなり得なようだ。

 ここのスコーンは小さめに丸く形作った柔らかいもの。ホイップクリームとブルーベリーといちごの2種類のジャムがついてくる。この店では、デヴォン洲のクロッテッド・クリームを販売しているのに、スコーンにはホイップクリームなのは非常に残念である。スコーンにはやはりたっっぷりのクロッテッド・クリームがほしいところである。

 近年はずっとごぶさたしている店、再訪するもまた楽し、である。

 *ロンドンティールーム

 大阪市北区曽根崎新地2―1―23 堂島Fビル B1F

 TEL 06―6347―0107  無休

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