フェルトン・ロード
三条高倉、クレッセントにて、WGのワイン会。今回はニュージーランドのフェルトン・ロードで、このワイナリーの醸造家のブレア・ウォルターさんは、天才の誉れ高い方なのだとか。わたしはこちらのワインを飲むのは初めてだし、ニュージーランドのワインもあまり飲んだことはないのでとても楽しみ。
お店に着くと、奥のプラネタリウムのようなバーに通され、ウエルカムドリンクのカヴァを一杯飲みながら、P師、かもめさんとおしゃべりしながら開始を待つ。
今日のテーブルは、こんなマダムになりたいものだといつも憧れているWGの社長さん、Hさん、かもめさんとご一緒で、緊張しつつも楽しいテーブル。いろいろなお話を伺えるのがこういう会のおもしろいところだと思うんだけど・・。
お料理は、あらかじめシェフがワインを試飲して決めたとのこと。
鱧のマリネ、焼き霜仕立て 天然の山モモを使ったヴィネグレット
ブルターニュ産コクレ・キュイスとアオリイカのガレット アサリ風味のハーブソースをしょうがのアクセントで
伊勢志摩産 真鯛のポワレ 夏野菜のコンポート仕立て ワタリガニのソース
ヴァンデ産バルバリー種スプレームのロティ タスマニア産粒マスタードとシェリーヴィネガーのソース 新ごぼうのエクラゼ
デセール バニラを浮かべた赤肉メロンと白桃のスープ しば漬けの冷たいマカロン
コーヒー
まず第一のワインは、ドライ・リースリング S 2007。Sというのはスクリューキャップを使っているという意味のS。
フェルトン・ロードでは、ピノ・ノワール、シャルドネ、リースリングの三種類のぶどうを作っているのだそう。ワイナリーのある、南島のセントラル・オタゴは、寒暖差が激しい乾燥した土地。詳しいセミナーがお昼にあったのだけれども残念ながらわたしは不参加。P師が詳しくレポートされているのでリンクを貼らせていただきます。
リースリングだけでも4種類作っておられるのだそうで、このドライ・リースリングはその名のとおり、残糖分が1リットル当たり3.5gというドライなもの。アルコール度は少し高いということなのだけれど、そのヴォリュームを意識させないくらい印象は軽やか。オイリーな香りもさほど強くなく、和食にも合いそうな感じ。
次は、シャルドネ ブロック 6 Mg 2004。Mgは、マグナムボトル。色がとても濃い。香りにすごく特徴があって、考えていると、「とうもろこし」と、かもめさん。確かに確かに。後でHさんがブレアさんに聞いてみてくださったところ、確かにそんな要素もあるようで、当たったねぇ・・と笑う。
ブロックというのは畑の区画の名前でもあって、作っていった順番に、ブロック13まであるのだそう。
もちろんしっかりとした樽の香りも。新樽比率が高いのだそう。どっしりとした重厚な印象のシャルドネ。
次からは、ピノ・ノワールが3種類。特に、ブロック3とブロック5は、非常に希少価値のあるワインなのだとか。
ピノ・ノワールS 2004。スタンダードライン。甘すぎず、華やか過ぎず、とても繊細な印象。アメリカにせよ、ニュージーランドにせよ、とにかく「濃く、甘い」という先入観があるのでちょっと意外な感じがした。2004年は難しい年だったのだとか。
ぶどうのジュースを絞るときに、茎などを取らないでゆるく絞っているとのこと。
ピノ・ノワール ブロック 3 Mg 2003、ピノ・ノワール ブロック 5 Mg 2003。
両方とも、マグナムボトル。その違いを表現しなさいと言われれば難しいのだけれど、わたしでも違うことはわかる。ブロック5はずば抜けて、ぎゅっと詰まった感じがする。色も濃いし、強いピノだと思った。
ニュージーランドのワインと、よい出会いをしたと思う。
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